本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン

渋谷の音楽制作機材専門ショップ!豊富な展示製品の試奏、ご相談からシステムプランニングまで、お任せください!

head-love Created with Sketch. CREATOR
CREATOR

第一線で活躍するクリエーターのインタビューやコラムなど、音楽と真摯に向き合う作り手の姿があなたの創作意欲を刺激します!

01
Nov.2023
CREATOR

People of Sound 第 51 回 LAUSBUB インタビュー

people_inai_01


Pharien_091


音をクリエイトし、 活躍している人をご紹介するコーナー 「People of Sound」。 このコーナーでは制作者の人柄がサウンドにどうつながっていくかに注目します。 第 51 回目はニューウェーヴ / テクノポップ ・ バンド LAUSBUB。 2020 年 3 月に北海道札幌市の同じ学校の軽音楽部に所属する 2 人の高校生によって結成され、 結成直後から SoundCloud で発表していた楽曲 「Telefon」 がネット上で話題になり一気に拡散。 現在主流のエレクトロミュージックとは一線を画し、 初期テクノのエッセンスを内包したサウンドは、 造詣が深い音楽ファンの触手を伸ばさせましたが、 そんなサウンドを地方の女子高生が作っているというギャップが大きな話題になりました。 初々しい感じもするお二人が、 いかにしてコアな音楽ファンにも支持されるような音楽を作るようになったのか? その辺りを中心にお話をお伺いしました。


<プロフィール>

LAUSBUB (ラウスバブ)

2020 年 3 月 北海道札幌市の同じ高校の軽音楽部に所属していた、 岩井莉子と髙橋芽以によって結成されたニューウェーブ ・ テクノポップ ・ バンド。 2021 年 1 月 18 日 Twitter 投稿を機に爆発的に話題を集め、 ドイツの無料音楽プラットフォーム” SoundCloud” で全世界ウィークリーチャート 1 位を記録。 同時期に国内インディーズ音楽プラットフォーム” Eggs” でもウィークリー 1 位を記録。 2021 年 6 月 18 日 初の DSP配信となる配信シングル 『Telefon』 をリリース。 2022 年 11 月 16 日には初のフィジカル作品となる 1st EP 「M.I.D. The First Annual Reportof LAUSBUB」 をリリース。 これまで北海電気工事 ( 株 )TVCM、 北海道アルバイト社 「アルキタ」 TVCM、 ( 株 ) バンダイ 「TAMAGOTCHI REMIX」 での Bose( スチャダラパー ) とのコラボレーション、 札幌PARCO 「New & Renewal」 などタイアップも多数。 その話題性のみならず、 本格的な音楽性からミュージシャン ・ 音楽ファン ・ 各メディアからの注目を集めるニューウェーブ ・ テクノポップ ・ バンド。

岩井 莉子 – Rico Iwai – :
2003 年 6 月 4 日生まれ
担当 : ギター / シンセサイザー / DJ エレクトロニクス

髙橋 芽以 – Mei Takahashi – :
2003 年 8 月 17 日生まれ
担当 : ボ ーカル / ベース

YouTube ( https://www.youtube.com/@LAUSBUB/videos )
X:旧Twitter ( https://x.com/officialausbub )
Instagram ( https://www.instagram.com/officialausbub/ )


pharien_subtitle-1

Rock oN :まずは、 お二人が最初に音楽に触れたころのお話をお聞かせください。

髙橋芽以:母親が音楽好きで YMO の高橋幸宏さんのファンだったこともあり、 家族が一緒にいる時間にいつも音楽が流れている環境で育ちました。 音楽好きになったのは両親の影響が大きいです。 小学生の時から自分で音楽を探して聴き出して、 中学生になるとインターネットを通じて色んな音楽を見つけては聴いていました。 高校で軽音楽部に入り、そこで莉子と出会ったのですが、いま自分たちがやっている 「テクノ」 を聴き始めたのはこのころです。 「音楽ジャンル」 ということを意識し始めたのもその時です。 莉子は高校の同世代の小さなコミュニティの中では異質というか、 音楽に関して色んなことを知っていたので、 莉子との出会いが大きいですね。

