高レスポンス、そしてフラットで優れた周波数特性でエンジニアに愛されるNEUMANNのモニタースピーカー。その魅力を多くの人に体験していただきたく、Rock oN渋谷店では10月23日(火)から11月6日までの2週間に渡り「NEUMANN スピーカー試聴フェア」を開催します。
期間中はNEUMANNを代表するモニタスピーカー4製品を一同に展示し、ライバル機と比較しながら試聴可能。さらに期間中にNEUMANNスピーカーを試聴して簡単なアンケートにお答えいただくと、先着でNEUMANN特製ピンバッジをプレゼントいたします。
モニタースピーカーの実力はは実際に店頭で聴かないと分かりません。スピーカーの導入を検討中のはもちろん、そうでない方もいつかスピーカー選びをする際の基準としてNEUMANNの音を知っておくのは有意義ですよ。
NEUMANNやスピーカーのことでのお悩みも承ります。ぜひRock oN渋谷店へお越しくださいね。
アンケートお答えいただいた方にプレゼント! :NEUMANN特製ピンバッジ
NEUMANNのスピーカー開発のキーマンにインタビューを行いました。
現市場で最高峰の4インチスピーカー
KH 80 DSP はデジタルコアを用いてフィルタリングやルームアジャストメントを自在に行えるため、どんな環境でもリファレンスクラスのサウンドを実現できます。コンパクトな設計ながら予備容量が極めて大きく、明確な拡散角度や歪みゼロ設計、厳選素材といった、Neumann
のモニター製品が守り続けてきた哲学を確実に受け継いでいます。
高度な演算により実現するパーフェクトサウンド
Neumann の開発チームは KH 80 DSP のニュアンス、角度、音波反射を知り尽くしています。KH 80 DSP はすべての音波を正確に再現できるので、限りなくピュアなサウンドが楽しめます。設計は Neumann にしか成し得ない高精度コンピュータシミュレーションに基づいており、
数学的モデル化拡散( MMD ™ )ウェーブガイド設計により、正確なサウンドダイレクションを実現しました。
「ユーザーの使用環境 」という最も重要な未知のファクターさえシミュレーション
プロジェクトスタジオ、中継車、仕事場の片隅、あるいはビルの一室。サウンドを決めるのは、その使用環境です。使用環境の面やコーナーが干渉や回析、反射、屈折といったさまざまな歪みを生み出します。音響物理学的な「アクシデント 」のない真のサウンドを実現するには 通常、高価な設備と膨大な時間、正確なアライメントを行うための専門技術が欠かせません。
しかしそれらがなくても、スマートなアルゴリズムがあれば大丈夫です。NeumannのDSPエンジンは出力を最適化し、価格を上回るクオリティを実現します。しかも、使用環境に合わせてシステムを完璧に調節するための専門技術も必要ありません。
KH 80 DSP は Neumann.Controlソフトウェア対応なので、パソコンやモバイルデバイス経由でシステムを制御・最適化できます。だから、1クリックで、あるいは指一本の操作で、モニターを正確に調節・最適化することができるのです。
プロフェッショナルクオリティを望む全ユーザーに最適なツール
スタジオクラスの KH 80 DSP はユーザーに最高品質のコンポーネントパーツ、ハイエンドな保護システム、およびパフォーマンスを提供します。そのクオリティとデザインから、スタジオでも、編集室でも、中継車でも、自宅のリビングでもどんな環境でもプロフェッショナルレベルのサウンドを実現する、柔軟性に優れたニアフィールドスタジオモニターとして使用することができます。KH 80 DSP は、「ユーザーの耳」というアナログ技術の最高傑作にマッチした、デジタルな精度を実現します。
精度を向上
KH 120 はNeumann の草分け的モデルで、コンパクトスタジオモニターのスタンダードです。
2011 年以来、近接モニタリングのリファレンスモデルとして愛されてきました。極めて大きな
予備容量は、高精度な音響伝導にもマッチ。ニュートラルに設計された周波数特性で、最大限の信号忠実度と明確な過渡応答を実現します。そのため、音調深度や空間的イメージ、ミキシングの微細なディテールに至るまでを正確にコントロールできます。
