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12
Nov.2018
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ワーナーミュージック・マスタリングが採用した「エンジニア オーディション方式」とは? 

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配信やYouTubeといった音楽を届ける形態の変化により、マスタリングに求められることも必然として変化が起きています。また、ネットワークスピードやアプリケーション技術の向上により、クリエーターとスタジオを結ぶ距離がオンライン上で縮まり、オンラインマスタリングといったサービス形態が浸透しつつあるのは周知の通り。そこで、湧き上がるのがクオリティの問題。便利さ、手軽さを求めるあまり「音は本当に大丈夫夫なの?」という疑問、みなさんお持ちじゃないですか?

膨大な数のメジャーレーベル作品を手がけてきたワーナーミュージック・マスタリングが、ついにオンラインマスタリングサービスに乗り出す、ということで取材を申し込みました。どうやら、利用者がエンジニアをオーディションできる仕組みを取り入れたとのこと。まずは、ミキサーズラボ 田中龍一氏 に、新サービス「ラボマス」をスタートさせた経緯をお伺いしました。

「ラボマス」とは?

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Rock oN : まず、一般論的なことからお伺いしたいのですが、マスタリングに関する最近の状況について、これまでと変わってきたことはありますか?

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : 一番の変化は、マスター音源の種類が変わったことです。今はほぼファイルですので、事前にネット経由で送ってもらい、立ち会うことなくマスタリングを進めてほしいとお願いされることもあります。お客様側でマスタリングに時間や予算にそれほど多く割けないという事情もあるようです。また、最近の特徴としてシングル先行配信というパターンが多くあり、立会いなしのお任せパターンも多いですね。もちろんこだわるアーティストさんの場合は、ご本人に確認してもらい、やり直しするパターンも従来通りあります。過去のU-matic等に比べ、現在のDDPマスターだと、ファイル書き出しでマスターを準備でき、時間短縮により、修正に対しての時間的制約が少なくなりました。

Rock oN : ワーナーミュージック・マスタリングを利用する方は、どういう方々が多いですか?

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : メインになるのはメジャーレーベルの作品です。インディーズ系の作品もやっていますが、これまでの関係やつながりで担当させていただいている場合が多いです。うちのマスタリングスタジオは、外部向けにそれほど宣伝していないということもあります。

Rock oN : じゃあ、今回「ラボマス」をスタートされることで、アマチュアの人も「ワーナーミュージック・マスタリングに頼めるんだ!」という感じになりますね。

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : はい、今回の試みは私達にとってアマチュアユーザーを対象にする初めての経験ですが、色んなタイプの方々にご利用していただきたいと思っています。最近は、自分で曲を作ってマスタリングし、ニコ生やYouTubeにアップした曲がきっかけでプロになるパターンも増えていますしね。

Rock oN : YouTubeを始めとするネットでよく聞こえるサウンド作り、例えばボーカルをしっかりと聞かせる音作りの手法など、マスタリングに関していろんなノウハウがあると思うんですが、プロにマスタリングしてもらうことで、その効果が大きく違うように思います。

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : そうですね。ボカロ系、歌ってみた系などの楽曲は、ネットで再生した時にできるだけ目立たせたい、といった目的が多いように思います。ネット上の音源公開はプロモーションとしての性格も大きく、そこで引っかかって、気に入ってもらえば実際にCDや配信で購入してもらう、という流れもあるようですね。ただ普段私たちが心がけていることは単にレベルを大きく目立たせるということだけではなく楽曲にあった音創りです。曲によって音圧を上げた方が良いものもあればそうでないものもある、低域をブーストした方が良いものもあれば、抑えたほうが良いものもある。それを見極めるのがプロとアマチュアの差かなと思います。

Rock oN : 現在、オンラインのマスタリングサービスが多く存在しますが、そういったサービスが出だした頃の印象はいかがでしたか?