岩井莉子:私は 4 歳ぐらいからピアノを習ってたんですけど、 今みたいに電子音楽を好きになったのは中学生のころでした。 たまたまYouTube で YMO のミュージックビデオを見てハマったんです。 周りの同級生が聴いてる音楽や家で流れてる音楽にあまり興味が持てなくて、 ネットで音楽を聴き始めてから、 ようやく自分が好きな音楽として電子音楽に巡り会うことができました。 シンセサイザーの音が普段テレビから流れてくるような音楽とはまた違って、 最初は何から出ている音なのかが分からなくて 「何だ、 これは!」 とびっくりしたんです。

Rock oN :でも調べたら、 すごく昔の音楽だったと分かるわけじゃないですか。 そのことに対してはどう感じたのでしょう?

岩井莉子:最初は、わざと80年代などの昔風な音にしてるのかと思ってたんですけど、 実際に 80 年代に作られた音だと分かってからは、すべてが未知との遭遇で刺激的でした。 それから、家には鍵盤がずっと置いてあったので、 シンセサイザーに興味を持ちました。 DTM よりも先に楽器としてのシンセサイザーに興味を持ち、 iPad でソフトシンセのアプリをダウンロードして触ってみたりしました。

Rock oN :コードとかメロディといったことじゃなく、 まずは音そのものに興味を持ったんですね?高校生時代のお二人、生み出されるサウンドとのギャップが大きな話題となった。


pharien_subtitle-1

岩井莉子:そうです。 「音作りはどうやってやるんだろう?」 「ライブ映像に映ってるツマミいっぱいの機材はなんだろう?」 みたいなことを全部調べるようになりました。 すごく時間がかかったんですが、 YMO の 「ソリッド ・ ステイト ・ サヴァイヴァー」 のイントロのシーケンスを真似て作ることができて 「せっかくできたから録音しよう!」 みたいな流れで DAW も触り始めました。

髙橋芽以:二人で LAUSBUB を始めたのは 2020 年 3 月ですけど、SoundCloud での配信をメインにした活動でした。 コロナ禍以前は、母にライブに連れてもらったり、 また一人でも行くことはありましたが、 コロナ禍になりライブに行くことも無くなり、 莉子以外に音楽の趣味が同じという友達がいなかったんです。

Rock oN :お二人の出会いですが、 高校に入って最初はどっちから話しかけたんですか?

岩井莉子:高校の軽音楽部で最初は芽以が話しかけてくれたんですけど、 一度話しかけられたら、 こちらから一方的に 「好きなアーティスト、 誰?」 とか 「今までどんな音楽聴いてきたの?」 といったことをどんどん聞いていった記憶があります。

Rock oN :髙橋さんは覚えてます?

髙橋芽以:内容までは覚えてないですが、 でも、 話しかけてくれて嬉しいと思いました (笑)。

Rock oN :運命的な出会いと言えますよね。 良かったですよね(笑)。

岩井莉子:芽以がいてくれて、 本当によかったと思います (笑)。元々、 私は高校 1 年生くらいからずっとオリジナル曲を作ってみたいと思っていたので、 芽以を巻き込んでプロジェクトみたいなことをやれたら良いなとはずっと思っていたんですけど、 他のバンド活動もしてたのでなかなか時間が取れなかったんです。 でも、 コロナ禍になり二人で動き始めることができました。

Rock oN :バンドだと一緒に集まって練習をするわけですが、 お二人はファイルのやり取りをして曲を作る感じですか ?

