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スペシャルアーティストチーム「Mostly Robot」がSonarフェスティバルに出演する話題で注目を浴びていたNative Instrumentsから、またもや衝撃的なニュースが届きました！
この度リリースされた「THE GIANT」は、高さ3メートル以上、重量20トン以上もある巨大なピアノ「the Klavins Piano Model 370i」のビッグなサウンドをサンプリングした、個性的なKONTAKT 5用のソフト音源です。日本での購入は、NI公式Webサイトからのダウンロードのみとなっています。
Model 370iはドイツのKLAVINS社が作ったピアノで、実在するアップライトピアノの中では世界最大級。内蔵されている共鳴板は、一般的な9フィートのグランドピアノの2倍の大きさを誇ります。
しかしこのモンスターピアノのサウンドは見た目の印象とは違って、明るくメリハリのある独特の響きがあり、これまでシネマティックなプロジェクトを中心としたレコーディングで活躍してきました（パイプオルガン同様建物の一部になっているので、ライブやセッションにはほとんど使われていないようです）。
NI「THE GIANT」はBEST SERVICEのシネマティック音源GALAXY Xを制作したエンジニアにより、明るい音と暗い音の2種類のキャラクターでサンプリングされていて、それらの特性をKONTAKT 5プレイヤー内でミックスすることにより、ポップスやロックなどの一般的な音楽から映画音楽や効果音まで、幅広いプロジェクトに対応することができます。
ピアノの最低音域はA0、周波数でいうと27.5Hzにまで及びます。「THE GIANT」にサンプリングされた、Model 370iの巨大な共鳴板で奏でる低音域のサウンドを効果的に使った楽曲をぜひ聴いてみたいものです。みなさんならこのユニークな音源をどう使いますか？
記事内に掲載されている価格は 2012年5月22日 時点での価格となります。
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