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : オンラインサービスが始まる以前の90年代は海外マスタリングをする場合、マスターテープを海外便で送ることもありましたが、ディレクターやアーティストが立会いもかねて手持ちでマスター持って行くことも多かったですね。海外のマスタリングスタジオで日本向けに本格的にオンラインサービスを始めたのはSTERLING SOUNDだったと思います。STERLING SOUNDはこちらがメジャーレーベルのマスタリングスタジオということもあったと思いますが、最初からとても熱心で、専用のクライアントアプリを提供してくれました。日本側のネット速度が遅いと伝えたら、向こうから担当の方が来てくれ、アプリの設定まで色々とケアしてくれたりと、かなりオンラインに力を入れてる印象がありました。

Rock oN : ぶしつけな質問ですいませんが、立会いとオンラインマスタリングで、何か相違点はあったりするんでしょうか?

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : 私もSTERLING SOUNDを利用していた経験から言うと、クオリティーに関して言うと差はないです。オンラインで頼むということは、そのスタジオを信頼しているという前提がありますので、結果について問題になったことはないです。もちろん「全体にもう少しファット感が欲しい」とか「もう少し抜けが欲しい」といったリクエストはありますよ。経験から言うと、オンラインマスタリングで重要になることがらの1つとして、エンジニアとユーザーの間を橋渡しする人の力量があります。STERLING SOUNDには日本人の女性スタッフがいて、こちらの要望を向こうのエンジニアに的確に伝えてくれたので作業がスムーズに進み、こちらが希望するサウンドを実現していました。そこで私たち「ラボマス」では​マネージャーの山下がその役割を担い、しっかりと対応する体制を作りました。

Rock oN : 今回、ワーナーミュージック・マスタリングがオンラインマスタリング「ラボマス」のサービスを始めた経緯をお聞かせください。

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : 数年前からこのサービスについて社内で話をしていたのですが、私たち所属エンジニアの作業の隙間時間を有効に使いたい、ということで、いよいよ開始することにしました。マスタリングでお客様が困ることの1つとして「結果が本当にいいのか悪いのか判断がつかない」ということがあると思います。なぜなら、マスタリングの際には、通常1人のエンジニアが作業した音しか聞けなからで、マスタリングの経験が少ない方にとって、それだけで判断するのはちょっと敷居が高いと思うんです。そこで別のエンジニアの音と比較しながら聞ければ、判断する指標が持てると思います。それが今回、「エンジニアオーディション方式」をサービスの中核の1つに据えた理由です。同じワーナーミュージック・マスタリングでも、各エンジニアによって機材が違うし音も違う。それぞれの個性を比較してもらえば面白いんじゃないかなって思います。それに私達も本能的に競争原理が働くのでアマチュア向けのオンラインマスタリングだからって手を抜くことはできないですからね(笑)。実は、異なるプロのエンジニアたちが同時期に手がけた同じ楽曲の音を比較できるなんてことはまず今までできなかったことで画期的なことなんですね。この貴重なトライアルをぜひ色んな方に体験していただきたいと思ってます。

Rock oN : トライアルは無料なんですよね?

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : そうです。まずお客様にとっての使いやすさを優先しようと思い、トライアル料金は無料にしました。

ラボマス プラン概要

完全無料のトライアル(お試し)マスタリング
ラボマスホームページより会員登録を行い、無料のトライアルマスタリングを最大5人のワーナーミュージック・マスタリング所属の現役エンジニア達に依頼します。

お客様によるエンジニアオーディション
依頼したエンジニアの中から最も気に入ったサウンドをお客様に選んでいただき、その担当エンジニアで本番のマスタリングを行います。

どのような音源も受け入れ可能
ご依頼される音源は通常の2ミックスからデモテープ、ライブ音源までオリジナル音源でしたらどのような音源でもかまいません。

選べる料金プラン
トライアルAプラン (サウンド・セレクト)
・トライアルマスタリング後にお渡しする各サウンドの担当エンジニア名はお知らせいたしません。
・お客様がお選びいただいたサウンドを担当したエンジニアが本番マスタリングを行います。
・基本料金 1曲 ¥3,000
* お客様が直接エンジニアの指名をすることはできません

