本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン

渋谷の音楽制作機材専門ショップ!豊富な展示製品の試奏、ご相談からシステムプランニングまで、お任せください!

head-love Created with Sketch. CREATOR
商品情報
24
Sep.2021
商品情報
  • HOME
  • 商品情報
  • 新製品
  • Apogee Duet3 レビュー | 一貫したプロダクトデザインに、プロフェッショナルを注いだ新型I/F

Apogee Duet3 レビュー | 一貫したプロダクトデザインに、プロフェッショナルを注いだ新型I/F

2007年にそのユニークなデザインから、多くのMacintoshユーザーを魅了したApogee Duet。その後2011年にはDuet2が発売。2017年にはWindowsへの接続にも対応し、さらに多くのユーザーへ向けてその洗練されたプロダクトを提供してきました。

そして今回その三代目となるApogee Duet 3が遂に販売となりました。これまでのプロダクトデザインを継承しつつ、さらなる進化を遂げたその製品に触れていきます。

APOGEE
Duet 3 + Duet Dockバンドル ★数量限定10%ポイント還元! Rock oN限定 OYAIDE d+ USB Cケーブルプレゼント!★値上げ前最終在庫!
¥99,000
本体価格:¥90,000
6831ポイント還元
APOGEE
DUET 3(1年延長保証付き)
¥93,176
本体価格:¥84,705
0ポイント還元
APOGEE
Duet Dock
¥29,700
本体価格:¥27,000
270ポイント還元

持ち運びに便利な純正ケースが付属

本体の箱を開けると、まず顔を出すのはApogeeのロゴが真ん中に印字された質感の良いキャリーケース。この中にApogee Duet 3本体とBreak Outケーブルが収納されています。

サイズ感としては、11インチのiPadと同じくらいでしょうか。

ケースの保護部分がしっかりしているため少し厚みがありますが、13インチ以上のPCが入るバックパックであれば、大方持ち運ぶことができそうです。

更に薄く!軽量、コンパクトな筐体

これまでのDuetシリーズもコンパクトでしたが、Duet3では更に本体が薄くなっており、持ち出しやすさが向上しました。

前面のコントロール部は、初代からのユニークなデザインを継承した大きなエンコーダーノブのみを搭載。メーター部分は、初代Duetと同様のシンプルな2ch LEDメーターとなっています。

そして本体表面は強化ガラス(ゴリラガラス)で覆われており、堅牢性を持ちながら高級感のある外観を実現。これは入手したら思わず見せびらかしたくなりますね。

付属のUSBケーブルは、先端にUSB-C to A 変換が付いているため、どちらの端子でもすぐに接続できる点は、ユーザー目線の気遣いを感じられます。

初代から変わらないユニークかつシンプルな前面

本体表面はゴリラガラス(強化ガラス)が採用されており、堅牢性を持ちながら高級感のある外観

なぜここまで薄く出来るのか。その理由は、ブレイクアウトケーブルにあります。

マイクプリを内蔵するインターフェースとなると、XLR端子の搭載はほぼ必須です。このXLR端子がオスの場合直径20ミリほどあり、端子を搭載するとなると最低でもそれ以上の幅は確保しないといけません。

そこでApogee Duetシリーズではブレイクアウトケーブルでの接続を採用しており、そこから各入出力へ接続できる設計となっています。

これなら本体周りにケーブルが集結しないため、配線の見た目もすっきりしますね。

ブレイクアウトケーブル。長さは1.5mもある。

ブレイクアウトケーブルの先端。左からマイク入力1-2、インスト入力1-2、スピーカー出力1-2となっている

また恐らく同様の理由で、ヘッドホンポートについてもステレオミニ(3.5mm)ジャックが採用されています。CD-900STなど標準(6.3mm)ジャックを採用しているヘッドホンについては、変換プラグが必要となるので注意が必要です。

ブレイクアウトケーブルの長さは1.5mほどあるので、簡易的なセットアップであればブレイクアウトケーブルにそのままマイクを接続して収録といったこともできそうですね。

