FLAMEからユーロラックモジュール5製品が発売されました!
C-1U
ノブの動きに応じたCVや入力したCVの変化を60秒間記録し再生(速度可変)
C-1U はノブの動きや外部ソースの CV を記録/再生する1チャンネルのCVレコーダー/ルーパーです。
記録時間は最大1分、再生は1回のみ(ワンショット)またはループ再生が可能です。再生速度や出力オフセットはノブで調整できます。CV を記録するための CV-IN、最初から再生するための RESET 入力を搭載しています。
記録したデータはバックアップ・バッテリーにより、電源を切っても保存されます(CR2032 3V ボタン電池を使用)。電源を入れると前に録音したデータが呼び出されて再度利用できます。
背面のジャンパの設定により、ユニポーラまたはバイポーラに切り替えて使用できます。
※このモジュールは「1U Intellijel」フォーマットです。「1U TILE」フォーマットではありません。
製品仕様 | |
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幅 | 12HP ※このモジュールは「1U Intellijel」フォーマットです。「1U TILE」フォーマットではありません。 |
奥行き | 41mm |
消費電流 | +12V : 20mA -12V : 9mA |
備考 | メモリー・バックアップ用ボタン電池 CR2032 付属 |
Fire
8ボイスのドラムシンセで9種類のアルゴリズムでドラムサウンドを作成
FIRE は、8ボイス・ポリフォニック・ドラム&パーカッション・シンセサイザーです。8つのチャンネルに分配することができる、様々なデジタル・シンセシス・アルゴリズムを搭載してます。サウンド・エンジンは、FM シンセシスやバーチャル・アナログ・シンセシスで生成された、さまざまなデジタル・パーカッション・サウンドを作り出すことができます。また、シンプルなモノフォニック・ベースやシンセサイザーの音色を作ることも可能です。
開発にあたり、最も気をつけたことは、ライブ操作におけるダイレクトかつシンプルな使いやすさです。ハードウェアは基本的に2つのモジュール(これらはセットです)で構成されています。一方は、すべてのコントロール、ディスプレイ、MIDI 接続、2系統の CV 入力、5系統のオーディオ出力を備えたベーシック・モジュールです。もう一方は、16個のアナログ・トリガー/ゲート/CV 入力と3個の追加オーディオ出力用のソケットを備えた、独立した X-FIRE I/O エクステンション・モジュールです。
両モジュールは、60cm のリボン・ケーブルを介して接続されているので、ラック内の好きな場所に取り付けることができます。また、ベーシック・モジュールの幅はわずか22HP なので、MIDI 音源モジュールとして、エクステンション・モジュールなしで単独で動作することもできます。
製品仕様 | |
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幅 | FIRE:22 / X-FIRE:6HP |
奥行き | FIRE:30 / X-FIRE:25mm |
消費電流 | +12V : 210mA -12V : 70mA |
μMLFO
14種類の波形を同時出力するLFOでMIDIかアナログ・クロックに同期可能
μMLFO は 14 種類の LFO 波形を同時に出力する LFO モジュールです。バイポーラ電圧出力(+-5V)のシンクまたはフリーラン可能な LFO 波形を出力でき、MIDI クロックまたはアナログ・クロックでシンクさせることができます。LFO のテンポは対応するクロックの速度とディバイダーの設定(レート)により決まります。
MIDI Start コマンドを受信すると、LFO は MIDI クロックに合わせて動作し、それに応じてレートが同期します。24のパッチのうち1つを MIDI ノートで選択できます。ノートナンバー36~47がプリセット・パッチ、48~59がユーザー・パッチです。受信 MIDI チャンネルは、LEARN ボタンで設定します。SYSEX ダンプ1つにつき、最大12個のユーザー・パッチをロードすることができます。1つのパッチにつき14個の LFO の波形、レート、シンク、フェイズ(波形の開始点をずらす)などを個別に設定できます。
停止中(MIDI Stop コマンド受信後や電源を入れた直後など)は、16分音符のアナログ・クロックで動作させることができます。
