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正確でダイナミック、サウンドエンジニアの夢が現実となったアクティブDI が「J48 MK2」(ファンタム電源で動作)です。
多くのアクティブDIが抱える問題として、楽器のインプットボルテージがDIの内部動作電圧を超えた時、矩型波ディストーションが発生します。「RADIAL J48 MK2」は、その問題を解消するために、スイッチングパワーサプライを内部に備え、大きな信号に対しても、あくまでも原音に忠実なサウンドを得られるよう、内部動作電圧をブーストします。そのため、20Hzから40kHzまでの幅広い周波数帯を正確に、かつ、ハーモニックディストーション、位相の乱れ、内部干渉歪み等がなく再生することができます。
使用した感じを一言で言えば、「艶っぽく、パワフル」。
原音に忠実を目指している!と言うよりは、高級なプリアンプを通した感じに近いです。ですが、低音の「情報量の多さ」が流石Radialと言った感じです。やはり安価なDIやAudio I/FのHi-Z inがどれだけ歪んでるか一聴すれば分かります。この差はかなり大きいです。
「JDI MK3」は完全にパッシブです。ファントム電源もバッテリーも必要ありません。ただあなたの楽器をプラグインしてプレイするだけです。シンプルで自然なサウンドとノイズの無い理想的に静寂なダイレクト・ボックス。10Hzから40kHzまでの幅広い周波数帯を全く色付けせず、フェイズ・ディストーションなく出力します。
高いクオリティのキーポイントとなるのは、極めて品質が高く、グランド・ループ・アイソレーションに秀でたJENSENトランスを採用していることです。JENSENトランスは原音に対する忠実性が極めて高く、ノイズや歪みが発生しません。そのため楽器本来のサウンドを自然に再生することができ、プレイヤーの発するニュアンスを余すこと無く再生することができます。
使用した感じを一言で言えば、「無味無臭」。
接続したエレアコやベースの色付けのない全く「素」(語弊がありますが、面白みが無い)の音がします。でも、DIとしてはこれが大正解なんですよね!特に低音の成分が多いエレアコやベースや楽器を繋ぐと、AudioI/FやミキサーのHi-Z inがいかに音を変化させているか分かります!
また、「RADIAL J48」「JDI mk3」ともにダイレクトボックスに必要な、「位相反転スイッチ」「15dBパッドスイッチ(特筆すべきは、Inputではなく、Outputに作用します)」「グランドリフトスイッチ」に加えて、独自のユニークな「ステレオ トゥ モノマージスイッチ」「ハイパス(80Hz)ランブルフィルター」を備えています。そのため、不要な低域をカットしミッド、ハイの抜けを良くすることもできます。
IK Multimedia 「Amplitube」シリーズ、Native Instruments 「Guitar Rig 4」、OverLoud 「TH-1」と言った、プロの世界でも本格的に使用されている良質なアンプシミュレータープラグインの本当の実力を知るには「DI」へのこだわりで仕上がりに多いに違いがでますよ!
Radial
http://www.electroharmonix.co.jp/radial/index.htm
記事内に掲載されている価格は 2010年5月24日 時点での価格となります。
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