本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン

渋谷の音楽制作機材専門ショップ!豊富な展示製品の試奏、ご相談からシステムプランニングまで、お任せください!

head-love Created with Sketch. CREATOR
イベント
10
Oct.2025
イベント
  • HOME
  • イベント
  • セミナー
  • 【レポート】1コイン ワークショップ  / ケーブルは機材だ!あなたの音をもう1ランクアップグレードする瞬間を体感できる30分

【レポート】1コイン ワークショップ  / ケーブルは機材だ!あなたの音をもう1ランクアップグレードする瞬間を体感できる30分

ケーブルの「静電容量」に注目せよ! ハイ・インピーダンスな1本目のシールドが音色を決める

10月9日に開催された1コインワークショップでは、ケーブル選びの奥深さに迫る「ケーブルは機材だ!あなたの音をもう1ランクアップグレードする瞬間を体感できる30分」が開催されました!講師のクーパー天野は、ギターから最初の機材へ向かう1本目のシールドはハイ・インピーダンスであり、特に音色の変化が大きいと指摘。「ハイインピーダンス用のシールドケーブルのスペックは静電容量に注目する」ことについて、解説が行われました。

ケーブルの構造とコンデンサーの関係

ケーブルの構造そのものが音質に大きく影響を及ぼすと説明。シールドケーブルは、信号を運ぶ導線が絶縁体に囲まれ、さらにその周りをグランド用の網線が囲う構造になっています。この「導体—絶縁体—導体」という構造は、物理的にコンデンサー(キャパシタ)と同じであり、ケーブルは意図せず静電容量を持ってしまうのです。コンデンサーは、高い周波数の信号をよく通す特性があり、ケーブル内で信号線とグランドの間に静電容量が作用すると、音はこもる方向へ作用します。これはギターのトーンポットを絞って高音域を捨てる作用に類似しています。この静電容量が、ケーブルを通すことによる高音域への影響を決定づけます。

• 静電容量が高いほど、ケーブルを通すことによって高音域が減衰
• 静電容量が低いと、高音域が減りにくい(よりクリアに出る)

「音痩せ」の正体はギターとの「ミスマッチ」

「静電容量が低いほど高音域がクリアに出る」という理屈だけを聞くと、単に「静電容量が少なければ少ないほど良い」と考えがちですが、「何にでも相性があり、これがケーブル選びの面白いところ」と指摘。ケーブルがギターの音質に与える影響は、単純な「音痩せ」ではなく、ギターが求めるキャラクターとの「ミスマッチ」が原因。厚みのある音が欲しいギターで高域が出すぎていると感じれば「厚みが足りない」と感じ、高音域の煌びやかさが欲しいギターで高音域が出ていなければ「抜けが悪い」と感じるなど、ケーブルとの相性で音の印象は変わってきます。“痩せ”に聞こえるかは、ピックアップ+ケーブルで決まる共振周波数(ピーク位置)との相性が大きいです。

ピックアップとケーブルの理想的な相性

ギターの種類やピックアップ、内部回路(ボリュームポットなど)の組み合わせによって、最適なケーブルのキャラクターは異なります。

1. ビンテージタイプのテレキャスター
「ビンテージのシングルコイル(例:2.8H)。一般的には250kΩポットだが、このギターのように1MΩにすると“チャキチャキ”“ギラギラ”が強まる。低容量ケーブルなら明るさを保てるが、高容量ケーブルで少し落ち着かせたい、という選択肢も生まれます。

2. ハムバッカーを搭載したギター
◦ 2ハムバッカー(例:3~6 H(ヘンリー))で、ボリュームポットに500kΩ(一般的なハムバッカーでの使用)を使う場合、バランスは取れているが、強く歪ませる場合などにモコモコした音に感じる事がある。
◦ この場合、高音域の解放感を確保したい(静電容量が低い)場合と、落ち着かせたい(静電容量が高い)場合があり、目指す音の方向性によって選ぶべきケーブルは変わってきます。

実際に数本のケーブルで静電容量を実際に測定した結果を示し、特にベース用ケーブル Reference Cables RIC-01 BASS は静電容量が最も高いことや、その他にReference Cables RIC01E-REは非常に低いことを紹介。実際にアンプにプラグインしたところ、聴感と静電容量の多寡が見事にリンクしました。これは、各ケーブルが意図的に特定の音質キャラクターを作り出していることを示唆しています。(※聴感は容量に加え、素材や構造の違いも寄与します。)

最後に、「シールドケーブルの先までをギターだと思って、ギターごとのデフォルトのシールドケーブルを選んでみる」というアプローチを推奨し、静電容量というスペックに注目すると、ある程度のキャラクターの予測が可能になると述べ、今回のセミナーを締めくくりました。

1コインワークショップは毎週木曜開催中!

