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AppleがWWDC 2013のキーノートスピーチで次世代Mac PRoを発表しました。
まずは、賛否両論の話題が飛び交っている黒い円筒型ボディに目を奪われますが、Appleが奇をてらっただけのデザインをするわけがありません。
この円筒型ボディの中はCPUとGPUが2枚の3つの大型基盤を3角形に組み合わせたものがうまく収められており、それら3枚の基盤から放出される熱を、中心部の空洞部分を活かし最上部にある大型のファン1つで放熱していくというもの。これまでのパーソナルコンピューターのエアフローから逸脱し、自動車や飛行機にもにたシンプルで効果的な放熱を行います。
そしてさらに着目すべきは『PCIe flashストレージ』の搭載と言えるでしょう。PCIe flashストレージの転送速度は旧来のSATA flashドライブ(500MB/s)の2.5倍の転送を誇る1250MB/s。高速なPCIeバスに直結されることでSATA HDDと比べると実に10倍以上となります。容量と価格がどうなるのかというのが気になるところですが、ここは最新情報を見守っていきましょう。
他にもデータ転送速度20GB/pを実現する『Thunderbolt2』が6portも搭載されます。旧来Thunderboltの約2倍の転送速度を実現したことにより、最大36デバイスまで可能、さらに3面の4Kディスプレイに対応することができます。
新型Xeonプロセッサー、旧来の約2倍速 60GB/sの超高速メモリなどなど、期待のハイスペックを誇る仕様となっています。
ただしこの次世代Mac ProはPCIeスロットが無くなっています。これはFirewire800の25倍の転送速度のThunderbolt2に拡張性を一任した結果だと思われます。UAD-2 PcIeや UAD-2 SATELLITEユーザーも、Belkin Thunderbolt Express Dock サンダーボルトエクスプレスドックや、SONNET Thunderbolt Docking Stationなどを併用することで資産を活用し続けることができます。(これら拡張ドックと組み合わせても旧来のMac Proよりコンパクト!)
この次世代Mac PROは2013年末に発売予定とのこと。詳細な発売日と販売価格は情報が入り次第お知らせ致します!
新世代Mac Proの情報Webページ。動画を交えた美しいWebページですが、あれも見たい、これも見たいとなるとそれらを順に見ていくのは手間ですよね。そこで項目をサクサクと見るためにブラウザ左端にジャンプボタンがあります。これを押せば見たいスペックにすぐにたどり着けます。ぜひ活用してみてください。
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記事内に掲載されている価格は 2013年6月11日 時点での価格となります。
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