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製品情報

製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。

09
Nov.2016
製品情報

2016楽器フェアレポート – SYNTH FEST 16 – 音響機材 編

Instruments 編に続き、音響機材 編をお届けする、2016楽器フェア レポート!楽器がメインのイベントなだけに、InterBEEやAESほどの数ではありませんでしたが、それでも有名企業が軒を連ねる会場一角は華やかに賑わっていました。

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SHURE

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音楽に携わる人なら必ずお世話になったことのある、ダイナミックマイクの代名詞、SM58が発売50周年を迎え、お祭りムードのSHUREブース!

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こちらが主役のSM58。もともとStudio Micの略で「SM」という型番がついていたものの、その頑丈さや吹かれやハウリングに対する強さが認められ一躍ライブマイクのワールドスタンダードに。その立役者は、独自の技術で生まれた Unidyne III カプセルと、ハンドリングノイズを低減させるグリップ部のベストバランス。ちなみに、SM58とSM57の主な差は、メッシュグリルの有無だけです。

あえて、歴史を感じさせるオールドスクールな赤と青に仕上げられたパッケージが、50周年記念モデルの『SM58-50A』です。SM58の基本性能はそのままに、シルバーフィニッシュのグリップで美しい仕上がりに。そのほか通常版には入っていない『記念証書』『バンパーステッカー』『写真』『クラシックスタイルのユーザーガイド』が付属する限定バージョン!

SM58 50周年

https://www.shure.co.jp/ja/products/microphones/sm5850

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SM58のUnidyne III カプセルを搭載したワイヤレスラインナップ。ワイヤレスになっても、馴染みあるSM58の使い心地で歌いたいというアーティストは多いですね。

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SM58に続け、と言わんばかりにロングセラーを続けるマイクたち。SHUREはスタジオマイクのクオリティも絶賛されていますね。ビンテージ志向に偏らない、SHURE精神が込められたモダンなKSMのスタジオマイクが各種レコーディングで活躍中。

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歴史あるマイクがあると思えば、こちらは最新鋭のデジタルマイクとそのソリューションであるMOTIVシリーズ。スマートフォンやPCに直接繋いで使える、プロクオリティのマイクロホンシリーズ。マイク本体とアプリの連動により録音モードを切り替えるなど、アナログマイクでは不可能な多機能性を誇ります。

MOTIVシリーズ
https://www.shure.co.jp/go/motiv-mic/jp/overview/

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SHUREといえば、スタジオ用ヘッドホン/イヤホンも定番中の定番。ロックやクラブ系サウンドのクリエイターに人気のヘッドホンSRHシリーズは、開放型フラッグシップのSRH1840とセミオープンタイプのSRH144がVGP2016を受賞しています。

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コンデンサイヤホンのKSE1500。ステージプレイヤーから愛されるSEシリーズ譲りの高遮音性イヤホンと、カスタマイズ可能なイコライザーを搭載した専用DACアンプのソリューション。極めて繊細で高精彩なサウンドは、オーディオリスナーだけでなくスタジオエンジニアにも好評。

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組み立て式ボーカルブース Very-Qの中でSHUREを代表するダイナミックマイク3製品を聴き比べ!『SM58』、新開発Dualdyneカプセルを搭載した『KSM8』、そして高感度のスーパーカーディオイドマイク『BETA58A』。ここが大人気でひっきりなしにお客さんが試していました。

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定期的にスタッフによるミニセミナーも開催。足を止めて聞き入る人が多数!

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YAMAHA / Steinberg

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楽器フェアでの出店ということで、電子ドラムDTXシリーズを表に配置した展示が印象的なYAMAHA。人が代わる代わる訪れては、叩く叩く。さすが楽器フェア、ドラマーも多い。

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かわいいルックスで女子にも人気が伝播したrefaceシリーズ。でも油断は禁物。サウンドも機能も強力な本格派シンセです。YAMAHAがこだわった本格タッチの鍵盤のフィールもGood。

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YAMAHAシンセといえば、フラッグのMONTAGE。Motif譲りの高品位なサウンド群と、複数のパラメーターを一度に動かせるSuper Knobによるワイルドなサウンド作り。AWM2とFMのハイブリッド音源は、シンセフリークの憧れの的。ブース内でもまさに「鎮座」とう言葉にふさわしい佇まいです。

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YAMAHAブース内にあるSteinbergコーナー。12月17日~18日にRed Bull Studios Tokyoで開催される『Steinberg day』で何が発表されるのか?話題が尽きませんが、今年はVSTのサードパーティー企業が参加。合計11のメーカー/代理店がさらに盛り上げてくれるということ。

Steinberg Dayの詳細

https://japan.steinberg.net/jp/news_events/news_list/detail/article/steinberg-day-2016-3952.html

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【左】ミュージシャンのための作譜ソフトDorico。無駄のないワークフローとプロジェクト管理機能で、これまで非常に手間のかかっていた美しい楽譜を最速で仕上げることができます。また、CubaseやNuendo同等の最大192hHzのサウンドエンジンを搭載。VST3に対応し、HALion Sonic SE 2やHALion Symphonic Orchestraの音源も搭載と豪華な仕様で、うまく使えば作曲と作譜が同時にできそうですね。

