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06
Mar.2020
Rock oN

Cutting Edge 2020:Slate Digital INFINITY EQ

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slated-digital-logo

ミックス・マスタリング用プラグインで定評あるブランド

LAのカリスマ・ドラム・サウンド・クリエイターであるスティーヴン・スレートが革新的な新技術と科学に基づいてオーディオ処理における新たな技術の高さを実現したプラグインブランド「SLATE DIGITAL」

ミックス、マスタリングに向けたプラグインを始め、最近はマイクのモデリングやオーディオインターフェースもリリースしている同社から最新のイコライザープラグイン INFINITY EQ が発売されました。はたしてどんな機能とユーザービリティを持つプラグインなのか、SCFED IBEがさっそく試してみました!


記事の最後、オススメポイントを凝縮した動画を用意しましたので、ぜひご参考にしてください!

SLATE DIGITAL
INFINITY EQ
¥25,300
本体価格:¥23,000
380ポイント還元

特徴1:カーブを個別・全体で切り替え確認できる!

01-1band-curve
個別バンドカーブ
01-2global-curve.
グローバルカーブ

バンドごとにブースト・カットをしていると、近い周波数でブースト・カットをしている他のバンドとのクロスオーバーが見えづらいのですが、GlobalCurveモードにすると全体のEQカーブが視覚的によくわかります。上左の画像では3つのバンドそれぞれ同じブーストですが、上右の画像を見ると実際には真ん中のバンドがクロスオーバーの影響で余分にブーストされています。 


global_curve-add-eq

そして便利なのが、GlobalCurveモード時、全体のEQカーブライン上でクリックするとそこにバンドが作成されるので、短時間で直感的なエディットを可能にしてくれます。

特徴2:バンドごとにMS調整、パンニング、ソロ試聴が可能!

06-ms

バンドごとに、EQが適用された音に対するMS処理やパンニングが行えます。原理的には信号がパラレル処理され、複製された信号がMSやパンニングされているイメージです。例えばバスドラムの低音の芯を前に出したい場合には、100Hz近辺を3dbブーストしてMS処理でミッド成分のみに設定すれば、センターだけがブーストされ曲全体の重心がしっかりと見えてきます。
上の画像では、ブーストする割合が黄色のミッド成分が多く、青のサイド成分は1/3くらい適用している事が視覚的にわかります。

ms_lr_slider
EQ適用のMS処理またはLRパンニングが選択可能。
08-solo-band
選択したバンドだけのソロ試聴

特徴3:チャンネル全体のMS処理とパンニングが可能で、ソロでも試聴可能!

個別バンドだけでなくチャンネル全体のMSとパンニング調整も可能。ミッドやサイド成分だけのソロ試聴などもできます。MS処理とパンニング処理の順番を入れ替えられるのもポイントです。

09-solo-total
チャンネル全体のミッド、サイド、L、R、ソロ試聴が可能。

09-solo-total-exchange
デフォルトはLR処理→MS。MS→LR処理に入れ替えが可能

特徴4:最大120dB/octのスロープ!

120db

120db-up
デジタルEQのフィルターカーブは近年、かなりの急角度まで設定できるようになりましたが Infinity EQは最新プラグインだけあって 120dbまで可能。120dbという設定はほぼ直角のスロープとなり、スロープ設定値においては現在このプラグインが1位に躍り出ました。
バスドラムへの影響を最小限にするローカットやエイリアスノイズを防ぐための強烈なハイカットを可能にします。これは最新EQの大きなアドバンテージと言えるでしょう。アナログEQでは有り得ないEQカーブが、上の画像のようにまるで絵を描くように設定できます。

特徴5:グループが作れる!

03group

各バンド間の距離を保ったままブースト・カットが可能です。例えば、複数バンドをブーストしてエキサイター的に使いたい時などは、バンドをグループ化して動かせばEQ適用量の「AMOUNTノブ」みたいな感覚で使えます。画面をドラッグしてバンドを同時選択し、グループボタンを押せばOKです。

特徴6:Immersive EQ Display!


美しいグラフィックと完璧に調整されたスペクトラムアナライザーによって直観的なイコライジングが可能。

Infinity EQは2種類のスペクトルアナライザーを搭載。

  • ソースの周波数を即座に監視するリアルタイムアナライザー。
  • ソースのグローバルな周波数応答を監視し、EQカーブがサウンドに与える影響を直接確認するために常に更新されるアベレージ(平均)アナライザー。
Average Analyzerは、「Bands Only」モードでのみ使用可能です。

特徴7:著名なプロデューサーのプリセットが多数付属!

12INFINITY-EQ_preset

INFINITY EQには著名なプロデューサーによって作成されたプリセットが多数付属しており、プロダクションをネクストレベルに引き上げる手助けとなるでしょう。

13infinityeq_14

プリセットは編集したり自分で作成したものをフォルダーで管理することができます。

その他にも、個別のバンドにロックがかけられたり、バンドタイプを後から変更できたり、20回までアンドゥ可能、モニター全画面表示可能、と便利な機能は多々ありますが、最後に、

キーボードとマウスホイールが連携した快適なエディット方法をご紹介します。

・コマンドを押すとマウス移動幅が高精細となり、緻密な音作りが可能
・コントロールキーを押すとバンドソロ試聴
・オプションキーでゲイン固定、または周波数固定でバンドポイントが移動するので音変化に集中できる
・バンドポイント上でマウスホイールを上下するとバンド幅の増減
・バンドポイント上でシフトキーを押しながらマウスホイールを上下するとスロープ値の増減


g300s-gallery-4.png.imgw.164.124ちなみにSCFED IBEオススメのマウスがあります。左クリックと右クリックの他に用意された6個のボタン、さらにクリック付きホイールでDAW操作を自在にカスタマイズできて価格は約3,000円とお買い得!音楽制作以外にもMac、PC作業効率をアップしてくれるツールです。
メーカーサイトはこちら

これまでの内容をギュッと凝縮したムービー

INFINITY EQ を通ったサウンドがどのように音変化しているか、2つのアナライザーを下に表示しました。iZotope Insight2 Sound Field で音の広がり、Spectrogram で周波数分布の時間変化を表示しています。

Slate Digital / INFINITY EQは、スロープ120dbというのも特筆ですが、音を聴いて気づいた事をすぐに試したい、画面ではなく音に集中したいという方にオススメなEQです!!

SLATE DIGITAL
INFINITY EQ
¥25,300
本体価格:¥23,000
380ポイント還元

記事内に掲載されている価格は 2020年3月6日 時点での価格となります。

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