Millennia/V-35



クリーン系マイクプリの定番!HV-3マイクプリのVPRモジュール!
リアルサンプルでサウンドキャラクターをつかめ!
自宅環境でじっくり試聴後、店舗で本物を試そう!

ハイサンプリング素材につき、PC環境でご試聴ください。
Rock oN スタッフのインプレッションはいかに!?
シンコーン清水
クリーン系のマイクプリでは広く知られているMillenniaのVPRシリーズのモデル。低音がよく収音できているのが、お分りいただけると思います。アコースティックギターの素材では胴鳴りの部分が多く含まれています。そのため音の動きがより見えやすいサウンドで収音できるマイクプリと言えるでしょう!
ダビッドソン坂田
クラシカルな現場やホールなどでも重宝される、クリーン系のマイクプリ。クリーン系によくありがちな高域が痛く感じ、細く感じるといったことはなく、しっかりと重心がありながらも情報量のおおいサウンドを収録できる、気品を感じるマイクプリだと思います
透明度が高く音楽性に優れたパフォーマンス。HV-3マイクプリアンプがAPI500シリーズに対応!

透明度が高く音楽性に優れたパフォーマンスで、世界各国のミュージシャン、エンジニアにより選ばれているHV-3マイクプリアンプが、API500シリーズに対応。HV-35は、ワイドレンジ設計のサウンドはマイクでも楽器でも入力ソースを選びません。
HV-35はHVシリーズの特性はそのままに、様々なチョイスで柔軟なレコーディング・ツールを持ち運ぶことの出来る、VPR Allianceのアドバンテージを享受可能です。
オリジナルのHV-3Cでは装備されていないHi-Z対応のDIインプットや、オプション扱いのリボンマイク・インプット、なんとフェイズ・スイッチまで搭載して、様々な使い方が想定出来るVPR Allianceに合致する様な柔軟性を身につけています。これだけでも「買い」なのですが、DIインプットの切替えに採用された、見慣れぬブルーのスイッチが非常にチャーミングに見えますね!
Millennia Mediaの歴史
Millennia Mediaは、クラシックのワンポイント収録でのリアルなサウンド収録の際にセレクトされる、マイクプリアンプの筆頭に位置しているのは誰もが認めるところでしょう。
創業者でもあるJohn La Grouは、7歳の頃からエレクトリック・ギターの演奏を始め、同時にアンプやペダルボードの自作も行うような少年でしたが、なんと、1974年のLA Hiltonで行われたAES出展が、そのMillenia Mediaの原型となる最初だったのです!
その後、1985年にシリコンバレーのコンピューター会社、後のACERに勤めていたJohnは、数年後に出会ったCynthiaとともにMillennia Mediaを立ち上げました。
当初は、様々な業務をこなしていたMillenniaでしたが、1991年頃にクラシックやJAZZのレコーディング・エンジニアを勤めていたJohnが、サクラメント・シンフォニーのレコーディング時に、自身で作り上げたマイクプリを使い始めた事によって、全てが一変したのです。それが現在でもマイクプリのスタンダードとも言える、HV-3シリーズの誕生になるのです。
ソリッドステート/チューブの別を問わずに、当時からサウンドに影響を与えるものを徹底的に排除して設計されたMillennia製品は、伝統的にトランスレス回路を用いた、立上がりの速い、ピュアなサウンドを実現しており、STT-1やHV-3Rの例外を除いて、フェイズ・リバースの回路さえ搭載されていないのです!
そのあとの成長は、既にみなさんもご存知の通りですが、特徴的なTwin Topologyシリーズをはじめとした、精力的な製品開発を進め、確固たる地位を築き上げました。
| 製品仕様 |
|
| 最少ゲイン |
8.5 dB |
| 最大ゲイン |
60 dB (70dB リボンモード) |
| 周波数特性 |
3Hz 〜 300 kHz +0 / -3 dB |
| ノイズ |
-133 dB EIN / 60 dB Gain, 10 Hz – 30 kHz, Inputs common |
| THD + N |
< .001%, Typ. < .0005% (< 5 ppm) (35 dB Gain, 10 Hz – 20 kHz, +27 dBu Out) |
| 最大入力レベル |
+20 dBu (no attenuator pads required) 20 Hz – 40 kHz |
| 最大出力レベル |
+28 dBu (20 Hz – 40 kHz) |
| ファンタムインプット インピーダンス |
6,750 ohms (1 kHz) |
| アウトプットインピーダンス |
24.3 Ohms (x2) |
| ファンタムパワー |
+48 V dc, +/- 2 V dc |




記事内に掲載されている価格は 2016年6月8日 時点での価格となります。
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