トライアルBプラン (エンジニア・セレクト)
・トライアルマスタリング後にお渡しする各サウンドの担当エンジニア名をお知らせいたします。
・お客様がお選びいただいたサウンドを担当したエンジニアが本番マスタリングを行います。
・基本料金 1曲 ¥10,000
* お客様は直接エンジニアの指名が可能です。

詳細はLABMAS┃ラボマスページで
https://www.labmas.mixerslab.co.jp

Rock oN : 1曲 10,000円のBプランでは、「自分の好きなCDのクレジットに載ってたこのエンジニアさんに頼んでみたい」ということもできるので、アマチュアにとっては魅力的ですね。

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : そうですね。Bプランは直接指名もできてトライアルでは他のエンジニアの音も聞けるという贅沢なプランです。おおよそですが、立会いマスタリングに近い料金になるので、ある程度予算がある方におすすめしたいですね。

labmas_03Rock oN : 申し込み方法の流れを教えて頂ければと思います。

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : まず弊社サイトで会員登録して頂きます。メールアドレスとパスワードさえ登録して頂ければ大丈夫です。トライアルということであれば、まずは1曲分のデータを、サウンドに対する要望と一緒に送ってもらいます。それから弊社​マネージャー 山下が、その時点で作業可能なエンジニアをお知らせし、並行してマスタリング作業に入り、翌日より3営業日以内にお客様に1コーラスサイズ程度のマスタリング済ファイルをお送りします。ファイルのやり取りは全てDropboxを使います。どのマスタリング結果がいいかを選び、連絡をいただいたら、本番作業の請求書をお送りし、マスタリング料金を前払いとして決済していただきます。決済方法は各種クレジットカード、Paypal、銀行振込に対応しています。決済確認ができたらマスタリング作業を進めて決済翌日より7営業日以内に完成したファイルを納品します。もしリテイクのリクエストがあれば1回目は無料で対応させていただき、2回目からは料金がかかります。DDPを作成する場合は曲間を決めていただきます。アーティストによっては、曲間の長さにこだわる方もいらっしゃいますので。

Rock oN : ラボマスが目指すオンラインマスタリングのサービス像はありますか?

ミキサーズラボ 田中龍一氏 : マスタリングとはこういうものなんだ、ということをアマチュアを含め多くの人に知ってもらいたいですね。マスタリングというと、それこそ巨匠エンジニアにお願いしてやってもらう、みたいな難しいイメージを持ってる人もいるかもしれませんが、もっと一般の人が利用しやすくなればいいなと思っています。自分の作品を愛する方なら、それなりに実績があり、しっかりしているエンジニアに頼みたいっていうのがあると思うんです。今、個人でもアグリゲーターを通じてダウンロード販売を開始出来るじゃないですか。ですので、私たちのサービスに対して、多くの需要があると思っています。

ワーナーミュージック・マスタリング / エンジニアインタビュー

複数のエンジニアを比較し選べることで、オンラインマスタリングの不安を大きく解消するエンジニアオーディション方式。ラボマスのエンジニアはどんな人なのか、どんな機材を使っているのか? 自分の作品を託すにあたって、エンジニアの顔が見えることで、さらに期待が膨らむのでは? ここでは、4人のマスタリングエンジニアの皆様にインタビューを行いました。「ラボマス」サービス利用にあたって参考になるはずです!

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※エンジニア山口 雄 氏はインタビュー当日、お仕事の都合でご不在でしたので、こちらをご覧ください。

菊地功 氏

labmas_kikuchi_01経歴:
友人に、ビクターの専属作曲家の息子さんがいまして、その方のご紹介でモウリスタジオに入ることが出来ました。3年くらいアシスタントとしてミキシングエンジニアをやった後、ワーナーパイオニアに、良く言えばですが、ヘッドハンティングされて移ったんです。歌謡曲が多く中森明菜も手がけてました。それからハミングバードに移ったんですが、12年後、ハミングバードをワーナーが買収することになったので、再びワーナーに戻ることになりました。ハミングバード在籍時に浅香唯や中村あゆみを手がけてたんですが、海外でマスタリングすることも多かったんです。そのノウハウ元にして、1995年くらいから本格的にマスタリングエンジニアを始めました。ワーナーミュージックジャパンの方針で、2000年から、録音部にいたエンジニア全員がミキサーズラボに転籍することになり、今に至ります。

