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日本が誇るシンセサイザーメーカーといえばYAMAHA、Roland、Korgなどの名前が浮かびますが、忘れてはいけないのが「カシオ計算機(以下CASIO)」の存在です。
誰もがその商品名を耳にしたことがあるポータブルキーボード「カシオトーン」シリーズの他にも80年代から90年代にかけて、独自のPD音源を搭載したデジタルシンセ「CZ」シリーズや、その後継にあたる「VZ」シリーズ、サンプラーのFZシリーズなどの良質の電子楽器を生み出してきたCASIO。最近ではハイグレードキーボードとして作曲から録音まで可能なCTKシリーズや気軽なミニキーボードなどもリリースしていましたが、本格的なシンセサイザーが何年もリリースされないままでした。
そしてこの度発表された「XW-G1」「XW-P1」という新製品2機種は、我々が待ち望んでいたまさしく「シンセサイザー」!「あのCASIOがまたシンセを作るらしい」と噂にはなっていましたが、ようやく本日公式Webサイトでお披露目です!
ライブ向けの音作りと演奏表現にこだわったシンセサイザー。往年のアナログシンセサイザーの音を再現したソロシンセサイザー、最大6種類の音色を重ねた厚みのあるサウンド へクスレイヤー、9連スライダーで操作できるドローバーオルガンなど620音色をプリセット。本格的な音作りが可能。
デジタル機器を駆使したクラブDJのプレイが楽しめるシンセサイザー。ステップシーケンサー、フレーズシーケンサー、音を重ねて録音できるサンプルルーパーなどを駆使し、まるでDJのようなダンスミュージックをリアルタイムにプレイ可能。
CASIOはこの個性溢れる2つのシンセサイザーで、何年も遠ざかっていた「本格派シンセサイザー」というフィールドに舞い戻ってきた訳ですが、いまだこのシンセサイザーの実力は未知数。往年のCASIOシンセファンのみならず「CASIOって楽器も作ってたの?」と驚いている方も気になるところでしょう。Rock oN Company 2012 NAMM ショー・レポートでできる限りの詳細をお伝えいたしますので、もう少しだけ待っていてください!
記事内に掲載されている価格は 2012年1月19日 時点での価格となります。
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