フロント側には、3.5mmヘッドホンポートを搭載

リア側には、ブレイクアウトケーブルの接続端子と、データ通信、給電用のUSB-C端子が搭載されている

付属のUSBケーブルの先端は、USB-C、USB-Aどちらも挿せるようになっている。

こいつ、光るぞ…!暗闇でも映えるこだわりのデザイン

本体下にある大きなジョグホイール。実はこれ..光るんです。

見てみるとホイール下に紫のLEDが搭載されており、ホイール周りを優しく照らしています。

バックライトの付いたエンコーダーノブ

暗い部屋でも存在感を放っている

最近のPC周辺機器は、ゲーミング云々と言われるほどやたらと発光する製品が増えてきていますが、I/Fにもその風潮が来たのかと。ただそこまで主張の強い光り方ではなく、洗練されたデザインにあった落ち着きのある発光具合になっています。

ちなみにこのリングは、押し込むことで以下4つのコントロールを行うことが可能です。

・スピーカー音量
・ヘッドホン音量
・INPUT1ゲイン
・INPUT2ゲイン

なお、こんなに目立ってほしくないという方は、付属PCソフトウェアのApogee Control 2より明るさの設定が可能ですのでご安心ください。

「Controller Ring」の値でリングのLEDを、「Meters」の値でレベルメーターのLEDを任意の明るさを変更することができる。

何処でも安定したモニターを環境を提供

まず私の普段の試聴環境についてですが、普段はRMEのデスクトップ型インターフェース「Babyface Pro」(FSの前機種)を使用しており、また自宅環境の都合もあって、あまりスピーカーは鳴らさずに基本はヘッドホンとイヤホンでリスニングを行っています。なので今回は普段使用しているヘッドホン、イヤホンにて試聴を行いました。

そんな私がDuet 3を聞いた印象ですが、その他のインターフェスと比べてみると傾向としてはソリッド寄りなのですが、艶感のある上品なサウンドだと感じました。オーケストラ楽曲を聞いた際に驚いたのですが、ダイナミクスの広く歪みがすくないのか、クレッシェンドしていってた時の音の滑らかさは特に良く感じます。

SNも良く、定位感も分かりやすいため、バスパワー駆動のインターフェースとしては十分なスペックを持ち合わせているのではないでしょうか。持ち出しのしやすさからも外出先のMIXやリスニングで重宝しそうですね。

スタジオクラスのマイクプリと内蔵DSPで好みのサウンドへ近づける

Earthworks SR314で聞いてみた

試しにEarthworksのSR314を接続して自分の声を聞いたみましたが、ゲインの持ち上がり方は非常にナチュラルで変にブーストはされずに上げてくれる印象です。

そして「Duet 3」には、あの伝説的エンジニア、ボブ・クリアマウンテンがチューニングを施したDSPエフェクト「Symphony ECS Channel Strip」を内蔵しているので、チェインに沿ってEQ、コンプを調整し、最後にサチュレーターでドライブしてあげると、音の厚みがありながら抜け感のある好みのサウンドにすることができました。

DSPエフェクトがないインターフェースの場合、アウトボードのEQなどがなければ、録音時そのマイクプリのキャラクターに頼るしかなくなってしまいますが、 DSPエフェクトがある「Duet 3」なら、そのボーカルに合わせて音色を作ることができるので、このメリットはかなり高いと思います。

内蔵DSP使用できるゼロレイテンシーエフェクト「Symphony ECS Channel Strip」

Shure SM7Bで聞いてみた

今度は最近ポットキャスト収録などで定番となりつつある、ダイナミックマイクShure「SM7B」を接続してみました。

このマイクはダイナミックマイクの中でも感度が低めのため、高いゲインに対応したプリアンプでなければ、ラインレベルまで持ち上げることはできないのですが、スタジオクラスのマイクプリアンプを搭載しているDuet 3であれば、十分にゲインを稼ぐことができました。

このセットであれば、出張してのレコーディングも簡単に行えそうですね。

ダイナミックマイクShure「SM7B」を使用

配信でも活躍!ループバックにも対応

昨今、配信需要が増したことにより必要とされることが多くなってきたループバック機能。もちろんDuet 3も搭載しています。

Apogee Control 2上の「Assign to SW Inputs」よりループバック先を選択することで、Mixer Masterの音がPC側のインプット1-2chに返されるようになります。