KH 120 は2 ウェイパワードモニターで、熱保護回路を内蔵したクラスAB アンプ( 各80 W )を搭載。ドライバ同様、数学的モデル化拡散™( MMD ™ )ウェーブガイドにも最適な精度レベルを適用しました。サウンドの正確な水平拡散を実現することにより、聴取位置に柔軟性を
持たせています。またナローな垂直拡散により、デスクやミキシングコンソールなど近くのものからの反射を低減しています。このように緻密な拡散特性により、どれほど複雑な音響環境においても、最適な再現性を実現します。
「プロフェッショナルの耳のそば」という最高の作業環境
KH 120 はプロジェクトや音楽、放送、ポストプロダクションの各スタジオでのレコーディングやミキシング、マスタリングなど、ニアフィールドでの使用に最適です。デジタル入力の「D バージョン」もあります。
ポート仕様でも優れたダイナミクスを実現
デジタルスイッチングモード電源と2 ウェイパワーにより、KH 120 は最大111.1 dB の音圧を実現しつつ、全周波数特性において高解像度とニュートラルなサウンド表現を維持します。ダイナミクス最大時でも歪みや損失なく、十分なエネルギーを提供できるので、驚きの52 Hz まで低域をカバー。ポート仕様なのに、低域応答に「オーバーハング」も起こりません。また過渡応答も的確に制御。さらにデザインを最適化したドライバは、50 Hz の低域までクリーンなサウンドを実現します。このようにパワフルな基盤を持たせることで、サブウーファーで補う必要のない、ピュアなミキシングが可能となりました。トレブルについては、特別開発のパワフルな合金ファブリックドームが歪みのないサウンド表現を実現します。
デジタル入力とディレイ機能
KH 120 D は、デジタルBNC 入力とバッファー付きBNC 出力により、柔軟なデジタル信号接続( 24 bit、192 kHz、AES 3、S/P-DIF )が可能です。オーディオ- ビジュアル同期機能により、0 ~ 10 / 12 フレームのリップシンクディレイも可能。また、聴取距離の違いを補正するために最大400 ms のディレイが設定できます。
ミッドレンジの精度を向上- ドライなバスサウンド
特別設計のミッドレンジドライバを特長とするコンパクトなKH 310 は、スピーチやボーカル、ギターをはじめとする楽器など、ミッドレンジを強調する精密な作業に最適です。密閉型なので、過渡応答が極めて素早い点も特長のひとつ。また高調波歪みが低く、最高水準に適うニュートラルなリファレンスサウンドを約束します。
KH 310 は3 ウェイパワードモニターで、熱保護回路を内蔵したクラスAB アンプ( 210 W、90 Wが2 つ)で構成されています。数学的モデル化拡散™( MMD ™ )ウェーブガイド設計により、高精度で音波を届けることが可能です。ドライバは自社開発ソフトウェアを用いてモデリングを行い、非線形歪みの低減性に優れています。また高精度な水平拡散によってリスニングポジションに柔
軟性を持たせつつ、ナローな垂直拡散でデスクやミキシングコンソールなど近くのものからの反射効果を軽減します。この正確に制御された拡散機能がどんな部屋でも最適なサウンド表現を実現するほか、多彩な音響制御設定に合わせた応答が可能です。
「プロフェッショナルの耳のそば」という最高の作業環境
KH 310 はプロジェクトや音楽、放送、ポストプロダクションの各スタジオでのレコーディングやミキシング、マスタリングなどに最適です。デジタル入力の「D バージョン」もあります。
ソリッドなバスサウンド、優れたインパルス応答
パワフルなスイッチングモード電源と3 ウェイアンプにより、KH 310 は最大116.3 dB の音圧を実現しつつ、全周波数特性において高解像度とニュートラルなサウンド表現を維持します。インパルスダイナミクス最大時でも歪みや損失なく十分なエネルギーを提供でき、驚きの34 Hz まで低域をカバー。キャビネットは群遅延の起こりにくい密閉型デザインです。これらの特長により、ほぼ全周波数域を同時に再現しつつ、過渡応答を常に正確に制御することが可能となっています。
ミッドレンジの再現を最適化する超軽量ファブリックドーム