使用機材:
送り出しはProToolsで、録りはSADiE PCM8です。アウトボードはMASELEC EQとコンプを使って、これが基本スタイルになっています。プラグインはあまり使わないです。あとはtc electronics SYSTEM6000を使う時もあります。ワードクロックはAntelope OCXをメインクロックにしています。ProToolsはスタンドアローンですが、他の機材は全部OCXでロックしてます。

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得意ジャンル:
好きなのはロックですね。クラシックも得意ですよ。代表作というか、面白く仕事させてもらっているのは、やっぱり山下達郎さんと竹内まりやさん。そして角松敏生さんですね。僕は音を大幅にいじるタイプではないのですが、達郎さんは電話で連絡が来ることもあるんですよ。「もうちょっとガッツが欲しいね」みたいな感じでお願いされるんですが、指示が的を得てますから、楽しくやれる感じなんです。

メッセージ:
僕は選ばれなくていいです(笑)。冗談ですが(笑)。でも、ラボマスをきっかけに、プロを目指す若い人がプロに頼むとこんな感じになるんだ、という感じでご自分の引き出しを増やして欲しと思います。

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田中龍一 氏

labmas_tanaka_01経歴:
1985年、ワーナーパイオニアの録音課にアルバイト採用されたのがきっかけです。CDが世の中に出始めの頃でしたから、今のマスタリングエンジニアという言葉が浸透していなかった頃です。最初は洋楽のマスターテープのクオリティーチェックやテープコピーといった仕事がメインでした。一時期、レコーディング部門に移った時期を経てマスタリングに戻り30年近くになります。90年代初頭に槇原敬之のシングル「もう恋なんてしない」をマスタリングしたんですが、そのすぐ後にアルバム「君は僕の宝物」はボブ・ラディックにマスタリングを依頼したんですね。で、アルバム収録曲のボブ・ラディックマスタリングバージョンの「もう恋なんてしない」と自分がマスタリングしたバージョンを聴き比べてみたんです。ボブ・ラディックのマスタリングは派手さはないんですが、よく聞くと音のナチュラルさがいいんですよね。EQ処理もプラスよりマイナスが多いと言う感じです。当時の自分のマスタリングした音は、目立たせてやろうという部分もあったのか、ちょっと固い感じの音でした。メーカーにいると、海外からのいろんな音源を聞いて勉強になるので、その経験が今の自分の音作りにかなり役立っていますね。

使用機材:
自分はマスタリングシステムをプラグインベースで組んでいます。CDマスタリングの場合は素材をPro Tool上のプラグインで調整してAVID HD I/OでDA変換したのちADをAntelopeのEclipse384で44.1kHzに変換後、USB接続されているWaveLab9.5に取り込んでんで編集、DDP作成を行っています。モニター用DAはEclipse384をDAとして同時に使用しています。

プラグインベースで組んでいる理由は音を直感的に操作できるからです。自分の意図する音にすばやく設定したい場合とか他の設定をすぐに呼び出したりできるのはプラグインならではですよね。もちろん大前提の音質も吟味して選んでいます。メインで使用しているのはiZotope Ozone7です。Ozoneは非常に優秀なマスタリングプラグインで自分の意図した音に最速で設定できます。これほど使いやすくて多機能な上に質の良いトータルプラグインは他に見当たりません。他にEQではBrainworx bx_digital V3を使用しています。こちらも定番のイコライザーですが非常に質が高く好んで使用しています。また最近はVertigo Sound VSM-3というハーモニックジェネレーター系のプラグインを使用することもあります。この手のプラグインは今まであまり使ったことはないのですがキックやベースなんかはEQやコンプだけでは絶対出せないような音を創れたりするので使用している音源にハマるとかなり効果的な使い方ができますね。

