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製品情報

製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。

08
Nov.2016
製品情報

2016楽器フェアレポート – SYNTH FEST 16 -Instruments編

2016年11月4日(金)~6日(日)まで東京ビッグサイトで開催された『楽器フェア』レポート!

楽器フェアはコーナーエリアごとに特徴を持った展覧会になっていて、その一つがこの「SYNTH FEST」になります。

SYNTH FEST とは

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シンセサイザー、デジタルオーディオを扱う13社と一般社団法人 音楽電子事業協会(AMEI) が出展、さらにSYNTH FEST 16の周辺にヤマハ、ローランド、コルグが並ぶため、この3社のブースの一部を含めて“SYNTH FEST 16は16団体1社”として巨大なシンセゾーンとなっています。海外ではNAMMショーやベルリンのSUPER BOOTHも盛り上がり、今回のSYNTH FEST 16は国内外の最高峰シンセ・デジタルオーディオが集結・体感できる国内最大級のイベントとなります。SNSで世界中への拡散もいたします。シンセファンはもちろん、あらゆる楽器ユーザー、そして楽器業界の方々にも向けて、たっぷり魅力を発信します。

では早速いってみましょう。

KORG

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ブースの中にステージを置く大きな出展をしていたKORG。立ち寄った時はちょうどイベント中で、大変な人だかり。

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monologue

12月下旬に発売予定の新製品、monologueを弾いてきました!minilogueのDNAを受け継ぐ、ニュージェネレーションのアナログモノシンセ。単なるminilogueのモノ版ではなく、回路を専用設計された全く新しいシンセなのです。その証拠にmonologueのサウンドは、minilogueのような華やかさと多彩さを持ちながらもズ太い!サブOSCの存在感が素晴らしいです。このサウンドとサウンドメイクの幅、そして16ステップシーケンサーほか現代的な制作に馴染む機能で¥34,000(税別)ということですから、発売当初は取り合いになる人気だと思います。

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意外とREDが落ち着いた色合いでした。個人的にはGOLD一押し!

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ARP ODYSSEY FS

参考出品のレアシンセを発見!ARP ODYSSEY FSはなんとフル鍵盤のARP ODYSSEY!FSは「フルサイズ」の略のようです。これぞ完全復刻!

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KLONOS LS

こちらも参考出品。KLONOS LSは、通常ピアノタッチのRH3鍵盤のモデル(88鍵 , 73鍵)もしくはセミウェイテッド鍵盤(63鍵)のみのラインナップですが、これはシンセタッチのLS鍵盤を搭載したモデル。ボディカラーもサイドパネルも特別仕様です。

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そして一部で噂のStαndardというキーボードスタンド。詳細が分かったら随時お知らせします。
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VOX Continental
KORGとノリタケが共同開発する新世代真空管のNutubeが採用された初めてのキーボード。NAMM 2016に出品されたリバースカラーキーボードと同じモデルのようです。元々VOX Continentalといえば60年代に生産された電子オルガンでした。こちらも電子ドローバーらしきものが装備されているのでオルガンの可能性が高いですね。

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KORG

ATV

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aFrame
10月下旬にエレクトロオーガニック・パーカッション aFrameの発表を行ったばかりのATV。パーカッショニストでありaFrame開発アドバイザーでもある梯郁夫氏がひっきりなしに他メディアの取材に応えていました。

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なんとATVブースではaFrameの試し打ちが可能。実際に叩いてみました。

フジゲン製の竹フレームがツルツルと優しい肌触りでよく手に馴染むaFrame。叩き心地は練習用ドラムパッドのような手触りですが、ヘッドホンからはエレクトロニックなパーカッションサウンドが流れます。確かに、手の繊細な打感に反応してシンセサウンドやエフェクトが可変していくのを感じます。音色によっては、気持ち良い音を出すためにある程度の練習を要するものもあり、まさしくATVが目指す「楽器」を体現した製品だということが感じられました。

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梯郁夫氏に叩き方のコツも教えていただいたのですが…。もっと練習します。

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aD5

電子ドラム音源aD5。こちらも試打ができます。楽器フェアにはドラムメーカーも多数出展していて、各社の叩き比べをしに日本中からドラマーが集まりますが、aD5を試す人たちはそのレスポンスの速いサウンドに感心しながら一打一打を打ち込んでいました。
ATV

