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先日、こちらでWavesとMusicsoft Arts社が共同でDJ用iApp「Mashup」を開発していると記事に書きましたが、あれから2ヶ月…遂に「Mashup」がApp Storeにてリリースされました!!あのWavesが手がけたiOS専用音楽アプリとは一体どんなものなのか…まずは早る気持ちを抑えつつ、特徴を上げていきましょう!
まず、これらのソフトで最も触れる機会の多い2つのデッキ部とミキサー部ですが、デッキ部中央のロータリーノブには楽曲のジャケット画像をレコード風に表示したり、ノイズレスの高品質スクラッチエンジンでスクラッチプレイが楽しめます。 ビートシンクはピッチコントロール・BPMシンク可能なタイムストレッチの二種類を完備しており、二つのデッキ間で自動的にビートシンクさせることも可能で、曲繋ぎにおいて難しいBPM合わせもあっという間です!
また、別画面にある内蔵のレゾナンス付きのハイパス&ローパスフィルターは、ミキサー上のタッチリボンを指でなぞって操作することで、とても滑らかにサウンドが変化します。 大きな表示で操作がしやすい高品質な3バンドEQや、正にWavesだからこそ実現できたMaxxBass/MaxxVolume技術による低音コントロールシステムは、再生環境や楽曲ごとの微妙な音質の調整や、積極的な音作りを強力にサポートしてくれるでしょう。
そして、ここからがネットワーク時代のデジタルDJならではなポイントですが、まずiPadやiPhone内に保存してある音源の再生が可能で、必要な曲を全部入れて持ち歩いてしまえば、重いレコードを大量に持ち歩かなくてもDJプレイができます。 しかも、DJ現場で突然「今すぐあの曲が欲しい!」なんていう場合も、慌ててレコードショップに向かわずとも、Mashup対応のオンラインのDJ音楽ショップから最新のホットな楽曲を即座にダウンロード購入してライブラリに追加できちゃいます。 オンラインショップでフリー配信されているトップDJの手による楽曲も自由にミックスやエディットもOK! ミックスのプレイリストをその場で作ったり、無圧縮音源でミックスを記録することも可能。 PCで編集したり、ネット上で共有したりといった楽しみ方もできると思います!
また、通常はDJシステムの音声出力は、オーディエンスが聴くマスターアウトと、DJがプレビューするヘッドフォンアウトを別にする必要がありますが、Mashupが動作しているiPadとiPhone同士をWi-FiやBluetoothで接続することで、iPhone側をCueボックスにしてヘッドフォンアウトをモニターするといったことも可能です!
CDJライクの使いやすそうなインターフェースに高品質のオーディオエンジン、現場でのDJプレイを想定した数々の実用的な機能、そして大型タッチパネルや無線接続といったiOS端末の特徴を生かした機能、これらが無駄なく詰め込まれて40ドルというのは、かなりお買い得なのではないでしょうか!?
間もなく到来するGWに向けてDJパーティの開催・出演をされるDJの方も多いと思われますが、このMashupで楽曲をミックスしてオリジナルの「マッシュアップミュージック」をスマートかつクールに披露し、オーディエンスの心を鷲掴みにしましょう!
※古いiOSデバイスでは一部の機能が快適に動作しない可能性もありますので、ご注意ください。
記事内に掲載されている価格は 2012年4月25日 時点での価格となります。
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