
Rupert Neve Designsがアナログ・コンプレッサー&ウェーブ・シェイパー「OptoFET Dual Stage Compressor」を発表しました!
OptoFETは新設計のFETコンプレッション回路と最適化されたオプティカル・コンプレッション回路を1Uラックサイズに統合した極めて汎用性の高い製品です。透明感のあるスムーズなボーカルから倍音豊かなテクスチャーが織りなす圧倒的なエンベロープ・シェイピングまで幅広い用途に対応します。
2種類のコンプレッサー・モードを搭載した、新しいFETコンプレッサー

OptoFETは、主に2種類のコンプレッサー・モードを備えます。
デュアル・ステージ・モード
FET コンプレッサーと OPTO コンプレッサーを直列接続することでソースのダイナミック・レンジを完璧にコントロールし、
一般的なレコーディング&ミキシング・テクニックを容易に実現します。
デュアル・バンド・モード
各コンプレッサーを低域または高域に割り当て独立処理することで、OptoFETのトーン・シェイピングとダイナミック・レンジのコントロールを未知の領域へと拡張します。
長年にわたりFETコンプレッサーの研究を重ねてきたRNDのエンジニアリング・チームは、OptoFETのコンセプトが固まって初めて、これを発表する最良の時と判断しました。このFETコンプレッサーは、超高速のアタック・タイムや標準的なレシオ設定といったおなじみの特性を備える一方で、Rupert Neve Designs製品ならではの独自性を与える機能も有しています。
まずOptoFETの可変コントロールはすべて、現行のRND製品のほとんどに備わる高品質な31ステップのポテンショメーターを介して操作できます。
FETコンプレッサーには、可変アタック(最速 100 マイクロ秒)、リリース、スレッショルド、+20 dBのメイクアップ・ゲイン、そして0%(ドライ)から100%(ウェット)までのパラレル・ブレンド・コントロールが用意されています。レシオは4:1または8:1の設定が可能で、125Hz S/C ハイパス・フィルターをオンにして、ソースの低域をそのまま生かすこともできます。
そして独自のGRITモードがOptoFETの創造性を一層拡張します。このモードではFETコンプレッサーが強力なウェーブ・シェイパーへと変貌し、高域にフォーカスした豊かなハーモニック・ディストーションをもたらします。
GRITは、ソースをわずかに強調して適度に際立たせたることも、全く新しいサウンドへ変化させることも可能です。とくにブレンド・コントロールとの併用によって、多様なソースに対し正確な歪み特性を実現します。
最適化されたオプティカル・コンプレッサー

RNDは長年にわたり、数々のオプティカル・コンプレッション回路を生み出してきました。中でも、絶大な人気を誇る MBT : Master Bus Transformer の Color Comp はその好例に挙げられます。しかしOptoFETに備わるOPTOコンプレッサーは、より高速で高域にフォーカスした FET コンプレッサーの理想的な補完となるべく、低域の倍音を生成するとともに、はるかに遅いアタックとリリース設定を特徴としています。

OPTOコンプレッサーは、可変アタック(5ミリ秒から)、リリース、スレッショルド、+20 dB のメイクアップ・ゲイン、そしてパラレル・ブレンド・コントロールで構成されています。レシオは 2:1 または 5:1 の設定が可能で、125 Hz S/C ハイパス・フィルターも用意されています。
GRITとBLOOMについて

物理的な出力トランスの飽和によって2次および3次高調波を強調する Silk 回路とは異なり、OptoFET の GRIT / BLOOM モードの効果は、各コンプレッサー回路と新開発のサイドチェーン回路の相互作用によって生み出されます。これにより、Silk で生成される倍音をはるかに超える、より劇的なウェーブ・シェイピングを実現します。
デュアル・ステージ? それとも、デュアル・バンド?

OptoFETのユニークでパワフルな機能の一部が集約されている、グローバル・コントロール・セクションにも注目してください。
FLIPボタンを使えば、デュアル・ステージ・モード時における2つのコンプレッサーの直列順序を瞬時に変更できます(FET > OPTO または OPTO > FET)。
X-OVER INを有効にすれば、OptoFETはデュアル・バンド・コンプレッサーにもなります。このボタンを押すと、クロスオーバー・フィルターと対応するCROSSOVER可変周波数コントロールが有効になります。この時、各コンプレッサーは低域または高域のいずれかの周波数帯域に割り当てられ、両方の帯域を同時に独立処理することができます。CROSSOVERコントロールでは、クロスオーバーを適用する周波数帯域を 50 Hz から 500 Hz の範囲で正確に設定可能。FLIP ボタンはデュアル・バンド・モード時にも機能し、FET/OPTOを任意の周波数帯域に割り当てることができます。
例えばベースに対して低域を完全に制御しながら中高域をブーストし、弦のノイズや質感を理想的なものに調整する際などに有用です。
記事内に掲載されている価格は 2026年3月18日 時点での価格となります。
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