Roland

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巨大なブースを構えるRoland!9月9日の「909の日」に行われたオンラインフェスティバル「ザ・フューチャー・リディファインド(The Future. Redefined. ~Unleash Your Creativity~)」で発表されたばかりの新製品に注目が集まっています。
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SYSTEM-8

プラグアウト搭載のVAシンセ。非常に解像度の高いサウンドと、ともに128段階に収まらない桁違いの解像度を持つツマミによる滑らかなパラメーター変化は、まさしくRoland VAの最進化系!

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TB-03 / TR-09
デジタル回路で復活した303と909。こちらは一度音を出すとなかなか手放さず、長時間楽しんでいる人が多かったです。ヘッドホンでの試聴なのですが、時折目を閉じてTB-03のツマミに全身全霊を注ぎ込んでいるマニアが印象的でした。
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Rolandが輸入を始めたAston Microphone。元は某マイクメーカーの開発陣だったAstonさんが、UK発のマイクブランドを設立したい、との思い出立ち上げたブランド。ただ華やかなだけでなく、すべてが理にかなった機能美で彩られている大注目のマイクブランドです。

Roland

REON

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みなさんご存知の有名人もふらり立ち寄っていた、大阪発祥のシンセブランドREON。

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スーツケースにずらりと並んだ圧巻のdriftbox。さらに見慣れないピンク色の新型も発見!詳細は別途お伝えします。どうぞお楽しみに。

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いま、REONでは鍵盤付きの新製品『Driftbox X  synthesizer』をリリースすべく、クラウドファンディングを募集中です。
鍵盤付きフレームにdriftbox2基相当のモジュールを選んで格納できる、REON流のモジュラーシンセ。

【製品の概要】
  ※オリジナルセレクション (※自在に着脱可能です)  
  ⇒  ユーロラック互換 新型driftbox W_S、R_S_midi , SE_S音源
  ⇒  ユーロラック互換 新型driftbox J_S, C_S、サウンドエフェクト
  ⇒  ユーロラック互換 新型driftbox Q シーケンサー 
  ⇒  ユーロラック互換 新型driftbox V アナログボコーダー
  ⇒  44鍵標準サイズ鍵盤
  ⇒  オシレーターのオートチューン機能
  ⇒  MIDI IN/OUT CV/GATE等のインナーパッチング機能
  ⇒  ボディ色
 特注色を選定いただき決定します。(※配色可能な範囲)
  ⇒  パネル ライン色
 ボディ色に対して映える色を決定します。
  ⇒  ユーロラックモジュール
    ±15V、+5VのDC電源の供給、ユーロラックモジュラーシンセサイザーとのサイズの互換性

このような強力かつ柔軟な仕様で、実現することを願わずには入られません!

★クラウドファンディングの詳細はこちら>>
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Zoom

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自動車のハンドルからインスピレーションを受けて開発された、新しいパフォーマンス楽器「ARQ」が大人気のZoom。
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Zoomのスタッフが丁寧に使い方を教えてくれるとあって、ずーっとこの人混み。大人気です。楽器フェアのお客さんは楽器の扱いに慣れている人が多いからか、とってもワイルド。ブンブンとARQを振り回しながら大胆なパフォーマンスを楽しんでいました。なるほど、ARQの魅力はこういうところにもあるのか、と発見がありました。
Zoom

Dirigent

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Studiologic Sledge Black

輸入代理店Dirigentのブース。Studiologic Sledgeのブラックカラーは、ただのカラーバリエーションではなく、れっきとした別モデル。黄色いSledgeと比べて、鍵盤はおもり付きのセミウェイテッドに。そしてオーディオ出力がパワフルかつ太いサウンドになっています!プリセットサウンドも一新され、より幅広くなったサウンドが特徴です。 そしてなにより、鍵盤も含めた真っ黒なカラーがそそりますね。

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ape labs
そしてこちらがDirigentさん一押しのポータブル照明、ape labs。近日中に正式に取り扱いが発表されるそうで、この楽器フェアでお披露目。

