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速水 直樹
サウンドエンジニア
バズーカスタジオの前身であるスタジオ450でエンジニアとしての基礎を学び、フリーランスを経て、湾岸音響に参加。同スタジオが2012年に閉鎖して以降は再びフリーランスとなる。the band apart、たをやめオルケスタ、Sunaga t Experienceなど、ジャズやレゲエ、奄美島唄から河内音頭まで幅広いジャンルを手掛けている。
twitter:https://twitter.com/naoki_hayami
速水様はこれまで、インイヤーモニタを使われたことはありますでしょうか?また、現在使っていますか?
もしあれば、どんな製品を、どんな用途で使われましたか?
前バージョンのIE 40 PROが初めてで、IE 100 PROが2代目です。
普段使いにもミックスにも使っています。
現在、スマホでの音楽リスニングが主流になり、イヤフォン/インイヤーモニタの需要が大きくなっています。プロのエンジニア目線で、イヤフォン/インイヤーモニタに求めることはありますか?
リスニング用であれば、聞いてる音楽がかっこよく、楽しく聞こえてくれればいいと思います。
聞く人それぞれのお好みで、低音が迫力あるものとか、エッジの効いた派手なものとか。
音楽が楽しめればなんでも。
Sennheiser IE 100 PROを使ってみて、感想をお聞かせください。
イヤフォンにもリファレンスを求めたいので、過度に味付けのないものを探していました。IE 100 PROは理想的で、先代のIE 40 PROもそうですが、ミックスを進める中で、スピーカーから切り替えた時にも違和感なく、周波数特性に優れた製品だと思いました。
特性が良いので、ある程度ミキシングの進んだ段階でスピーカから切り替えて、部屋の干渉から解放されたところでのバランスの詰めにとても役立っています。
装着感も自分にはとてもよく感じていて、長く付けていても疲れたり痛くなったりはあまりない気がします。遮音性能も悪くないので、ライブ収録の時なども重宝してます。
もう少しケーブルが長いともっと良いんですけどね。スマートフォン聞きではちょうど良いですが、スタジオで使ってると少し短い。気になるのはそれくらいかなあ。
Sennheiser IE 100 PROをどんな方にオススメしますか?
それはもう、音楽聞く人全員ですね。
あんまり気に入ったからいろんな人に紹介して使ってもらってます。
それは、私と同じデバイス持っていた場合は、同じ音環境で聞いてもらえるって事ですもんね。
記事内に掲載されている価格は 2021年10月26日 時点での価格となります。
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