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27
Dec.2013
Rock oN
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Enter the WAVES No.7 FINAL〜RED先生の燃えよWAVES〜『点ではなく面で定位を操る S1 & S360』

私の思い入れのあるプラグインを2種類ご紹介したいと思います。キーワードは「『点』ではなく『面』」です!

S1 Stereo Shuffler/Imager

S1 Stereo Shuffler/Imagerは、ステレオ音源の定位をコントロールするプラグインです。

ステレオ音源はLR間で音を定位する訳ですが、通常はPANで左寄り⇔右寄りなどコントロールをしますよね。このプラグインはそれを視覚的にも分かるようにコントロールできるものです。

画面中央にあるのが「ベクトル画面」になります。コマのような形をしていて、これで具体的な音像の定位状況が一目で確認できます。左右に広がっている逆三角形の部分が音像の広がりですね。そして、中心の軸が音像の方向。パラメーターでいうと、左右の広がりが「Width」で軸が「Rotation」です。他にもBass Trimで±3dBの微調整が可能だったり、「Shuffle」や「Freq」などのパラメーターで音質を変化させる事もできます。

実際に操作すると分かるのですが、音像の広がりをキープしたまま、左右に定位ができるので、まさに「『点』ではなく『面』」でコントロールが出来るわけです。

さて、ここで、画面両端に注目して見ましょう。Input ModeとMater Modeとして、「L-R」と「M-S」とありますね。M-Sと見て、ピンと来た方もいらっしゃるんではないでしょうか。

そうです、このボタンはステレオをどうやって算出するか切り替えができるんです。「L-R」に関しては、そのまま奇数チャンネルに入力しているものをLチャンネル、偶数チャンネルに入力されているものをRチャンネルとして扱います。

もう一方の「M-S」というのは、ステレオ音源の録音方式の一つです。(他にA-B方式、X-Y方式なんていうものもありますが、あまり掘り下げると脱線してしまうので、ここでは割愛します)M-S方式のそもそもの仕組みは、単一指向性のマイクと双指向性のマイクの和と差でLRを算出するものです。

S1では、このスイッチをM-Sにすることで、単一指向性の回線(奇数チャンネル)と双指向性の回線(偶数チャンネル)を、足し算した音声をLとし、引き算した音声をRとして扱います。

というわけで(少々長くなってしまいましたが)ステレオ音源がどちらのモードなのかをこのスイッチで変換します。

そしてそのボタンの下にある左右の矢印は見た通り、左右を入れ替えてくれるもの。LとRを間違えて録ってしまってもこれでひっくり返せるわけですね。音源によってはわざと左右入れ替えるというのもいいかもしれません。

S1 Stereo Shufflerは、Silver Bundle以上、Native Power Pack、Sound Design Suite、Broadcast & Production bundleに含まれていります。皆さんのWaves Bundleにも入っていると思いますので、ぜひ立ち上げて使ってみてください。

S360 Imager

S360 Imagerはサラウンドフィールドでステレオ音源の定位をコントロールするプラグインです。

サラウンドフィールドにおいてステレオ音源定位は、簡単な事ではありません。結構苦労されている方も多いのではないでしょうか。モノラル音源であればサラウンドパンでコントロールするのは簡単ですが、ステレオはそうはいきません。先ほどのS1でもあったRotationやWidthの構成は一緒ですが、ローテーショングラフ(S1でいうベクトル画面です)の表示が大きく異なります。

まず、Rotationにあたるポイントは赤いバー、そして音像の広がりを示すWidthは青い扇形で表示されています。

黄色いポイントは音像の遠近を表しており、初期反射音も加える事ができます。ここで今回のキーワードをもう一度振り返りますが、「点」ではなく「面」というのがここで言えるポイントなんです。

Widthで面に広がっている音像をRotationで定位し、さらに距離感をDistanceで前後させれば言いわけですが、ここがWavesの良いところで、それぞれをローテーショングラフからコントロールする事ができるため、アイデアをそのまま直感的にコントロールできるんです。

またこれは小ネタですが、サラウンドフィールド内で後ろに音像を定位したい場合、実はS360 Imagerには弱点があります。

Rotationを一周させるとそこで止まってしまうんです。つまり数値的に、0から360まで増えた後0に戻れません。この問題を回避するには、DAW側の機能を使って、うまく反転させてあげるなど一手間加えます。

具体的にどの方向にどれだけ広がっていて、それをどう動かすか。そのコントロールが簡単に出来て、視覚的にも直感でコントロール出来るS360。サラウンド環境には必要不可欠なダウンミックス機能を搭載したM360 Downmixやモニター環境を整えられるM360 Managerなどとあわせて使っていただく事で、サウンドクオリティは格段に向上します!


RED先生 (赤尾 真由美) ROCK ON PRO プロダクトスペシャリスト

JAPRS Pro Tools資格認定委員としても活躍するPro Toolsのスペシャリストでもある。クラシック系音楽大学出身というバックグラウンドを持ち、確かな聴感とDAW / デジタル・ドメインの豊富な知識を活かし、ミュージックマーケットからブロードキャストまで幅広い層へ提案を行っている。WAVESプロダクト担当としても、コラム執筆や店頭デモ及び販売を行っている。

記事内に掲載されている価格は 2013年12月27日 時点での価格となります。

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