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みなさんこんにちは、アレシア美奈子です!9月になり、まだ暑い日は続いていますが、ついに平成最後の夏が終わろうとしていますね。秋こそ創作の捗る季節ですが、今回新たなインスピレーションを沸かせるいい感じのプロダクトを早速見つけてきました!
新感覚のモジュラー式MIDIコントローラー、その名も”Joue”!
NAMM 2018で注目を集めたフランス生まれの新感覚MIDIコントローラーJoue、気になっている方も多いのではないでしょうか。そんなJoueが先日、全世界での発売に先駆けてRock oN 渋谷店にやってきました!
Joueは3Dタッチ対応のモジュラー式MIDIコントローラーです。専用のセンサーチップが搭載されたゴムパッドのモジュールをJoueの3つのスロットに乗せると、自動的に専用のEDITソフトである「Joue editor」にモジュールの情報が表示されます。モジュールを乗せたり外したりした際の切り替えも非常にスムーズで、モジュールを変えながらの演奏も可能です。Joue公式で実際にJoueを使ったダブミックス動画が公開されています。
キーボード、ギター弦、パッド、3Dコントロールオブジェクトなどモジュールは多種多様。モジュールの各セクションは個別にMIDIのCH情報が詳細に設定できるようになっており、その情報はJoueの筐体に保存されています。なので別のPCで立ち上げた場合でも、新たにMIDI CH情報を作る必要はありません。
バスパワー駆動で、接続は筐体本体側がUSB Type-Cですが、PC側はUSB Type-A接続でもOK(もちろんUSB Type-C ⇄ USB Type-Cも可)。筐体に内蔵された磁石により、鉄製平面にくっつかせることができるので、譜面台にくっつけたりなんてのもできます。また、こういうタイプのMIDIコントローラーによくある個別にシリアルの登録が必須というものがないので、購入後「Joue editor」をインストールするだけですぐに使用することができます。
Ableton Live・BITWIG STUDIOにはすでにJoueのプリセットが登録されており、本国サイトでは専用のDEMO SESSIONSが公開されています。なぜこの2社なのかというと、Live SuiteとBITWIGがMPE(MIDI Polyphonic ExpressionというMIDIの拡張規格)に対応しているからなんですね。Joueの売りの一つでもある3Dコントロールを可能にするには、現時点でこの2つのDAWがベストマッチとのことです。
日本の販売は、Joue本体とモジュール5枚(Scaler, Fretboard, Pads, Area, Strips)のセットの予定です。
3DタッチのMIDIコントローラも増えてきましたが、このような一つの筐体で様々なモジュールを使えるというのはこれまた新感覚!日本国内での発売はもうすぐとのこと。価格・詳細な発売日は今後の続報をお待ちください!
Joue公式ページ(英語サイトになります)
https://www.play-joue.com/en/
制作ノウハウや製品レビューをスタッフ独自の目線で書き綴るeStoreスタッフブログはこちら!
https://store.miroc.co.jp/category/35
記事内に掲載されている価格は 2018年9月7日 時点での価格となります。
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