メインモニターはGENELEC 1031です。マスタリング用モニターにしてはやや小ぶりですが、自分にとってはベストモニターです。サブとしてややラージ寄りのGENELEC 1037を使用しています。主に低域の確認やお客さんの要望があった場合にこれでモニターします。

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得意ジャンル:
元々得意ジャンルというわけではなかったですが、最近はアニソンの仕事が多いので今ではアニソンが得意ジャンルになるでしょうか。アーティスト物もやはり声優さんが多くて、レギュラーでは早見沙織さんや入野自由さん、新谷良子さん等を担当させていただいてます。アニソンは自分も好きなジャンルの一つなのでいつも楽しんでマスタリングしています。また昔のワーナーアーティストのリマスターも担当しています。最近ではスターダスト・レビューやキリンジのリマスターを担当しています。このあたりも自分の好きなアーティストさんなので楽しんでマスタリングしています。

メッセージ:
いつも心がけていることは、マスタリングする楽曲を最初聞くときにフラットな気持ちで向かい合うということですね。これが簡単なようで意外と難しんです。そのための体調管理は常にかかせません。音作りに関しては「素材が良いものであればさらに良さを引き出してあげる」ということ。 「そうでなければ躊躇せずに大胆に音を作っていく」ということ。いずれにしてもその楽曲にベストマッチした音になるように心がけています。

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松永健司 氏

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1987年にミキサーズラボに入社し、日音スタジオで研修、その後、四谷にあるサウンドバレイでアシスタントを経てチーフエンジニアになりました。その後、ミキサーズラボがワーナーミュージック・マスタリングを運営することになったので、それをきっかけに、1999年にマスタリングエンジニアに転向しました。マスタリングエンジニアとしては19年目ですね。

使用機材:
DAWはSONIC STUDIO soundBladeHDを使っています。僕にとってアナログのほうが、早く的確に音を作りやすいので今でも使っています。EQはSontec 432c、コンプはNeve 33609です。ワードクロックはPROBOX12 Juniorで、I/OはApogee ROSETTA200です。プラグインはSONIC STUDIOのEQ Trio Dynamicsなどを使っています。素材により音色を大きく変えない場合は、SONIC内部だけで完結しています。

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得意ジャンル:
何でもやるんですが、クラシックやアコースティック系が多いです。ドラマや映画のサントラやavex classicsさんのお仕事をよくやらせてもらっています。最近の代表作をあげるなら、大河ドラマ「西郷どん」のサントラ、葉加瀬太郎さんの「VIOLINISM3」や鳥山雄司さんのアルバム「3x5」ですね。あとジャンルは大きく変わりますが、銀杏BOYZ。バンド結成当時からのお付き合いです。最近、メンバーが峯田和伸さん一人だけになってしまいましたが、その場で的確に作品に対する要望を言ってくれるので、以前よりも作業がすごいく早いんですよ(笑)。

メッセージ:
せっかくのオーディション形式なので、音を聴いていただき自分を選んでくださると嬉しいですね。最善を尽くしますので、オーダーしてくれた方々との新たな出会いを楽しみにしています!

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加藤拓也 氏

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音響系の専門学校を出て、2004年に入社しました。面接と研修で2日だけ来てくれという感じで菊地、田中が面接官でした。どこが良かったわからないんですがなぜか採用してもらいました(笑)。DVDオーサリングの欠員で入ったので、最初の2年くらいは主にオーサリングをやっていました。その後、マスタリングを始めたのですが、並行してやっていた、ワーナー作品や先輩のマスターテープのクオリティーチェックの仕事、ラジオ等のメディア向け編集といった仕事の方が多かったです。ここ数年マスタリングの仕事も頂くようになってきた感じですね。

使用機材:
主に、tc electronic SYSTEM 6000とDAWのSADiEの組み合わせです。この2台をAntelope OCXのワードクロックでロックしています。tc electronic SYSTEM 6000で音を作り、SADiEで最終調整します。SADiEのEQやリミッターが好きなので、SADiEのみで完結するときもしばしばあります。

