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05
Oct.2016
製品情報

LOVELY LOVELY PRODUCTS! DIの深層世界を体感!By PD安田

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いよいよ夏も終わり、最近は雨の日が続いておりますが”機材の故障と不具合”など大丈夫でしょうか?PD安田は久しぶりに弾いたベースのガリがひどくなってしょんぼりしています。ちゃんとメンテナンスはしないとダメですね。さて、前回のPD安田によるPD安田の為のピアノ音源比較、聴いていただけましたでしょうか。まだという方は是非必ず聴いてみてください。

今回は、気になってもそう滅多に試すこともない、と言いますか、できない「DI」の深層世界をみなさまと一緒に体感できたらと思います!DIと言えば、よくベースやキーボード、ギターのRECでアンプ録りとは別の回線で、いわゆるライン入力にてレコーディングする為に使用する機器になります。スタジオでお目にかかる定番ものから、ベーシストがライブなどで自前に持っていくもの、そしてコンパクトエフェクターに付いているDIなどなど多種多様です。そこで、今回はPD安田によるPD安田の為の気になるDI達を集めて、実際にベースを弾いて聴き比べることにしました!

まず初めに、この企画をやるにあたって一番肝心なのは「同じ状態で同じレコーディングをする」という事です。という事は、1入力に対して複数の出力に一気にパラレルをして、数あるDIに同時に入力、出力をする必要が…さて、それをする為にはどうしたらいいのか…と思った矢先に、RADIAL「JD7」がなんと1入力に対して7出力できる優れた機材があるではないか!と言う事でRADIAL JD7を使用しmogamiのギターケーブル&マイクケーブルを使用し出来る限り同じ条件を再現し作業に取り掛かりました。JD7…もしや開発者はこのデモを想定していた…

【楽曲の説明】

曲名タイトル:
「PD安田によるPD安田の為のレクイエム(Bass Edition)」

使用ツール:
Pro Tools 12 96KHz/24Bit、antelope audio GOLIATH、RADIAL JD7、Addictive Drums 2、Roland JUPITER-50(Symhpony I/O REC)

使用DIリスト
1)RADIAL PRO DI
2)RADIAL JDI
3)Sadowsky P.D.I(Treble/Bass:Center 12時方向)
4)AVALON U5(TONE:NO,3)
5)Rupert Neve 5024(ch1 DI Input)
6)COUNTRYMAN TYPE85
7)COUNTRYMAN TYPE10

※RADIAL JD7を使用し7出力をそれぞれのDIに繋ぎ、LINE OUTからantelope「GOLIATH」のオーディオインターフェースメインに、Pro Tools 12 96/24の環境で録りを行いました。

ギタリストも愛用者が多いRADIAL PRO DI

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RADIALと言えばギター、ベースのツールとしてDIを始めとする「Reamp BOX」も非常に愛用者が多いブランドかと思います。この試したPRO DIですが、後のJDIよりもコストパフォーマンスに優れたモデルとなっており、採用されているトランスパーツで差が出ています。(10Hz~30kHzまで)とは言え、ベースになると、大概はローカットを入れて、高域も3KHz-5KHzが気持ちよく出ればという具合なので、ちょうど楽器用のツールとしては申し分ないスペックかと思います。さらにパッシブ仕様なので、特に電源要らずの取り回しも良く、とにかく筐体が頑丈なので、激しいパフォーマンスで誤って蹴ったりしても大丈夫なのが魅力的です。

今回試してみて思った事ですが、オーディオインターフェースの入力レベルなどはやや低めだったので、多少のゲインの稼ぎは行いましたが、十分なレベルは確保できています。PADスイッチもついているので、何か入力が大きめなシンセ、あるいはコンパクトエフェクターの具合に合わせてあらかじめ下げておく事も出きます。さらにはステレオタイプのPRO D2もあるので、ステージ用のDIとしてかなりお勧めなツールかと思います。後、ライブRECにも適しているでしょう。


