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AES2018

05
Oct.2018
製品情報

AES NY 2018 Rock oN ショーレポート

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AES2018 Newyork

音楽溢れるNYから最新情報をリアルタイムに配信!

昨年に続きNYで開催されるAES Conventions。第145回を迎えるAES NY 2018の会場から、今年もRock oNレポーターが現地から最新情報をお届けします!

レポート期間は現地時間10月17日から19日までの3日間。AIやCloudネットワークなどオーディオ以外の新たな技術の応用により、大きく変革を迎えているオーディオ業界のリアルと未来への展望をお届けします。

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What’s AES ?

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AESとはAudio Engineering Society(オーディオ技術者協会)の略。

AES Conventionsは、USのLAとNYで毎年交互に会場を変えながら毎年開催される国際会議で、世界中からエンジニアや関係者が集います。ここで製品メーカーは新製品の見本市を同会場で開催(今年は異例の2年連続NY開催)。

Rock oNのAESショーレポートでは、毎年AES Conventionsで登場する新製品や新規格、そして人々の賑わいをレポートしています。

★昨年の AES 2017 Rock oNショーレポートはこちら!
http://www.miroc.co.jp/category/report/aes2017/

見どころ!激動のAES NY 2018

VR / Immersive Sound

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2016にSennheiserからリリースされたAMBEO VR MICを皮切りに、各社が次々とAmbisonic対応のマイクやレコーダーをリリースしています。RODEの手頃な価格 NT-SF1、Zoom社はハンディレコーダーH2nがファームウェアのアップデートしAmbisonicに対応。そしてH3-VRはAmbisonic対応マイク&ハンディレコーダーを発売するなど、昨今イマーシブオーディオコンテンツを手軽に制作できる環境が整いつつあります。

nexus-5この勢いに弾みをつけたのはAES 2017で発表された『Faceboook360』でしょう。多くの方がもうご存知でしょうが、これはSNS Facebookのタイムラインの中で360度ムービーを手軽に投稿でき閲覧することができ、さらにそのコンテンツを作る画像編集ソフトまでを含むサービスです。この編集ソフトは無料で使うことができるため、VRカメラ一つあれば誰でもVR映像を作ることができる環境が誰にでも等しく整ったのです(例えばRICHO社THETA VR CAMERAは約¥27,000程度)。

VRコンテンツ制作のカジュアル化が進む中、プロクリエイターや広告主たちはその技術以上に表現方法の模索に熱心に取り組んでいる現状です。AES NY 2018ではこの潮流がどこへ向かうのかに注目が集まります!

制作/販売の新しいワークフロー

IBC_Day3-49Neutronから始まったIZotope製品のアシスト化。最新RX7はこれまでになかった高精度のノイズ除去や2mixから任意の楽器だけを抜き出すなど、人の耳と手だけではむ可能だった音の解析を可能にしました。iZotopeのアシスト機能はプラグインがあらかじめ蓄えているデータを元にクリエイターへ最適解を提案する、これまでになかったワークフローは決してアマチュアのためのものではなく、プロフェッショナルへ新しいアイディアを提供するものでもあります。

作曲でいえばSonicCharge社が機械学習によってユーザーの好みのドラムパターンを生み出し提案するMicroTonic Patternariumが評価されています。

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そしてAvid On DemandやSteinberg TRANSIT GO ほか各社が血眼で開発を進めている、Cloudによる共同制作やクリエイターの楽曲直売システムも新しい制作の形を言えるでしょう。ホームスタジオにいながら世界を股にかけて人とつながり作品をクリエイトする未来がもうすぐそこまで来ています。一番始めにその扉を開けるのは一体誰?

Live Sound

Waves LiveソリューションやUniversal Audio UAD-2 LiveRackの登場でスタジオワーク中心のクリエイターにも注目され始めているSR/PA現場のライブサウンド。Waves e-Motion LV1はWavesプラグインを使えるデジタルミキサーで、2018年FUJI ROCKでも海外アーティストの多くが持ち込みで使用していたほど。スタジオ録音された作品と同じ音でライブができるとあって、アーティストから指名がかかるという新しい流れが生まれています。

そしてライブサウンドといえば、スタジオより先にDanteをはじめとしたネットワークオーディオが先に当たり前になったシーンです。常に先へ先へとテクノロジーを進め、その規模や表現の可能性を広げていくライブシーンにも注目です!

今年のレポーターはこの2人!

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アレシア美奈子、ついに海外進出!!!ということで今回145回目となるAES NY 2018にアレシア美奈子がショーレポートにいってきます。世界中のエンジニアや業界関係者の集まるビッグイベントなので、新製品やノウハウなどいっぱい吸収し、みなさんにお伝えできるようがんばりたいと思います。

ここに注目!

今回のAESで気になるのはiZotopeの新製品です。夏にNectar 3 Elementsが発表されましたが、もしかすると今回スタンダード版の発表があるんじゃないか…?と予想しております。Neutron・Ozone・RXと進化続けるiZotopeが誇るアシスタント機能のさらなる進化に注目です。

また、昨今シェアを拡大しつつあるAudinate社のDante NetworkやDiGiGridのSoundGridを始めとするネットワークオーディオの新製品もチェックしたいですね。前回開催されたDante AV Networking World Tokyo 2018は満員御礼ということで、業界で注目が集まるネットワークオーディオの同行が気になるところです。

そして私自身GENELECユーザーでして、GENELECはもちろんAmphionなどの北欧系スピーカーメーカーに新モデル製作予定を聞いてみたいと思います。

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ROCK ON PROの竹内です。普段はテクニカル・サポートを担当しております。人生初海外・初取材ということで不安もありますが、それも会場に着いたら忘れてしまうはず…。業務においては検証・分析・合理を重視する自分ですが、今回は興味の赴くまま、さまざまな製品の魅力をお伝えしたいと思います!

ここに注目!

ポスプロ的な視点から、
1. Nugen Audio: ラウドネス管理ソフトとして、放送局では定番のメーカーなので。個人的にネット配信コンテンツの音量のバラバラさが気になっており、イライラさせられることも多く…。そろそろ基準統一しよう、という動きが出てくるのでは?という期待も込めまして。

2. iZotope: バージョンアップのたびに問い合わせが増える製品であり、今回のRX7についても、出展全製品の中でも注目度は1、2を争うものになると予想します。有償にもかかわらず毎バージョンでアップデートが検討される、今どき珍しい製品かと思います。

3. Sound in Sync: ADR(アフレコ)用のソフトというのは日本ではこれまで馴染みのない製品でしたが、NuendoにADRトラックが追加されたことで、その認知度は高まってくると思われます。そこで便利さを知ったユーザーにProToolsにもこんな製品がある、と紹介するために情報収集したいと思っています。

Fun!

AES NY 2018では読者のみなさんと一緒に楽しめる2つの企画をご用意しました!気軽にRTして当ててくださいね。

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1. クイズdeショーレポート

例年好評のクイズdeショーレポートは期間中、毎日出題されるクイズに正解した方の中から抽選で各日1名様に豪華製品をプレゼントします!

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2. Twitterでアパレルを当てよう

期間中にTwitterのRock oN Companyアカウントをフォローして、AES NY 2018ショーレポートの記事をRTすると、その中から抽選で40名様にアパレル・スモールギフトをプレゼント。


現地時間10月17日から始まる3日間のレポート。オーディオ業界が激変していく瞬間に私たちRock oNと共にみなさんも立ち会ってください。現地からの白熱のレポートをお楽しみに!
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AES2018 Newyork

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    記事内に掲載されている価格は 2018年10月5日 時点での価格となります。

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