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得意ジャンル:
自称J-POPオタクですので(笑)、J-POPですね。最近はローソンHMVから出ているTrick Trioさんの「Trick Trio Plays The Best Of Movie Sounds」や平田志穂子さんの作品を担当しました。

メッセージ:
ここ数年で、やろうと思えば、作品を作り、CD等にしなくても、ネット等で作品を発信する事まで自己完結で出来るようになりました。そんな時代だからこそ、ご自身の作品を他者に触れさせるとこんな感じになるんだ、というのを知る機会にしていただければと思っています。トライアルだけでもいいので、気軽にご利用してもらえれば嬉しいです!
また、古い音源のリペアですとか、プレーヤーがなくて聴けなくなってしまった音源の復刻とかもご相談に乗りますので、ラボマスをきっかけとしてより多くの方の作品作りの力になれればと思います。

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ラボマス利用者の声

山田晋平さま
山田晋平
Recording & Mixing Engineer

SoundCity、MIXER’S LAB (ON AIR AzabuStudio) を経て、2017年~prime sound studio formとマネージメント契約を結び、現在に至る。近年の主な作品 吉田拓郎/The Super Ball/The Laundries

Rock oN : ラボマスを使ってみてどうでしたか?

山田晋平さま : とにかく値段が有り難いです。プロのマスタリングエンジニアにこの値段でお願いできるのはなによりです。今回は、友達の自主制作バンドの音源をお願いしたのですが、予算がかけれず、「マスタリングをどうするか?」 と悩んでたところにラボマスを知り、メンバーに大変感謝されました。私も、自分で音圧、音色を揃えるより、マスタリングをラボマスにお任せすることで他の事を気にせずミックス出来ることで凄くアドバンテージがありました。作品に別の客観的視点が入ることで、最終的にクオリティが上がったと思っています。

Rock oN : 「エンジニアオーディション方式」はどうでしたか?

山田晋平さま : 私たちレコーディングエンジニアにとって、こんな貴重な経験は無いと思います。通常、同じ作品を複数のマスタリングエンジニアがやる事はありません。解釈の仕方もそれぞれで面白かったし、非常に勉強になりました。オーディションによって、先入観なく音だけに向き合えました。普段、「音以外のことに割と気を使ってるんだな~」なんて思ったりもしました。まぁ、それはお互いさまなのですが。オーディションではありますが、老舗マスタリングスタジオなので誰がやってもクオリティは高いので、安心してお願いできました。

Rock oN : オンラインマスタリングはどう思いますか?

山田晋平さま : マスタリングスタジオはエンジニアの個性が強く出ている場所でもあります。現場では判断出来ないことも少なからずあったりしますが、オンラインだと、普段作業しているスタジオや、自宅、ポータブルプレイヤーでなどで時間を気にせず、色んな環境で聴くことができ色々見えてきます。修正は要点をまとめて伝えないといけないという難しさもありますが、色んな聞き方ができるので、明確にどうしたいかなど、こちらの意思がはっきりしてくる感じもありました。凄く楽しかったです。

Rock oN : ラボマスのサービスはどんなユーザーにあってると思いますか? また、どんなユーザーに勧めたいですか?

山田晋平さま : 劇伴や規模の小さなライブDVDなど、マスタリングをしてなかった制作に勧めたいと思います。後は、昨今の自主レーベル、インディーズ、あるいはYou Tubeなど、以前のようにメーカーでしか出来なかった制作が個人レベルまで降りてきています。そんな中、まだマスタリングの価値をわかる人が少なく思います。プロマスタリングがどれだけ凄いのか、多くの人に知ってもらいたいと思いました。ライブハウスなどには、集客はなくても良質な音楽を作ってる人が沢山います。そんな人達の作品作りや、発信にもっと広く使って欲しいと思います。

オフィシャルサイトリンク

LABMAS┃ラボマス
Produced by Warner Music Mastering

https://www.labmas.mixerslab.co.jp

記事内に掲載されている価格は 2018年11月12日 時点での価格となります。

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