髙橋芽以:そうです。 基本、 曲を作るのは莉子なのですが、 1 曲目の 「Get Stir Crazy」 はコロナ禍だったので一度も直接会うことなく作りました。 歌はスマホで録ってデータを送っていました。


pharien_subtitle-1

きっかけは部活での出会い。 正直言いますと、 読者のみなさんも経験したかもしれないよくある光景ですよね。 でも、 そんな日常の中に突然その後の人生の方向を決める重要な出来事が潜んでいるんですね、 面白い話です。 ただ、 二人にとってキーになっている存在が YMO ということで、 もしかしたら出会うべくして出会った二人なのかもしれません!


pharien_subtitle-1

Rock oN :では、 テクノというジャンルの枠内にいるのは岩井さんによるところが大きそうですね。 テクノを軸にして、 アンビエントなど色んなエレクトロミュージックの要素が LAUSBUB からは垣間見れますが、 初期のころの正統派なテクノの音が LAUSBUB の音になってますよね。 それを若い二人の女性が作っている、 というギャップが大きな魅力でもあると思います。 こう言ったら変ですけど、 音楽活動を開始したすぐ直後から SNS 上で LAUSBUB の存在が話題になりましたよね。

髙橋芽以:そうですね。 作り出して 3 曲目の 「Telefon」 で広まりました。 そのきっかけは、 北海道高等学校軽音楽連盟が主催する全道高校軽音楽新人大会の模様を収録した YouTube だったんですが、コロナ禍中の世の中の流れというか、 配信というかたちじゃなかったらきっと広まらなかったと思うので、 ラッキーと言えばラッキーでした。 もし、 コロナ禍でなければ、 普通に札幌のライブハウスやクラブなどでのライブを中心にした活動に寄ってたかもしれなくて、そうだったら、 このような流れにはならなかったかもしれません。

Rock oN :曲を作り始めてから早い段階で話題になったわけじゃないですか。 自分たちの作った音楽を多くの人が聴いてくれた時の気持ちはどうでした?

岩井莉子:本当にびっくりしたんですけど、 どこかでこうなることを望んでいた自分がいて、、、(笑)。

Rock oN :良い感じですね、 それ (笑)。 お二人がやりたい音楽のジャンルを分かってる人たちからの反応が多かったですよね?

岩井莉子:超ラッキーって思いました (笑)。

髙橋芽以:「Telefon」 が広まる前には 「Get Stir Crazy」 と 「TheCatcher in the Die」の2曲をSoundCloudで配信してたんですけど、届いてるという感覚はなかったんです。 高校でも、 友達が 「聴いたよ」 と言ってくれるわけでもなく、、、 私としては莉子が作った曲を私が聴いて 「いい」 という思いがあったので、 それが世の中に広まったっことで 「やっぱり音楽として面白いものだったんだ」ということを確信できました。

Rock oN :SoundCloud の再生回数が突然上がった、 ということですもんね、 もうガッツポーズですか (笑) ?

岩井莉子:ガッツポーズは毎日してたんですけど (笑)、 驚いてるうちに時間が過ぎていってしまい明らかにキャパオーバーでした。DM が沢山来るようになったんですが、 返信するのに 1 通 1 通を送る度に敬語の使い方を検索したり。 ありがたかったんですけど、 さすがにキャパオーバーになりました。


pharien_subtitle-1

ネットを媒介として楽曲があっという間に拡散されていく。 時代を象徴するお話ですね。 でも、 最近のインスタ動画みたいに、 何かわかりやすいキャッチーな要素を持ってバズったわけではなく、 しっかりと音楽性が評価されたわけで、 LAUSBUB の場合、 その本質はかつて音楽ファン間の口コミで伝搬していったような感覚。 そんな印象を受けましたが、 いかがでしょうか?


pharien_subtitle-1

Rock oN :オリジナル曲を作る場合、 今やってるような 「テクノを絶対やりたい」 と思ってたんですか?

岩井莉子:そうです。 作るとなると自分の原点というか、原点と言っても 2、 3 年前の出来事なんですけど (笑)、 自分が一番影響を受けたジャンルの中で何かできたらいいなと思っていました。

Rock oN :自分が思うような曲は最初から作れました?