デザインを最適化したドライバにより、最低域に至るまでピュアなサウンド表現を実現しました。
ほとんどの用途において十分な低域拡張を提供し、サブウーファーで補う必要のないクリーンなミキシングが可能です。トレブルについては、特別開発のパワフルな合金ファブリックドームが歪みのない高音域表現を実現。またミッドレンジのファブリックドームが、中音域を高精度に捉えます。
超軽量かつパワフルなネオジムマグネットを用いており、低歪みで極めて優れた過渡応答が特長となっています。
デジタル入力とディレイ機能
KH 310 D は、デジタルXRL / BNC 入力とバッファー付きBNC 出力により、柔軟なデジタル信号接続( 24 bit、192 kHz、AES 3、S / P – DIF )が可能です。オーディオ- ビジュアル同期機能により、0 ~ 10 / 12 フレームのリップシンクディレイも可能。また、聴取距離の違いを補正するために最大400 ms のディレイが設定できます。
ミッドフィールドレンジのゴールドスタンダード
KH420 は1.5 ~ 3 m の作業距離用に設計されたミッドフィールドスタジオモニターです。予備容量と高精度な拡散により、この距離に無理なく対応します。音響環境が変化しても、ごく微細なニュアンスに至るまであらゆるディテールをニュートラルかつクリアに再現。どんなニュアンスも失うことなく、すべての音素を確実に表現できます。
構造は3 ウェイパワードで、熱保護回路を内蔵したクラスAB アンプ( 330 W と2 つの140 W )を搭載。ドライバ同様、数学的モデル化拡散™( MMD ™ )ウェーブガイドにより最適な精度レベルを実現しました。サウンドの正確な水平拡散を実現することにより、聴取位置に柔軟性を持たせています。またナローな垂直拡散により、デスクやミキシングコンソールなど近くのものからの反射を低減。このようにナローな拡散特性を持たせることで、作業距離が離れた環境においてもリファレンスサウンドを実現します。
「プロフェッショナルの耳のそば」という最高の作業環境
KH 420 はミッドフィールドアプリケーションのほか、プロジェクトや音楽、放送、ポストプロダクションの各スタジオでのレコーディングやミキシング、マスタリングにおいてメインモニターとして活用するのに最適です。マルチチャンネルシステムでは、どのNeumann スタジオモニターとでも自由自在に組み合わせてお使いいただけます。
ポート仕様でも優れたダイナミクスを実現
3 ウェイパワーにより、KH 420 は最大122.4 dB の音圧を実現しつつ、全周波数特性において高解像度とニュートラルなサウンド表現を維持します。低域応答にも大変優れ、驚きの26 Hzまでカバー。ポート仕様なのに、低周波帯域でも「オーバーハング」や可聴共振の心配があり
ません。また過渡応答も常に的確に制御します。
さらにコンピュータモデリングによる筐体には、定在波の共振を抑制し、特にミッドレンジでの相互変調歪みを低減するLRIM ™ 素材を選びました。
トレブルについては、特別開発のパワフルな合金ファブリックドームが歪みのないサウンド表現を実現。ファブリックドームが中音域を高精度に捉えます。超軽量かつパワフルなネオジムマグネットを用いており、一般的なミッドレンジドライバと比べて、極めて低い歪みと優れた過渡応答が特長となっています。
デジタル入力とディレイオプション
KH 420 はデジタル入力モジュール DIM 1 を追加できます。DIM 1 は、デジタルXLR 入力、デジタルBNC入力、およびデジタルBNC出力( 192 kHz/24 Bit )でスピーカーの電子特性を拡張し、柔軟なデジタル信号リンクを実現します。DIM 1のディレイ機能( 0~400 msで調節可能 )により、オーディオ信号にディレイをかけ、オーディオ- ビジュアル同期( リップシンク )を行うこともできます。また、高解像度ディレイ( 0.1 ms )により、伝播遅延も可能。ディレイはデジタルとアナログの両方に適用できます。
記事内に掲載されている価格は 2018年10月23日 時点での価格となります。
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