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「2018 AES International Conference on Spatial Reproduction—Aesthetics and Science—」と題した国際会議が2018年8月7日から9日までの3日間、東京電機大学と東京藝術大学で開催されています。今年は空間音響をテーマにした研究発表や製品展示がされています。
東京電機大学では主にワークショップや基調講演、プレゼンテーションなどが開催され、東京藝術大学では8Kの特別デモンストレーションなどが行われています。
イベントのプログラムはこちら
http://www.aes.org/conferences/2018/spatial/program/
初日の企業展示室の模様です。空間音響をテーマにした製品が数多く紹介されていました。
Media Integrationは多機能なイマーシブ3Dオーディオ編集アプリケーションであるSPAT Revolution、HeadTrackerで頭の微妙な動きまでも検知し、3Dオーディオ体験ができるバーチャル・モニタリング・プラグインWaves Nxを展示しています。
96個のスピーカーが設置された「音響樽」!東京電機大学が研究しているこの装置は、世界初の没入型聴覚ディスプレイ装置で、音の動きを3次元的に厳密に再現し、あたかもライブ会場にいるかのような音響空間を体験することができます!
この日はGENELECの新製品発表も行われました。今回のイベントにちなんでイマーシブオーディオ制作に向けた高SPLスピーカー『S360』と『7382』を紹介。本国からキーマン3名が来日し実際のサウンドを聴きながら体験型のプレゼンイベントとなりました。こちらの情報は後日紹介しますので、お楽しみに。
このInternational Conferenceは8月9日(木)まで開催されています。普段体験できない最新のテクノロジーに触れることで、新しいアイディアを得たり見識を深めることができる大変貴重な機会です。是非足を運んでみてください。
AES
http://www.aes.org/conferences/2018/spatial/
Writer.Miyazaki
記事内に掲載されている価格は 2018年8月8日 時点での価格となります。
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