※料金は全てワンコイン(500円(税込))
詳細、お申し込みはこちらから!

https://www.miroc.co.jp/rock-on/1coin_workshop_schedule/

今後のメニュー

10/9(木) at Rock oN梅田
次世代のポータブルスタジオ「OP-1 Field」ワンコインワークショップ開催

10/16(木) at Rock oN渋谷
これであなたもMoveが欲しくなる!未経験でも素早くアウトプット!Ableton Moveでビートメイキング!

10/16(木) at Rock oN梅田
「エフェクター再発見!」〜ギター以外で広がる活用術〜

10/23(木) at Rock oN渋谷
「アンシミュ再発見!」 〜ギターレコーディングに役立つルーティング活用術〜

10/23(木) at Rock oN梅田
あなたのトラック進化計画!DTMアップグレード体験会

10/30(木) at Rock oN渋谷
LV1 Classic デジ卓初心者向け体験会

記事内に掲載されている価格は 2025年10月10日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

【レポート】1コイン ワークショップ / 音の動きを掴め!~ノリのいい音楽を作る…
2025年11月20日に渋谷で開催されたセミナー 音の動きを掴め!~ノリのいい音楽を作るために~のレポートをお送りします。
【配信レポート】Wavetableシンセの金字塔「Serum2」徹底解説!作曲V…
2024年11月7日に開催された無料配信イベント「Wavetableシンセの金字塔『Serum 2』徹底解説!作曲VTuberミディが語る、制作効率を爆上げする音作りのコツと秘訣」より、主要なポイントと音作りのノウハウをレポートします。
【レポート】1コイン ワークショップ / なんとなくから卒業!コード進行のトリセ…
2025年11月13日に渋谷で開催されたセミナー「なんとなくから卒業!コード進行のトリセツ ダイアトニックコード編」のレポートをお送りします。
【レポート】1コイン ワークショップ / ドラムの打ち込み方とアイデアを生み出す…
本レポートでは、ドラムの打ち込みにおいて、単なるパターンを配置するだけでなく、いかに人間的でグルーヴィなサウンドを作り出すかに焦点を当てた、実践的なテクニックとドラマーならではの思考法を、Rock oN渋谷のPD安田が解説しました。
【レポート】1コイン ワークショップ / LV1 Classic デジ卓初心者向…
2025年10月30日にRock oN渋谷で開催された「LV1 Classic デジ卓初心者向け体験会」では、Media Integration 佐藤氏を講師に招き、WavesのライブコンソールLV1を題材にDAWユーザーに向けてライブコン…
【レポート】1コイン ワークショップ /「エフェクター再発見!」〜ギター以外で…
  2025年10月16日(木)に梅田店にて、セミナー「エフェクター再発見!」〜ギター以外で広がる活用術〜が開催されました。ギタリストの定番であるコンパクトエフェクターを、ミキシング、PA、配信などの「ギター以 [……
【レポート】1コイン ワークショップ / 自作ケーブルも修理も思いのまま。オーデ…
1コイン ワークショップ / 自作ケーブルも修理も思いのまま。オーディオケーブルの仕組みとはんだごての使い方を覚えよう!
【レポート】1コイン ワークショップ / 「アナログを通すだけで音が変わる体験」…
「アナログを通すだけで音が変わる体験」— Mackie 802VLZ4を使ったリアルなサウンド検証 —
【無料配信】Wavetableシンセの金字塔「Serum2」徹底解説!作曲VTu…
世界中のクリエイターに愛用されるソフトウェアシンセサイザー、Xfer Records社「Serum」が大型アップデート!「Serum2」の登場を記念し、Serumの魅力を徹底的に深掘りする配信セミナーを開催します。
【レポート】1コイン ワークショップ / アンシミュ再発見! ギターレコーディン…
Rock oN クーパー天野 がアンプシミュレーターを用いたギターレコーディングの効率を高め、CPU負荷を抑えるための具体的なルーティングテクニックを紹介!
【レポート】1コイン ワークショップ / これであなたもMoveが欲しくなる!未…
【レポート】1コイン ワークショップ / これであなたもMoveが欲しくなる!未経験でも素早くアウトプット!Ableton Moveでビートメイキング!
グラミー賞受賞エンジニアが登壇!モニターヘッドホンSONY MDR-M1発売記念…
グラミー賞受賞エンジニアが登壇!モニターヘッドホンSONY MDR-M1発売記念イベント
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company