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第一線で活躍するクリエーターのインタビューやコラムなど、音楽と真摯に向き合う作り手の姿があなたの創作意欲を刺激します!

26
Oct.2016
CREATOR

CREATOR x Product 2016 | 光田 康典

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profile


光田 康典(PROCYON STUDIO)

1992年スクウェア(現スクウェア・エニックス)入社、『クロノ・トリガー』で作曲家デビュー。『ゼノギアス』等の作曲を担当した後、1998年に独立。フリーランスで活動後、2001年(有)プロキオン・スタジオを設立し同社の代表を務める。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ブルガリア国立放送交響楽団、Skywalker Soundなど海外でのオーケストラレコーディングを積極的に作品に取り入れ常にハイクオリティな作品を生み出している。現在はテレビや映画、アニメ、ゲームなどジャンルにとらわれない多様な作曲をこなし、有名アーティストへの楽曲提供も手がける傍らで、国内外のライブ出演や書籍の寄稿も積極的に行う。

infomation


・劇場版アニメ『黒執事 Book of the Atlantic』 2017年1月21日 全国ロードショー。

・『蒼き革命のヴァルキュリア』 (PlayStation4)2017年1月19日セガゲームスより発売予定。

・『イナズマイレブン アレスの天秤』TVアニメ2017年夏より放送予定。

・『朗読屋』NHKBSプレミアム 山口発地域ドラマ 2017年1月18日夜10時〜放送。

web & SNS


・光田康典公式HP : http://www.procyon-studio.com

・プロキオン・スタジオHP : http://www.procyon-studio.co.jp

・facebook : https://www.facebook.com/yasunori.mitsuda

・Twitter : https://twitter.com/YasunoriMitsuda

ANALYSE


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Audio Easeの「Indoor」は屋内のありとあらゆる場所の音響特性を再現するリバーブプラグインで、誰でも簡単にリアルな音場空間をつくる事ができます。このプラグインは主に映画やゲームのダイアログ(セリフ)に使う事が多いかと思いますが、全てのパラメーターに対してオートメーションを書き込めますので、1つのダイアログトラックに対して様々なシチュエーションパラメーターを記憶しておけます。ロケーションごとにダイアログトラックを作る必要がありません。

そして、ステレオ(2ch)5.1chはもちろんのこと、9.1chのマルチチャンネルまで対応しており、Dolby Atmosの天井チャンネル分も再現出来てしまいます。使ってみて便利だと思ったのが、小さな部屋での声は稀に共鳴を起こす事がありますが、Tuningパラメーターでそうした共鳴を減らす事が出来ます。

このあたりは気が利いていて流石Audio Easeの商品だなと関心してします。EQや音量オートメーションを駆使し室内の音場をつくるより、Indoorを使った方が短時間にリアルな音場を作る事が出来ますのでポストプロダクションにはお勧めの商品といえます。

FUSION


indoor-location-7このプラグインはマルチチャンネルで使用するのがお勧めですが、ステレオ(2ch)で使用した場合でも威力を発揮します。先にも書きましたが通常であれば、ポストプロダクションのダイアログや効果音に使用するプラグインだと思いますが、アーティストのミュージックビデオなど、映像に合わせて音楽の音場を作るのも面白いかなと思います。

自分自身は劇判の仕事が多い為、特定のシチュエーションで音楽が鳴るという注文が多かったりするのですが、そうした場合に「Indoor」でシチュエーションに合わせて簡単に加工できるのは便利です。また、ダイレクト・オフというパラメーターを選択すると、定位に影響されることなく通常のインパルス・リバーブとして使う事が出来るので音楽に独特な効果を与えたりする事が出来ます。

アイディア次第でいかようにも使えるプラグインですし、クライアントからのちょっとしたシチュエーションの要望にも即座に応えられるので便利なプラグインとして重宝します。

SUGGESTION


indoor-location-62016年10月20日現在、残念ながらインパルスレスポンスのロケーションの数は10ほどで、映画やゲームなどで使用する場合においてはシチュエーションが限られてしまいます。ソフト名に「Indoor」と付けられているのでフィールド系(森の中や野原)や、お城の中庭などのインパルスレスポンスは入れにくいかと思いますが、ロケーションとしてあるとありがたかったかなと思います。

また、家の外(玄関)にもスピーカーやマイクが設定出来ると良かったと思います。今後、同社のAltivarbのようにインパルスレスポンスは増えていくと思いますので期待したいところですね。また、Speakerphoneや最近発売された360pan、360monitorなどと同時に使う事によって、リアルな音場特性が必要となりそうなVRなどの対応も出来そうです。


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AUDIOEASE

Indoor

¥ 86,400 (本体価格:¥ 80,000)

屋内の音響特性に特化し、従来を上回るサウンド・クオリティ


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PLUS1 ACCESSORY

GENELEC
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ENELEC独自のスピーカー管理ネットワークシステムと「GML AutoCal」という機能を使い、あらゆるスニング環境においてもベストな音響特性になるように自動でキャリブレーションしてくれます。

最近は一般的なレコーディングスタジオではなくホール録音する事が多く、レコーディング時のリスニング環境は普通の控室であったり練習室であったりするわけですが、このスピーカーがあれば自宅のスタジオと同じ環境でモニタリング出来る為とても重宝しています。

それにもまして何より素晴らしいのは、コアキシャルスピーカーの特徴とも言える高域から低域まで極めてなめらかな周波数特性と指向性の良さです。

また、非常に高い解像度はレコーディングからミックスまで細部に渡りモニタリングすることが出来る為、EQの掛り具合、リバーブの深さ、各楽器の位置、奥行き、ノイズなどが手に取るように分かるのでイメージ通りの作品に仕上げる事が出来ます。ちなみに「GML AutoCal」はマルチチャンネルにおいても完璧な音響特性にキャリブレーションしてくれますし、これでミックスされた音は映画館でも再現性が高く信頼におけるスピーカーだと言えます。


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    記事内に掲載されている価格は 2016年10月26日 時点での価格となります。

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