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第一線で活躍するクリエーターのインタビューやコラムなど、音楽と真摯に向き合う作り手の姿があなたの創作意欲を刺激します!

02
Nov.2016
CREATOR

CREATOR x Product 2016 | 大島 su-kei

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profile


OMFACTORY代表取締役。音楽機材/ソフトウェア/PCパーツに精通し、多くの著名クリエイターのDAW専用 PC設計を手掛ける。またプライベート・スタジオの柱組みから壁製作、内装工事まですべてを自分の手で施工することをモットーとし、日々最高の音楽制作環境の実現を追求。最先端機材を駆使した音楽制作に特化したクリエイターでもあり、近年では奥華子、96猫、清水ミチコなど個性豊かなアーティストの楽曲制作を担当している。

infomation


「最近またDIYでスタジオを大幅にリフォームしました。」

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OM FACTORY HP : http://omfactory.net/

ANALYSE


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WAVESのDiGiGridが先日大きな進化を遂げました。DiGiGridのSoundGrid Stuioの中に他社のIFを組み込めるという「SG CONNECT」機能です。今回はDSP搭載モデルのiOSを使って、純粋に外部DSPエフェクトサーバーとして利用方法をテストしてみました。設定は非常に簡単で、SoundGrid StuioのIOデバイス項目に、PCに接続されている他社のIFが全て見えますのでセレクトするだけで認識します。

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そして、DAW上でWaves StudioRackを起動すればボタン一つでDSP処理を切り替えれるようになります。今回はRME社のIFで最も低いバッファ設定である32sample動作時のテストしましたが、画像を見て頂く通りDSPとCPU処理の差は歴然です。今まで低レイテンシー設定時はCPU処理では高負荷になりエフェクトがあまり使えなかった状況でも、DSP処理に任せればCPUパワーに関係なく積極的に使えます。

特に96KHzでのプロジェクトだと大きな差が出るのではないでしょうか。今回はIOSでテストしましたが、よりDSPパワーのあるDLSでも同じ事が可能ですので、この2機種は外部エフェクトサーバーとしての魅力が更に増したと思います。

*ちなみに、IOSに繋いだマイクインのオーディオ信号をRMEのASIOインに入れるという事も可能でした。ただ現状では追加したIF分のASIOバッファが加算されるようで、DAWでRECする際はオフセット設定が必要でした。この機能の適切な利用方法は、追ってメーカー情報を待ちたいと思います。

FUSION


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私が使っている方法を一つご紹介致します。DiGiGridのASIOドライバは「完全なマルチクライアント」なので、例えばCubase、NUENDO、Protoolsを一台のPCで「同時に、全く同じ出力番号のASIOアウト」からも出せます。(ちなみにUAD2も同時に対応しているのですが、実はUAD2のDSP処理も同時に別々のDAWで使えます。)

このメリットを活かして、CUBASEで「書き出し中」に、全く同じプロジェクトファイルをNUENDOで開き、違うバージョンを作る作業をして、同時にPROTOOLSのデータの確認を行う。ような並列作業をする事があります。(これが実現できているのはCUBASEとNUENDOによるプロジェクトファイル互換も大きいです)

今まで書き出し中は、続きの作業が何もできなかったのが欠点ではないでしょうか??急いでいる時や、バージョン違い、長尺物の書き出しの場合は特にメリットは大きいと思います。制作作業時に無駄な待ち時間が一切なくなるという、非常にありがたい環境です。一つだけ注意点として、「驚異的なPCのスペック」が必要になります(笑) また、UAD2のDSPカードはなるべく多く増強する事をおすすめします。

SUGGESTION


DIGIGRID+IOS-2

今回の「SG CONNECT」機能による進化はインターフェイスの世界は大きく変化を迎える時期だと感じました。1社の製品に絞るのではなく、自分に合った色々な製品を組み合わせるという、自由な選択しが多く生まれると思います。

そして、DiGiGridのプラグイン処理は「DSP」という分かりやすい言い方をしていますが、実はハードウェア的にはCPUを搭載したPCアーキテクチャを使っているのが特徴です。近年流行っている小型スティック型のPCや、数百グラムしかないタブレットPCも沢山ありますので、その設計メリットを生かした形の超小型のDSPサーバーモデルが出れば良いなと期待しています。


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DiGiGrid

IOS

¥ 298,000 (本体価格:¥ 275,926)

1台のみで複数DAWやPC、アウトボード類を統括しWAVESプロセッシングまでこなす革新の逸品!


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Steinberg ACCESSORY

DiGiGridと組み合わせる事により、先ほどご紹介した極めて効率的なワークフローが実現できています。また、UAD-2のプラグインはWAVES社とは全く別の魅力があるので、ぜひ組み合わせて使ってほしいですね。

Steinberg
CUBASE PRO 8.5

30 年以上培ってきた技術を集結し、より強力なデジタ ル・オーディオワーク・ステーション(以下 DAW)ソフトウェアとして進化したCubase


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Steinberg
Nuendo 7

ゲームオーディオ制作、ポストプロダクションに革命をもたらす Nuendo 最新バージョン


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Universal Audio
UAD-2 OCTO CORE

CPUに負荷をかけないDSPプラグイン。SHARCチップ 8基搭載!


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    記事内に掲載されている価格は 2016年11月2日 時点での価格となります。

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