これは見たままのネーミングLIGHT CAN。15WのマルチカラーLEDで眩く点灯。照射口のカバーをクリアやスモークがかったものに交換することで光の質を変えることが可能。8時間も点灯可能なバッテリー仕様。こんなに小さいのにDMXにも対応します。
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LIGHT CANはこのリモコンを使って、最大4グループの複数台使用ができます。Bluetoothでつながれたグループごとに発色を変えたり「音に反応して点滅」「次々と色を変えていく」などがプログラミング可能。ずらりと並べて派手に使ってみたいですね。意外とストリートミュージシャンにウケそうです。Dirigentさんによると、もうたくさんの注文が入っているとか。

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APELIGHT MAXI
合計45W相当のLEDを搭載したモデル。これもLIGHT CANと同じく、バッテリー駆動(なんと14時間連続点灯)とグルーピングによる操作ができDMXにも対応。かなり明るいので、野外フェスの足元を照らしたり、移動式パーティー会場を設営するのにも使えそうです。イベントオーガナイザーのみなさん、一式これいかがですか?
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Dirigent

ELEKTRON

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Mr.サイモンがフランクに出迎えてくれた、ELEKTRONブース。

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Analog Heat
ハードウェアでありながら、Overbridge対応でVSTにもなる、話題のディストーションAnalog Heat。倍音を過激に負荷する様々な歪みで、ELEKTRONの楽器群の魅力をさらに引き出します。やさしい効きの真空管サチュレーションモデリングがリズムマシンのAnalog Rytmにピッタリ。Analog Heatを試すときは、必ず『Clean Boost』と『Saturation』の2種類のモードを試してくださいね。アナログ的でスムースな倍音変化にウットリしますよ。

「ヘイ、Mr.サイモン、次のOverblidge対応製品は?」の問いには笑みを浮かべながら「すごいやつが来るから楽しみにしていてね」という返答でした。
個人的には、ELEKTRONの定評あるモーションシーケンサーを使ったハイスペックなモジュレーションやディレイが欲しいのですが。Mr.サイモン、どう思いますか?

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Analog Drive
ELEKTRONの最新製品。こちらはアナログ回路の歪みペダル。エレキギターと一緒に展示され、ストレートな歪みペダルであることをアピール。アナログ歪みとはいえ、この中には8つの歪み回路を搭載。EQの設定も含めたプリセットを100個も保存可能です。モンスターペダル、ですね。
ELEKTRON

Media Integration

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輸入代理店 Media Integrationのブースでは、発売されたばかりのデジタルギターアンプ Positivegrid BIAS HEADを試奏するギタリストが列を作りました。
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ipadの操作でプリセットを素早く変えても、音を追い込むときはいつものようにアンプのツマミを回す。ツマミに追従してリアルタイムに動くiPad内のアンプのツマミ。そんな新しい体験にギタリストは目を輝かせています。DSPベースということで、特にピッキングやギターボリュームに対するサウンドの追従を入念にチェックする人が多かったです。ピッキングを入れる角度を変えてみたり、ハーモニクスなど多彩なプレイが様々なアンプモデリングで行われ、その都度ギタリストを唸らせていました。

スタッフの話では「小さいMarshallのキャビだけでなく、LINEで送ったサウンドをリファレンスモニターから聴きたい、という要望がいくつかあった。」とのこと。次回はその意見を活かした展示にもチャレンジしたいということでした。

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Key Scape
クリエイター達が待ち望んだ、Spectrasonics第4のインストゥルメント Key Scape。約10年もの歳月を経て完成させたキーボード音源ということで、ヘッドホンを付けてサウンドに聴き入る人が続出!でもKey Scapeはサウンドの可変幅の広さや、フォルテッシモへのサウンドの追従も絶品なんです。静かに聴き入るのもいいのですが、バリバリとパラメーターをいじって、もっとバシバシと鍵盤を叩いて欲しい、とも思いました。続きはぜひRock oN店頭でお試しください。ここはZaor社の鍵盤搭載デスクKLAViDESKを使った展示もウケていましたよ。

Media Integration


このほか、まだまだあるInstrumentsや音響機材編は随時更新。お楽しみに!

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記事内に掲載されている価格は 2016年11月8日 時点での価格となります。

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