※本製品には TRS MIDI ケーブルは付属していません。DIN 5 Pin MIDI ケーブル(一般的な MIDI ケーブル)を使用する場合は別途変換アダプター(TRS-B 規格)をご用意ください。
製品仕様 | |
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幅 | 5HP |
奥行き | 40mm |
消費電流 | +12V : 80mA -12V : 40mA +12V 最大70~80 mA |
備考 | MIDI IN, THRU は MIDI TRS-B standard です。 |
Mirror
2系統のCVインバーターでミラー軸のオフセットを1Vステップで設定可能
MIRROR は、正電圧専用のインバーターです。入力した正電圧の最大値が0V になるよう反転します。したがって入力電圧は、負電圧の範囲(ミラー軸 0V)には反転しません。0V からの固定の正電圧の範囲を設定し、正電圧の範囲で反転します。電圧範囲の設定は10段階あり、1V 単位で調整することができます。反転の中心軸は、常に設定範囲の半分にあります。このモジュールでは、負電圧を反転することはできないので、入力可能な電圧の最小値は0V に制限されます。
このモジュールは上下で同じ機能を持ちます。具体的な使用用途は、正電圧範囲内での反転、GATE 信号の反転(0/+5v~+5v/0v)、相対するメロディーライン生成(クオンタイザーとの接続を推奨)などがあります。
製品仕様 | |
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幅 | 6HP |
奥行き | 40mm |
消費電流 | +12V : 4mA -12V : 30mA |
Takt
8トラックのドラムシーケンサー4基のセンサーでトリガーやアクセントを制御
TAKT は、トリガー/ゲート/ベロシティ・リズム・シーケンスを演奏またはプログラミングするためのコンパクトな30HPのシーケンサー・モジュールです。このシーケンサーは、8トラックのトリガー/ゲート出力、また8つのベロシティ/モジュレーションCV出力でのコントロールなど、豊富な入出力を備えています。CVトラックはモジュレーション用のトラックとして独立して使用することも可能です。ルーパー・モードでのリアルタイム・シーケンシングには2つの方法があります:SHOTSボタンを使用した “ノート・リピート”による演奏と、鍵盤やセンサーによる”クオンタイズ・トリガー”です。
4つの距離センサーを使用して4つのトラックまで同時にトリガーできます。これらのセンサーは2HPの省スペースなモジュールで、ケースの好きな場所にマウントできます。リボンケーブルを使用してTAKTに直接接続し、センサーに必要な動作電圧も供給されます。4個のセンサーと接続ケーブルは本体に付属します。センサーはトリガー/ゲートの信号を生成し、トラック1-4もしくは5-8の組み合わせにて使用でき、トラックの組み合わせは瞬時に切り替えることができます。
波形の振幅調整用VCAを備えた、4つのシンク可能なLFOも用意されています。このLFOには、26種類の波形、位相切り替え、振幅調整、速度調整、出力電圧レンジ設定など多くの興味深い機能が備わっています。ユニポーラまたはバイポーラ(0…+5vまたは+/-5v)のレンジが設定でき、さらに内蔵VCAでLFO波形の振幅を調整する事ができます。つまり、LFOの出力は入力アッテネーターを持たないモジュールにも適応できます。
パターンはリアルタイムに切り替え可能で、それぞれ最大4小節の長さがあります。4つのパターンとフィル・パターンが1つのシーンとして保存されます。最大で50のシーンをモジュールに保存できます。つまり、合計250種類のパターンが使用可能です。
製品仕様 | |
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幅 | TAKT:30 / SENSOR:2 x 4HP |
奥行き | TAKT:50 / SENSOR:20mm |
消費電流 | +12V : 160mA -12V : 80mA |
記事内に掲載されている価格は 2023年9月29日 時点での価格となります。
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