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音楽制作をする際の最も身近な機材の一つとしてシーケンサーは挙げられるのではないでしょうか?現代のポピュラー音楽には欠かせないシーケンサーはRolandのMC-8の発表以来、ハード・ソフト問わず様々な機材に搭載されてきました。(初期には単体の専用機も色々発売されていましたね)
ところで、世界最古のシーケンサーというのは個人的にオルゴールだと思います。金属板に音階を打ち込み、再生すると音楽が流れるオルゴールは昔の音源とオルゴールが一緒になった音楽再生機器で、音を打ち込む原理としては現在のDAWと同じ仕様ですよね。
そんなオルゴールとMIDIシーケンサーを組み合わせて、新しい楽器が発表されました。どんな動作をしているのかは、こちらをご覧ください。
単純にオルゴールが鳴っているだけだと思いきや、オルゴールの音源部であるピンが鳴るたびにMIDIノートが出力されるように改造が施されているようです。金属板の凹凸ではじかれたピンで打ち込みが出来るなんて、思いつかなかったですねぇ〜。
アイデア次第でDigital Enhancement以外にも、意外な組み合わせで使える音楽制作機材が発表されるかもしれませんね。「えっ、これで音楽作れるの!?」と思わせる機材を、今後も楽しみにしたいものです。
記事内に掲載されている価格は 2012年3月7日 時点での価格となります。
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