audio technica/AT5045



スモールとラージの両特性が同居した唯一無二のサウンド
リアルサンプルでサウンドキャラクターをつかめ!
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ハイサンプリング素材につき、PC環境でご試聴ください。
Rock oN スタッフのインプレッションはいかに!?
ギャラクシー卓志
ラージダイアフラムとスモールダイアフラムの両方の特徴を持つ画期的なサイドアドレスマイク。ユーティリティ性の高いマイクで、できればペアで持ちたい。
PD安田
非常にスマートでレスポンスの早いサウンドが確認できます。これはラージダイヤフラムによる原音忠実で且つ、このサイズ感での収音が相まって、バランスが取れた1本かとおもいます。スネアなどドラムのレコーディング用としておすすめできるマイクです!
オールラウンドなアプリケーションが可能な新世代サイドアドレス・マイクロフォン!

AT5045は、AT5040のより少し縦長で大きい長方形ダイヤフラムを1枚採用しています。グリル越しに見てみると、AT5040のものより一回り大きいことがわかります。実際の面積は1インチを越え、シングルユニットとしてはこれまでのaudio-technicaのマイクロフォンの中では最大のサイズを誇ります。
ダイヤフラムを長方形にすることにより、スモールとラージ両者のメリットを合わせ持つことになります。クセのない高域の伸びと、豊かなローエンドの広がり。一見するとペンシル型に見えますが、実際はAT4050などのサイドアドレス型に近い使い勝手となります。たとえばボーカルなどを録音するときは、同時発売の別売サスペンションAT8482などを使用し、地面に対して垂直にセッティングすることになります。
また本製品は、1本でメインソースをモノラル録音するのにも向いていますが、状況に応じてペアで使用したいところですね。現時点で日本国内でマッチドペアでの販売の予定はないとのことですが、当店オリジナルのステレオペアセットをご用意!後から追加で購入したとしても、専用ケースはもともとペアで収納できるように切れ目が入っているので、1つのケースに2本入れて持ち運ぶことが可能です。
また、ユニットを含む内部をフローティングさせることによって、外部の振動や、筐体の響きの影響を受けない設計になっています。加えて筐体自体のシールド性能を高めていますので、RF妨害対策用のフィルターを排除し、ナチュラルな音質を実現しているとのこと。国産のトランスを搭載し、最終段のトランジスタを排除し高いS/Nを実現しています。
先に少し述べましたが、デザインにも大きな特徴があります。AT5040は、これまでのaudio-technicaにはなかった先進的でヨーロピアンテイストなデザインでしたが、AT5045もこれをそのまま引き継いでいます。若干同社のAT4081を彷彿とさせる形状をしていますが、よく見るとプリアンプ部分が太めに、グリル部分が少し細めに仕上がっています。標準付属のマイクホルダーも、AT5040のミニチュア版のような形状で、カチっとはめてロックネジを捻る同様の構造になっています。
| SPEC |
|
| 型式 |
バックエレクトレット・コンデンサー型 |
| 指向特性 |
単一指向性 |
| 周波数特性 |
20~20,000Hz |
| 出力インピーダンス |
100Ω |
| 感度(0dB=1V/1Pa、1kHz) |
-35dB |
| 最大入力音圧レベル(1kHz T.H.D.1%) |
149dB S.P.L. |
| 固有雑音の等価音圧レベル |
8dB S.P.L. |
| ダイナミックレンジ |
141dB |
| SN比(1kHz at 1Pa) |
86dB |
| 電源 |
ファントムDC48V |
| 消費電流 |
1.4mA |
| 質量 |
197g |
| 外形寸法 |
約φ25×177mm |
| コネクター |
3ピンXLRM |
| 付属品 |
マイククランパー AT8481、変換ネジ(3/8-5/8)、ウインドスクリーン AT8165、キャリングケース |

audio-technicaAT5045
¥154,000



記事内に掲載されている価格は 2016年6月15日 時点での価格となります。
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