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極めて微細な映像表現を実現するRetina Display採用の新型も発売され、今や押しも押されもせぬ大人気のタブレットハードウェア「Apple iPad」。そんなiPad向けに大粒から小粒まで様々な音楽アプリがリリースされています。
NAMM2012での公開前から当マガジンでも取り上げ、PC用DAW並のスペックを持った本格的な仕様で待望されていたiPad用DAWアプリ「WaveMachine Labs Auria」が遂にリリースされました!
このAuriaは44.1kHzから96kHzまでのサンプルレートで最大48トラックまでの同時再生と、最大24トラックまでの同時録音が可能なマルチトラック仕様。RME Fireface UCXをはじめとしたiPad対応のオーディオインターフェースを接続すれば、クリアなサウンドでの録音/再生が可能です。WAVやAIFF等の波形データが扱えるのは勿論の事、波形編集も行う事もでき、画面や操作形態はPCのDAWを彷彿させる使いやすい設計になっており、指でなめからなオートメーションまで書き込めます!
そして、何より他のアプリと一線を隔しているのが、PSPAudio、Overloud、Fabfilter等のプラグインメーカーによるエフェクトプラグインの提供です。EQやコンプ、空間系エフェクトなど、ハイクオリティなプラグインを使って高品質のミックスを施すことができます。ミックス後は楽曲をAIFFとして書き出すことができるので、Auriaは本格的な制作ツールとして使える実力を備えています。
iPad用アプリもついにここまで来たか、といった感じですが、AuriaがあればiPadとI/O、マイク等のちょっとした装備だけを持って、涼しい顔でサクっとモバイルレコーディングをして、その場でミックスダウンまで済ませることができそうですね。Auriaまさに今後の音楽系iAppの未来を左右するような存在と言えるかもしれません。
記事内に掲載されている価格は 2012年7月18日 時点での価格となります。
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