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conisisブランドを有する株式会社コニシス研究所は、カスタムメイドのプロオーディオ機器を開発/制作する国産メーカーです。有名なところでは、NEVEやSSLなどのヴィンテージコンソールのモジュールをノックダウンしたSLGKD01、NVKD08や、オールド・ニーヴ 3415ユニットを改造して仕上げたマイクプリアンプVC-02などが知られています。
そのconisisからこの度リリースされたTFDV01シリーズは「トランスとディスクリート回路でオールドビンテージ機器の音をそのまま再現」という謳い文句そのままの製品で、これを通った音は「ビンテージサウンド」の輝きをまといます。なぜそんなことができるのか?それは日本で一番ヴィンテージサウンドを熟知しているconisis製品だからに他なりません。
モデルベースとなったヴィンテージコンソール内部のトランスとディスクリート回路をシンプルに構成し直し、アナログディストーションのかかり具合を調整する「SOUND SHIFT」と「OUTPUT」たった2つのツマミから生まれるのは、シルキーな高域と立体感のある張り出す中域、そしてモッチリと輪郭のある低域…まさしく多く音楽人が憧れて止まないビンテージサウンドです。
TFDV01の入力はBALANCE XLRとINSTRUMENTの2種類が用意されているので、ボーカルやドラムマシン、DAWのチャンネルストリップはもちろん、ギターやベースにも使用可能です。試しにギター(JTV-59)と小型ギターアンプ(THR5)の間にインサートして使ってみましたが、まるでTHR5が一回り大型のアンプになったかのようなリッチな鳴りに変化しました。クリーン、クランチ、LEAD歪み、あらゆるセッティングにおいて、主張する音の輪郭と天高く伸びるツヤのあるサウンドが得られます。これぞまさしく「ビンテージ」と言われるアノ音!次はぜひ大型のギターアンプやボーカルマイクでも試してみたいと思います。
プラグインでは再現することのできない、音楽的な輝きを持ったサウンドを手軽な投資で得られるTFDV01は、プロエンジニアはもちろんのこと、アマチュアミュージシャンやギタリストにおすすめしたい逸品です!現在Rock oN渋谷店で気軽にお試しできるようにセッティング済みですので、ぜひ一度触ってみてください。これは本当におすすめの一台です!
記事内に掲載されている価格は 2012年6月6日 時点での価格となります。
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