Rolandはユーロラックモジュラーシンセサイザー「SYSTEM-500シリーズ」に、新ラインナップとしてSYS-555、SYS-505、SYS-531、SYS-510の4機種を発表しました。
ローランドは2015年にユーロラック・モジュラー・シンセサイザー市場に参入、翌2016年に基本となる5つのモジュールを組み合わせたスタートアップキット「SYSTEM-500 コンプリート・セット」を発売しました。これは1970年代に発売し反響を呼んだ大型のアナログ・システム・シンセサイザー「SYSTEM-700」や「SYSTEM-100m」をモチーフにしたサウンドを卓上サイズで楽しめるモジュラー・シンセとして話題になりました。
SYSTEM-500 過去の記事はこちら
http://www.miroc.co.jp/antenna/antenna-headline/aira-system-500-
今回発表された4機種もすでに発売されている5機種と同様、米国ポートランドにあるMalekko社との共同開発です。
それでは4機種それぞれの機能をみていきましょう。
SYS-510
モジュラー・アナログ・シンセサイザーの名器SYSTEM-100m 110をベースとし、シンセサイザーの音づくりの基本となる要素 VCO(オシレーター)、VCF(フィルター)、VCA(アンプ)の3種類をまとめたモデル
SYS-505
1970年代に発売されたローランドのアナログ・シンセサイザーRoland SH-5からインスピレーションを受けたフィルター
SYS-555
System 100m 150/165をベースに、音を揺らしたり音色に変化をつけたりする主要な5つの要素(ポルタメント、サンプル&ホールド、ノイズ、リング・モジュレーター、LFO)を一つにまとめたモデル
SYS-531
System 100m 131出力モジュールに基づいて6チャンネルの入力をもつミキサー。各入力に音量レベルを調整するスライダー、PANノブ、ミュートボタンなどを搭載。音声出力に標準端子・ヘッドホン端子も搭載。
SUPERBOOTH 18では実機の展示も予定されています。現地からのレポートにご期待ください!
Roland
https://www.roland.com/global/promos/system-500/
Writer.Miyazaki
記事内に掲載されている価格は 2018年5月2日 時点での価格となります。
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