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Nugen Audioから、ダイアログの明瞭度を客観的に測定、数値化する新製品「Dialog Check」を発売しました!
音声の明瞭度の低さは、映画やテレビの視聴者から最も多く寄せられる不満の一つです。研究によると、視聴者のほぼ半数が字幕付きで視聴することを好むとされています。数時間、あるいは数日にわたって同じシーンの音声編集に携わる音声エンジニアは、同じ台詞を数百回も聴いているので、初めて聴く人にとっての音声の聴き取りやすさを予測することは、大きなチャレンジです。
DialogCheckは、会話の明瞭度を客観的に測定するためのツールです。
●主な特長
・デュアルAIニューラルネットワークを搭載
・最大7.1.4チャンネルに対応
・リアルタイム・バーメーター
・タイムコード同期履歴表示グラフ
・リアルタイム・モーメンタリー・クラリティー表示
・クラリティーの中央値表示
・ユーザー定義可能な上側と下側の色分割表示
ダイアログの明瞭度を客観的に測定、数値化
Dialog Checkはリアルタイムのバーメーターと履歴グラフを表示することで、編集者は再生中の音声とダイアログ明瞭度測定値を簡単に比較し、音声の明瞭度が低く、初めて聴く人にとって理解しにくい可能性のあるセクションを特定できます。分布を示すグラフとクリップ全体に対する数値の統計値を組み合わせることで、編集者はプログラム全体の音声の明瞭度を迅速に把握できます。
緑色の表示は、明瞭な音声であることを示します。緑色が濃いほど明瞭です。黄色の表示は、おそらく明瞭でない音声であることを示します。黄色が濃い(または赤に近い)部分ほど、音声の明瞭度が低下していることを示しており、場合によってはその部分の明瞭度を向上させる必要がある場合があります。履歴のトレースとレベルメーターがグレーで表示されている場合、DialogCheckはその部分には会話が含まれていないと判断しています。これは無音、効果音、音楽、または一部のケースでは、DialogCheckが会話として認識できないほど不明瞭な音声である可能性があります。
記事内に掲載されている価格は 2025年5月9日 時点での価格となります。
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