製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
本日11月7日に発売となった新型Mac mini。デスクトップ型のMacでの久々のアップデートということで、業界内では非常に注目が集まっています。
筐体が黒くなっただけではなく、内部も大幅アップデート。やはり気になるところとしては音楽制作で使えるのかどうかというところだと思います。新型Mac miniは音楽制作のメインマシンになり得るか、予想・検証をしていきたいと思います。
2つのThunderbolt Busを搭載
ここで気になるのが、Thunderboltのバス数。事前情報からもThunderbolt 3が4ポート搭載していることは判明していましたが、それが4ポートで1バスなのかそれともポートごとにThunderboltが独立しているのかはわかっていませんでした。実際にApple Storeで確認してきたところ、2つのThunderbolt Busを搭載していることが判明。これがどういうことなのかというと、Thunderbolt 3の持つ40Gという広帯域が2系統利用可能となるので、広帯域を必要とする機器でも、2台同時の利用ができるということになります。
これによりMac miniでも安心してPro Tools HDXとBlackmagicdesignのビデオコンバーターが同時接続できるので、音楽制作はもちろんMAの現場でもMac miniは活躍できる可能性があるということですね。
カスタムするならこんな感じ?
実際にPro Tools HDXでの使用を想定すると
という感じでしょうか。
Mac miniとして見ると少々値は張りますが、Mac Proよりも低コストで導入できるのがメリット。記事執筆中の2018年11月7日現在ではPro Tools HDXをはじめOS Mojaveに正式対応しているDAWがないため、各種DAWでの検証はもう少しかかりそうです。それでも今回のアップデートにより十分なスペックを積めるようになりましたので、音楽制作のためのメインマシンとして新型Mac miniを選択肢にいれてみてもいいのではないのでしょうか。
Rock oNでは今回Mac miniを2台導入予定!週末に現物が届く見込みですので、主要ソフト・ハードでの検証を行っていきたいですね!
Apple
https://www.apple.com/jp/mac-mini/
Writer.アレシア美奈子
記事内に掲載されている価格は 2018年11月7日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