【右】USBオーディオインターフェース「UR22mkII」に、スタジオモニターヘッドホン「ST-H01」、スタジオコンデンサーマイク「ST-M01」がバンドルされた『UR22mkIIRecordingPack』。なんとこれ、「CubaseAI」「WaveLabLE」「CubasisLE」と3つのソフトウェアも付属。これで¥31,320(税込)という驚きの価格。実際にマイクを試して見ましたが、制作入門に最適なフラット志向の扱いやすい特性で好印象。まずはここから初めて、耳と腕を鍛えていって欲しいです。

Audio Stock

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クリエイターと企業を結ぶWEBサイト『Audio Stock』。エンジニア出身、CEOの西尾周一郎 氏にお話を伺いました。

Audio Stockのサービスの概要(一部)

クリエイター自分の曲を「ゲーム」「ジングル」「効果音」などのカテゴリを付けてAudio Stockにアップロードして登録。

作品作りで音素材が欲しい企業がAudio Stockにアクセス。登録された曲の中から欲しい音を選び、ロイヤリティフリーとして
楽曲の使用権を購入。

使用料の一部がクリエイターに支払われる

このようなビジネスモデルでクリエイターと企業をつなぐAudio Stockには、毎月1000曲以上の楽曲が集まり、この記事を作成現在で5万曲を超すストックがあります。人気クリエイターになると月に数十万円を稼ぐ人もいるということで、クリエイターからも期待されるサービスです。登録は簡単ですので、一度お試しあれ。

Audio Stock
https://audiostock.jp/

Universal Audio

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おなじみInternationals Manager “ICHI”ことYuichiro Nagai 氏と遭遇した代理店フックアップのUniversal Audioコーナー。なんといってもトピックはUAD-2ソフトウェアv9.0の発表でしょう。ついにUAD-2 Thunderbolt対応モデルがWindows 10に対応。Windowsユーザーの願いが叶いました!

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ブースのモニターに映し出されているのはUAD-2 ThunderboltモデルとWindows10機で動作!まさしくこれがv9.0パワー!このWindows機にはThunderbolt端子がありませんが、『Thunderbolt 3 to USB-C』を使って変換してあげることで問題なく使用可能。windows 10とUAD-2 Thunderboltの使い方はいくつか条件があるので、メーカーHPで最低動作環境をチェックしてくださいね。

UAD-2 v9.0 最低動作環境
http://hookup.co.jp/support/posts/5486

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v9.0で新たに加わったプラグイン、API2500バスコンプ。

Little Pianist

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陽気に迎えてくれた「ピアノガード東京」のブース。ここでの一押しはピアノ演奏専用シューズの『Little Pianist』。2015年にはグッドデザイン賞を受賞。特許547498号で特許も取得しています。

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独自のかかとのカーブが、ペダルを踏むときに自然な足の動きをサポート。繊細なペダリングが可能です。

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こちらは新しく登場したヒールが高いバージョン。「もっと美しいピアノシューズがほしい」という要望に応えて、高いヒールでもペダリングがしやすい設計に。これのアイディアは素晴らしいですね。靴としての仕上がりもとても丁寧で美しく、良い仕上がりでした。
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MACKIE

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楽器フェアでは個人ユーザーやライブハウス規模のPAにアピールした展示のMackie。

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iAppの頭脳を持ち、タッチパネル操作だけでフェーダー、マイクプリゲイン、エフェクト等を操作できる新世代デジタルミキサーのDL32R。オプションの DanteデジタルオーディオインターフェースカードをつけることでDanteに対応。

P1280712こちらはiPhoneでコントロールする超コンパクトデジタルミキサーソリューションのProDX4とProDX8。最小のProDX4は4chミキサーで、コンパクトなだけでなくBluetoothで全機能のワイヤレス操作が可能。本体内蔵の強力なDSPで、CompやEQ処理も行える優れもの。

audio-technica

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この大きなモニュメントで記念撮影をする人が続出。人だかりの耐えないaudio-technicaブース。
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目を引いたのがこれ『AT-VR 360° Live EX -from SANABAGUN.-』。ヘッドホンATH-M50xとVRグラス(他社製)を使って、ヒップホップグループ SANABAGUNのスタジオライブを360°の視野で楽しめるコンテンツです。夏のサマソニで出展され、話題にもなっていましたね。

このコンテンツ、 VRグラスを付けなくても360°で楽しめる動画が限定公開されています。興味のある方は早いうちにご覧ください。再生しながら画面を持って動かしてくださいね。

VRに注目が集まるエンタメコンテンツ業界。楽器フェアではまだまだVR機器を使ったコンテンツは少なかったですが、近い将来にVRを使った音楽の新しい楽しみ方が出てくるはずです。audio-technicaもそれを視野に入れているはず。今後が楽しみです。

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記事内に掲載されている価格は 2016年11月9日 時点での価格となります。

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