ミキサーがかなりシンプルなため複雑なルーティングは難しいですが、PCから流したBGMと声を合わせて配信に流すといったことであれば問題なく可能です。

意外と嬉しい。OSボリュームコントロール対応

インターフェースを使用していて”あるある”な話が、OS標準のボリュームコントロールが使用できなくなること。使用できたとしても任意のチャンネルのボリュームをコントロールできなかったりと、思ったように動作しないことがほとんどです。

しかしDuet 3であれば、そんな悩みからも解放されます。Apogee Control 2上にある「OS Volume Control」からOS側でコントロールしたいボリュームを選択してあげれば、スピーカーもしくはヘッドホン出力のボリュームをOS側でも制御できるようになります。作業中にキーボードショートカットでささっと音量を調節したいときに便利ですね。

いかかでしょうか。厚みのないスタイリッシュなデザイン、場所を選ばないバスパワー対応、Apogeeらしいソリッドなサウンド出力、DSPエフェクトにより音源に合った表現が可能なマイク入力。最近では多くのメーカーからモバイル向けのインターフェースが発売されていますが、ここまで見た目も中身も拘った製品はあまり見かけません。

機動力のあるスタジオクラスのオーディオインターフェースを必要とされていれば、今回のDuet3は良い選択肢になりそうです。

APOGEE
Duet 3 + Duet Dockバンドル ★数量限定10%ポイント還元! Rock oN限定 OYAIDE d+ USB Cケーブルプレゼント!★値上げ前最終在庫!
¥99,000
本体価格:¥90,000
6831ポイント還元
APOGEE
DUET 3(1年延長保証付き)
¥93,176
本体価格:¥84,705
0ポイント還元
APOGEE
Duet Dock
¥29,700
本体価格:¥27,000
270ポイント還元

記事内に掲載されている価格は 2021年9月24日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

Universal Audio アナログハードウェア 一部値下げ!
Universal Audioが誇るアナログアウトボード4製品が値下げし、お求めやすいプライスに!
VENGEANCE SOUND『AVENGER 2』 や拡張パックが 最大50%…
定番シンセ『AVENGER 2』が50%OFFとなるほか、即戦力の拡張プリセットが25%OFFのサマーセールがスタート!シンセ本体もプリセットもお得にお求めいただける、この機会をお見逃しなく!
中古製品がお得!厳選 USED SALE!
良好な中古製品を魅力的なVALUEでご提供!お見逃しなく!
UVI Emulation II+ 特別価格セール!
80年代音楽ファンでも、ビンテージサンプラーのローファイな質感が好き方でも、Emulation II+は、あらゆるバックグラウンドのミュージシャン、作曲家、プロデューサー、サウンドデザイナーにインスピレーションを与える、パワフルでダイナミッ…
AUDIOTHING『NOISES』が43%OFF!
あらゆるノイズ・テクスチャを生み出す独特なノイズ音源『NOISES』が期間限定43%オフ!
Waves Smart Plugins Sale
音源を解析し、最適なサウンドを判断して5種類の独自EQプロファイルを生成してくれるCurves AQ、AIの力でノイズを取り去るClarity Vx、AIの力でサンプルや楽曲のキーを正確に分析するKey Detectorなどが対象に。
Softubeが新プラグイン2種とバンドル8種を発売!
Softubeが新プラグイン2種とバンドル8種を発売!
ペグを自動で回転させてチューニング!Roadie 3発売
ペグを自動で回転させてチューニング!Roadie 3発売
Thunderbolt 5ならではの圧倒的な高速データ転送!OWC Thunde…
Thunderbolt 5ならではの圧倒的な高速データ転送! OWC Thunderbolt 5 Dock 11 Ports
日本のポップス史を支えてきたギターサウンドを!FM9 MARK II TURBO…
日本のポップス史を支えてきたギターサウンドを!FM9 MARK II TURBO by 今剛が発売
台数限定ホワイトモデルを発売。 Pioneer DJ 4ch プロフェッショナル…
台数限定ホワイトモデルを発売。 Pioneer DJ 4ch プロフェッショナル DJコントローラー DDJ-FLX10-W
Minimal Audioより、エフェクトプラグイン4製品が新発売!
「Ripple Phaser」「Swarm Reverb」「Flex Chorus」「Hybrid Filter」の4製品が新発売!
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company