岩井莉子:私は、 自分がどんな曲を作りたいかを一番最初に書いてから曲を作り始めるんです。 例えば 「ニューオーダーのあの楽曲のこのシーケンスの部分」 といった感じで。 そういった要素を練習しながら作って徐々に集めていき、1 曲目の 「Get Stir Crazy」 を作ってみたんですが、 意外と 「作れるんだ」 って思いました。

Rock oN :なるほど。 「曲の理想像があってそれに向かって突き進む」みたいな感じに聞こえますね。 1 曲めから、かなりのクオリティの曲ができてる訳ですよね。 それはすごいことですよね!

岩井莉子:いま聴くと酷い部分もあったりするんですけど (笑)。でも、 その時はすごく満足でした。 こうやって音作りから入ったので、 メロディを考えたり歌詞を書いたり、 そういう領域がまだよく分ってないというか、 見よう見まねでやってると思います。

Rock oN :例えば 「歌える」 メロディ的な要素は、 今後、 自分たちの音楽に必要だと思ってるんですか?

岩井莉子:はい。 歌モノはこれからもやっていきたいと思っていて、せっかく芽以の特徴的な声があり、 どんどん歌唱力も上がってきていてるので、 さらに活かしていきたいと思っています。

Rock oN :なるほど。 髙橋さんの声をよりを引き出せるようなメロディ、 といったことですよね。 まだまだ可能性がたくさんあるって段階なんですね。

岩井莉子:そうですね。

髙橋芽以:そんな莉子の突き進む精神みたいなものを見て 「凄い!」 って圧倒されて、 ビジョンがあるし凄く面白いと感じたんですが、 気づいたらその世界に私を巻き込んでもらった、 という感じなんです。

Rock oN :髙橋さんの LAUSBUB の曲作りにおける役割はどういう感じですか ?

髙橋芽以:土台を莉子が作り、 私が歌を入れるという流れです。 二人で会って、 時にはメロディを一緒に考えながら作る、 という感じです。

Rock oN :高校で結成し、 現在は進学して大学生になられたんですよね。 音楽活動の環境は何か変わりました?

髙橋芽以:色んな面で自由になりました。 行動範囲もそのひとつです。 クラブに行けるようになり、 遊べる場所が増えたし、 海外アーティストの来日公演を見に東京に行ったり。 それらの経験によって、音楽のインプットが増え、 モチベーションを上げてくれてます。 色んなアーティストを見て学ぶことがたくさんありますし、 興味もより広がりました。

Rock oN :先週、 レコーディングで VICTOR STUDIO に行かれたそうですね。 国内では最先端のスタジオの一つですがどうでした?

髙橋芽以:初めて VICTOR STUDIO に行ったのは、 去年の 8 月ごろで何曲かレコーディングしたんですが、 それまで歌を録る時は莉子の家のコンデンサーマイクを使っていましたが、 VICTOR STUDIO ではすごく高級なマイクを使わせてもらい、 音が良くてびっくりしました。

Rock oN :そういう経験に違和感は無かったですか ? 「私たちの音じゃない」 みたいな。 「音が良いから良い音楽」 というわけでもないじゃないですか。

髙橋芽以:そういう抵抗感は無かったです。 新鮮というか、 私はすごく進化するというか、 そういう気持ちでやれました。 高校時代に作った曲を新たに録り直す作業もしましたが、 より良い音で作品にできるというのは純粋に嬉しかったです。

岩井莉子:VICTOR STUDIO での作業は、 何もかも初めての体験だったので驚きっぱなしでした。 「音って、 こんなにちゃんとして録るものなんだ」 と思って 「今までの自分は何だったんだろう?」 と思いました (笑)。 でも、 せっかくスタジオで録らせていただいてるのに、 部屋鳴りの音を求めてしまうこともあったりして 「ローファイな質感が自分は好きなんだな」 とそこで気づきました。


pharien_subtitle-1


pharien_subtitle-1


pharien_subtitle-1

Rock oN :では、 機材の話に移りますが岩井さんが使った DAW は何からだったんでしょう?

