NovationはBass Station IIのバージョン2.5のファームウェアアップデートを発表しました。
Bass Stationといえば1993年にリリースされ、Roland TB-303に次ぐアシッドなベースシンセとして人気を博したアナログシンセサイザーです。その後2013年にはベースサウンドに特化したBass Station IIをリリースされ、モノフォニックながら3オシレータに「Acid」と「Classic」の2種類のフィルターやディストーションを搭載し、その他にもアルペジエーターやステップシーケンサーまで搭載しているということで話題になりました。
バージョン2.5アップデートの主な内容は以下の通りです。ユニークな機能が多く追加され、ベースサウンドに留まらない、より幅広い音作りが実現できそうですね。
フィルタトラッキング
演奏中の音を追いかけるように、フィルターのカットオフ効果により音の明るさが変化します。
パラフォニックモード
2つのオシレーターの音程それぞれを個別にコントロールすることで、パラフォニックに鳴らせる機能です。
マイクロチューニング
トリガーされる周波数をコントロールすることでスケールが変化していきます。
エンベロープリトリガー
ディケイの段階が終わると再びトリガーが開始されます。
オシレーターエラー
ノートオンごとに小さなランダムなデチューンが導入されます。
新しいプリセットサウンドパックの追加
101のプリセットが追加されました。
Novation
https://novationmusic.com/
記事内に掲載されている価格は 2018年11月7日 時点での価格となります。
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