製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
約10年前に起きた自作エフェクターブームが昨今、SNSによる情報共有やmakersムーブメント、そしてそれを扱う専門店の登場により再燃。また注目されています。その加熱ぶりを象徴するイベント。六本木にあるギターエフェクター専門店『TOKYO EFFECTOR』が主催する、『第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト』が2月25日(土)に開催されます。
これはアマチュアのギターエフェクタービルダーのコンテストです。毎回決められたテーマに沿ったオリジナルエフェクターがTOKYO EFFECTORに寄せられ、事前審査とイベント会場にて行う本審査で優秀作が決められます。
Overdriveがテーマだった前回の模様をRock oNはレポート。個性的な作品と共にビルダー達の熱意もお届けしました。
←昨年開催の第3回自作エフェクターコンテスト レポート記事はこちら
今年のテーマはBooster。ある意味、最難関!?
さて、今年のテーマはBooster。音量を上げるだけというシンプルなエフェクターですが、それを利用して真空管アンプの歪みをアップさせたり、音にツヤを与えたり。素直に音量を上げるものやあえて個性を付けるものまで、ビルダーの解釈によってBoosterは千差万別となります。そのため主催者側からは審査に使うギターアンプの指定がされています。
(※Marshall JCM800、900、2000。FENDER HOT RODシリーズあるいは’65TWIN REVERB。Roland JC-120-USA)
寄せられた作品のポテンシャルを引き出すために招かれたギタリストはBABYMETAL神バンドでもおなじみの藤岡幹大 氏。彼のプレイを聴き、プロのビルダーを含めた審査員6名がジャッジを下します。
来場者も参加。フットスイッチ早踏み大会で狙えハイエンドエフェクター!
そして、来客者も参加できるお楽しみ企画として、懐かしのハドソン シュウォッチとBOSSコンを組み合わせた計測マシンを使った『フットスイッチ早踏み大会』も行われるということです。14時のOPENから予選が始まり、トーナメント方式で勝ち上がった優勝者にはTOKYO EFFECTORオリジナルのエフェクター贈られます。(羨ましい!)
理想のギターサウンドが見つかるかも。ビルダーとの交流も楽しんで
日本中から集まるビルダー達は気さくな人が多いので、自作エフェクターの情報や、ギターサウンドを追求するヒントが見つかるかもしれません。ぜひ、今週末は個性が火花を散らす『第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト』に足を運んでみてくださいね。
Writer. IH富田
記事内に掲載されている価格は 2017年2月17日 時点での価格となります。
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