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Moogが新しいiOS用アプリ、Model 15 App をリリースしていました。
シンセサイザーのiAppのとしては、ユニークな鍵盤を持つANIMOOGに次いで2作目。しかし今回はその名の通り、MoogのモジュラーシンセModel 15を再現したiAppとなります。(iPhone、iPod Touch、iPadに対応)
Model 15 AppはMoog初となるモジュラーシンセアプリ。1970年代に発売されたModel 15がモデリングされています。(Model 15は現在復刻され、$10,000で販売中)
921(オシレーター)、904A(ローパスフィルター)、907(固定式フィルターバンク)をはじめ、Moogモジュラーシンセをかたる上で欠かせないモジュールが再現されています。
Model 15 Appではこれらのモデリングされたモジュールをカラフルなケーブルでパッチングして音作りが楽しめます。
演奏は鍵盤、リボンコントローラー、アルペジエーターに加え各鍵盤にスライダーが搭載されたANIMOOG鍵盤を用意。iPadであればこの中から2つのコントローラーを同時に表示して使用可能です。
このほか、ステレオピンポンディレイやオーバーダブで即興一人ライブが楽しめるルーパーも搭載。また、MoogはModel 15 Appを音楽教育用としても使って欲しい、とのこと。
Model 15 AppはiTunes Storeで¥3,600で販売中です。
最後に、Model 15 AppのPVをどうぞ。スムーズで2重レイヤーのスムースなGUIの動作が分かるのですが、冒頭のMoogシンセの製作シーンも興味深いですね。
記事内に掲載されている価格は 2016年5月10日 時点での価格となります。
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