岩井莉子:Garage Band です。 活動の最初の 1 年間ぐらいはずっとGarage Band で作っていました。 1 曲目と 2 曲目まではオーディオインターフェイスを使って無かったので、 iPad だけで作っていました。 歌はスマートフォンで録ってました。

Rock oN :限られた環境でも、 良い曲が作れるということですよね。次第に機材のことを調べたりして増えていく感じですか?

岩井莉子:はい。 Garage Band の次は、 実機のシンセが欲しくなって KORG MS-20 を買いました。

Rock oN :何で MS-20 にしたんですか?

岩井莉子:見た目が格好いいからです (笑)。 手弾きで弾いてGarage Band に録っていました。

Rock oN :そうやってトラックを作ったら最終過程としてミックスダウンがありますけど、 一生懸命自分でやった感じですか?

岩井莉子:そうです。 ほとんど出来ていないに等しかったと思うんですけど、 ハードル低めでやってました (笑)。 その後、 パソコンを購入して DAW は Logic に移行し、 現在は Ableton Live を使っています。

Rock oN :DAW 使うようになって、曲作りのプロセスは変わりました?

岩井莉子:はい。 最初はやれることがたくさん増えて、 あまりにも選択肢が多くて戸惑ってたんですけど、 いまは DAW をある程度ですが使いこなして、 ちゃんと 1 曲作れる自信が出てきました。 ソフトシンセは Ableton Live の内蔵シンセが面白いので使っています。

Rock oN :オーディオインターフェイスは、 今は何を使ってますか?

岩井莉子:Steinberg UR22C を 使 っ て ま す。 MIDI 鍵 盤 は Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32 を使っています。 自宅で歌を録る時のマイクはオーディオテクニカの AT4040 です。

Rock oN :現在、 クラブなどでライブもやられていますよね?

岩井莉子:はい、 クラブのような場所でやるためのライブセットも用意したいと思っているところです。 音源とは別にライブ用に音作りしたミックスや、 クラブっぽいエディットをした状態で全曲通してライブするアイデアも考え中です。 リスニング向きとフロア向きを切り替えて、 楽曲をいろんなモードで楽しめたら良いなと思ってます。

Rock oN :クラブとなると、 焦点は低域の部分ですよね。 コロナを経て配信が普通になったので、 家で聴かせるタイプのライブも必要だし、 会場に行って大きな音を出すライブももちろん必要ですもんね。

岩井莉子:はい。 会場によって低域の出方や、 曲の繋ぎの部分の有無を調節してるんですけど、 もっとはっきりとしたモード分けができたら良いなと思ってます。

Rock oN :では、 今後の予定をお聞かせください。

岩井莉子:11 月 3 日 「 レ コ ー ド の 日 」 に、 去 年、 VICTOR STUDUO でレコーディングした 1st EP をアナログレコードでリリースします。 去年までは、 11 月 3 日の 「レコードの日」 になったらレコード店に朝から並ぶ側の人間だったので、 リリースさせていただけるなんて嬉しいです。


pharien_subtitle-1

Rock oN :そのレコード使って、 DJ が現場でかけてくれれば良いですよね!

髙橋芽以:はい、 それは嬉しいです!

岩井莉子:あと、 12 月 26 日からからツアーがあり、 東名阪公演、そして年をまたいで 1 月 20 日に札幌で LAUSBUB 主催のライブをやる予定です。

Rock oN :それは素晴らしいです。 東京の会場はどこですか?

岩井莉子:代官山 SPACE ODD です。 映像も使えるので VJ も入れたかたちで演ります。

Rock oN :では、 お二人それぞれに聞きたい質問ですが 「LAUSBUB を今後こういうふうにしたい」 といったことがあればお聞かせください。

岩井莉子:私は、 ずっと音楽を作り続けられる環境にいたいので、そのためにはお金も必要ですし、 生活の全部が音楽のためになるように過ごしたいと思っています。 バンドが成功して欲しい、 といった感じのことでは無いんですけど、 成功というよりも良い音楽を作れることが一番良いと思っています。

髙橋芽以:私は LAUSBUB では歌の役割が強いので、 自分の歌の表現をもっと頑張っていきたいと思っています。

Rock oN :髙橋さん、 誰か好きなシンガーはいるんですか?