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    RADIAL PRO DIの上位機種「JDI」

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    RADIALの2機種ですが、他のDIと比べて「中域の粘りがある!」に気づきました。特にバンド系のベースで、ラインを強調させたいのであれば、RADIALのDIは結構お勧めできるのではないかと思います。そして何よりノイズも少ないのもかなりお勧めポイントです。そしてJDIの魅力的な機能で「アンプからJDIに繋ぎDIとキャビネットでパラれる」という日本語が全くできないコメントですが、詰まるところ、アンプのサウンドをそのままラインレベルに落とし込み、ラインRECが出来ます。なので、今回は試すことが出来ませんでしたが、是非機会があればAmpegのSVTシリーズでラインと、アンプの録りを試してみたいところです。

    前述のPRO DIと比べると、位相反転機能も付いていたりと、割と幅の広いシチュエーションで活躍できるツールかと思います。PD安田的には見た目もコンパクトで収まりの良いデザインなので、今度からはJDIを使用していこうかな思っています。

    当店のお問い合わせランキングで比較的に上位にいる内容で、アクティブタイプの「J48」というモデルとどちらが良いか?という質問を良く受けます。正直なところ、JDIはパッシブだからと言って出力が低すぎることもなく、結果としてどちらが良いとかはありません。ただ、パッシブなので電源要らずな点は便利で且つ安心できる要素ではないかと思います。大体の機種は9V電池、またはファンタムを使用する仕様が多いですね。以上、RADIAL 2機種の説明しましたが、中域の粘り感を是非感じとってみてください。


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    楽器メーカーとして有名なSadowskyのPreamp&DI「P.D.I」

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    PD安田はずっと前から定番アッシュバディーのSadowskyに憧れていました。見た目はシンプルでヘッドがちょっとシュッとしている感じのあのベースです。結局手に入れたのは違うベースですが、昔からの印象で、メリハリのあるあのバキバキサウンドを出すならSadowskyかなと思っていました。今回のP.D.IではあのSadowskyのプリアンプで音を弄れつつ、さらにDI出来てしまう優れものです。今回のテストではBass、Trebleのツマミ位置を12時方向にてしてレコーディングを行いました。きっとベースのとの組み合わせによってもっと音を作り込んだほうが良いかと思いますが、ベースらしいどっしりとした重心が安定しているサウンドが確認できるかと思います。もうちょっとTrebleをあげれば歯切れの良い弦のピッキング感が出せるので、このP.D.Iがあれば宅録環境で柔軟に音作りも可能ではないしょうか。

    本機の仕様としてTuner OUTがあるので、チューナーと常につなげて置けば、いつでもベースのレコーディング体制を整えることが出来ます。もちろんステージに持って行けば、事前に作ったプリアンプサウンドを常に外音に出すことができるので、現場的には重宝できるツールかと思います。やっぱり外音はベースラインが見える音のほうがバンドサウンドに纏まりが出てきます。返しの音も含めて、どうもしっくり来ない方はこのP.D.Iの様にプリアンプで音を決めておき、DI出力で内音、外音を決めていくことをお勧めします。是非お試しあれ。


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    ベーシスト定番DI Avalon U5!

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    今回の収録ではPD安田自前のU5を持ってきました。かれこれ7-8年近くは使用しているでしょうか、そろそろメンテナンスをしないと行けない気がすると思いつつ、頗る快調に動いているのでそのまま使用してきています。さてU5ですが、使用されている方は知っている機能として、1番から6番までのTONEプリセットが用意されています。PD安田はいつも2番か3番にしてレコーディングを行っていますが、今回の設定として比較的フラットな3番にしました。割とこのプリセットはハマれば後のEQ要らずな感じで、ベースらしい纏まりサウンドをしっかり加えてくれます。特に最後の聴きどころとしてコシがあるのが確認できますね。

    DI比較の中での感想ですが、中でももっとも重心の低いベースサウンドが確認できるかと思います。これはAVALONのサウンドに加えて、使用したベースのサウンドも影響しており、個人的な感想としては、非常に好きな仕上がりになっています。うむ。またU5のポイントとしてMicレベルでの出力、またはラインレベルでの出力と2系統のOut Putが備わっています。私個人的な使用はLine側の出力を使用していますが、Micにしたらまたサウンドは変わってきそうな気がします。まだまだ研究する余地は大いにありますね!