髙橋芽以:坂本慎太郎さんが大好きです。

Rock oN :最後の質問です。 2 人にとって音楽とは何でしょうか?

岩井莉子:難しい質問ですね、、、

Rock oN :そうですよね、 少し重めの質問ですね (笑)。 じゃあ、ちょっと質問の角度を変えましょう! もし音楽が無かったら毎日の生活はどうなると思いますか?

岩井莉子:もし音楽が無かったら、 目標が無い人生になってたんじゃないかと思います。

Rock oN :音楽以外だと、 他に好きなことはありますか?

岩井莉子:映画も好きなんですけど、 結局、 映画の中で鳴ってる音楽ばかりを聴いてるんです。 あと、 プロレスも好きなんですけど。

髙橋芽以:元々、 歌うことが好きで軽音楽部に入ったんですが、 生活に音楽が無いとつまらない毎日かもしれません。 莉子に出会っていろんな音楽聴くようになったんですが、 音楽に触れたときの体験は生きる上でいろんなことを支えていく基礎になると思うので、 そういう時間を大切にしています。

これまでこのコーナーに登場していただいたクリエイターの方々はキャリア豊富な方も多く、 お伺いする話の中にはキャリア途中の成功や失敗、 その経験の中で形作られた音楽制作に対する信念、 みたいなお話が含まれていたわけですが、 今回はそういうのは一切なし (笑) !これから未来を作っていく 「ほぼ白紙」 な状態がこの上ない魅力のお二人でしたが、 共通するのは 「音楽の才能を持っている」 こと。 わかりやすい形で表に出すことはない二人ですが、 その才能に自信を持って音楽活動を行っていることがお話を聞いていても感じられます。 白紙のキャンバスにどのような物語が描かれていくのか、 そのサウンドで私たちに次々と驚きを与えてくれそうです!

記事内に掲載されている価格は 2023年11月1日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.299』Synth…
えっ!?知識がなくてもDAWまかせでトラックを!!
Blackmagic Design製品の愛用者に訊く! 最新映像制作ツールの活用…
映像/ディレクターとして活躍する今村知嗣氏は先頃、ロック・バンド Paleduskのライブ・ビデオをApple Vision Pro対応のイマーシブ・コンテンツとして完成させました。Blackmagic Designのデジタル・フィルム・カ…
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.298』Minim…
えっ!?知識がなくてもDAWまかせでトラックを!!
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.297』知識がなく…
えっ!?知識がなくてもDAWまかせでトラックを!!
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.296』究極のリバ…
数多くあるリバーブプラグインの中で、究極のものとは何か?田辺恵二さんがご紹介!
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.295』チェンバー…
Tonalicはどんな機能を持つプラグインなのか、画期的な魅力を持つ製品を田辺さんがご紹介!
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.294』Celem…
Tonalicはどんな機能を持つプラグインなのか、画期的な魅力を持つ製品を田辺さんがご紹介!
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.293』 Sy…
Synthesizer V Studio 2 Pro V2.2.0はどのように進化したのか、田辺さんがご紹介!
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.292』Fende…
最近発表されて話題になったFender Studio Pro 8。Studio Oneからどう進化し、どんな機能を持つDAWなのか?
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.291』2025年…
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 年明け最初の音いじ第291回は、毎年恒例「2025年私が買ったプラグイ [……
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.290』TEENA…
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 今回の音いじ第290回は、TEENAGE ENGINEERING EP [……
『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.289』Nativ…
作曲からミックスまで、田辺さんのノウハウを垣間見ながら、その中で制作風景や気になるクリエーターを紹介したり、最新の機材をいじっちゃうというこの企画。 今回の音いじ第289回は、Native Instruments ABS [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company