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    すっきりとして尚、艶やかなベースサウンドを実現するRupert Neve!

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    以前にRNDIを試したので、今回は注目のマイクプリでもあるRupert Neve 5024 Quad Mic Preの1,2chにあるDI入力を試してみました。やはりRupert Neveらしいすっきりで高域がリッチなのに加えて、低域もコシのある感じが確認できるかと思います。そして4ch Mic Preなのにも関わらず、他のDIと同じく「THRU」も付いており、実際のマイクRecも兼用して使用する事もできます。5024 DI 1chラインRECしながらTHRUで→BASS AMP→マイク→5024 Micと具合に使用する事も可能ですね。さらには余裕の4chなので、ギターアンプ録りでももちろんOKです。実際にやりながら考えてみて、この5024は結構いろんな使い道が考えられるなと改めて思いました。

    実際のサイズは1Uと、例えば1UのAudio I/Fと組み合わせれば、2Uラックケースで気軽に持ち運びの環境も整えられます。実はPD安田もこの組み合わせが結構お気に入りで、MacBookとRME Firefaceと組み合わせればクオリティも良い感じに持ち回りのシステムとして申し分ない環境を構築できます。あとは良い感じのマイクも一緒に持っていけば尚良しでしょう。5024はマイクプリとしても定評がありますので、ベースライン録りだけではなくマイク録りでも是非活用して欲しいと思います!


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    定番DIの代表格COUNTRYMAN TYPE85!

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    COUNTRYMANのもっともポピュラーなDIのTYPE85の登場です。もはや言わずと知れたサウンドが確認できるかと思いますが、位相がどうして未だに逆の仕様なのか気になるところです。COUNTRYMANは電池、またはファンタム駆動で活用できますが、GRANDなどの切り替えはよく注意して使用頂いたほうが良いかと思います。とは言え、見た目も使い勝手も割と安心して使用する事ができ、ベーシストなら一つは必ず持っておきたいところです。

    そしてRADIALに次いでコンパクトなDIですが、サウンドに関してもう少し感想を述べると、ベースらしい中域の粘りと、コシのある低音が豊かに録れています。結構こういったサウンドならば、ピックで弾く様なニュアンスにはぴったしかと思います。ただ、ややノイズの対策はしっかり取らないと難しい機種でもあり、背面のスイッチも含めて、他の接続する機器によって定位置のセットアップはしっかり考えたほうが良いでしょう。それでもコストパフォーマンスも高く、定番と言えるだけの納得のサウンドが録れるので、ステレオタイプのTYPE85Sでシンセなどにも有効活用をしてみたいところです。


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    TYPE85からさらに仕様をパワーアップさせたモデルTYPE10

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    本機はTYPE85と同様のファンタムまたは9V電池で駆動しますが、ほぼほぼTYPE85とその他のRADIALと使い勝手は同じと言えます。サウンドに関して言えばTYPE85が粘り系なら、TYPE10はもう少し重心を下げた様な印象にありました。なるほど、要は2種類持っておけば良い感じですね。ちなみに今回のデモ楽曲では最後の最後でLow.BのFを押さえています。(確か)

    自分で楽曲を作ってながら、最初から最後までの音がなんなのか忘れてしまったため、なんとなくこうだろうと弾いておりますが、折角なので、6弦ベースをまんべん無く使用した素材に仕上げております。全体を聴いてわかる通り、上から下までの帯域で、音楽的に収録できていますが、良い意味ででベースの必要な部分がしっかりフォーカスされている様な印象があります。こちらも是非1つは持っておきたいDIかと思いますが、組み合わせとしてはAVALON U5またはPDIの様なプリアンプと併用して、または楽曲に応じて、ベースとの相性を考えて用意しておきたいところです!


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    是非、低域を始めとする、中域の粘り、そして高域の弦の端切れを確認しながら聴き比べてみていただければと思います!また次回も何か企画して面白くオリジナルのデモ曲を作っていきたいと思います!ありがとうございました!


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      記事内に掲載されている価格は 2016年10月5日 時点での価格となります。

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