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ANTENNA

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17
Jun.2016
ANTENNA

Shure/KSM8


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ハイサンプリング素材につき、PC環境でご試聴ください。

Rock oN スタッフのインプレッションはいかに!?

ギャラクシー卓志

マイクの雄SHUREからのハイエンド・ハンドヘルド・ダイナミック。58らしい中域の押し出しに、繊細なニュアンスが付加、個人持ちにオススメの1本。

PD安田

押し出し感がより際立つShureのマイクですが、これはまさにライブなどのバンドアンサンブルの中でも大いに主張できるサウンドかと思います。また大きな癖もないので、会場を選ばないどこにでも思った通りのサウンドに仕上げられる1本ではないかと思います。

dualdyne カプセルがダイナミクスマイクを進化させた

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新開発dualdyne カプセル

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ロゴマークの刻印された銀色のTopプレートの下にそれを支える黒いプレートがあり、さらにその下に1枚目のダイヤフラムが存在します。このダイヤフラムは一般的なダイナミックマイクとようにコイルにつながっており、固定されたマグネットのすぐ側を前後可動します。

2枚目のダイヤフラムはボイスコイルに接続されず、電気信号を直接生み出すことはしません。しかし2枚めのダイヤフラムはカプセルの中に作られた空洞内の空気を介して1枚目のダイヤフラムにつながっており、カプセル下部からの空気振動を1枚目に伝えます。

ダイナミックマイクの仕組みはよくスピーカーの逆に例えられますが、KSM8の2枚のダイヤフラムはさしずめパッシブラジエーターの逆と例えてもいいでしょう。

shure

今はステージ上での使用にも耐えるボーカル用コンデンサーマイクが各社からリリースされるようになりましたが、繊細なサウンドとフラットな周波数特性が得られる代わりにハウリングに弱かったりダイナミクスマイクほどタフさが足りなかったりと、ステージユースでの需要はいまだダイナミックマイクが主です。KSM8は従来通りの扱いやすさと従来を超えるサウンドを持ち合わせた新世代のダイナミックマイクです。よりフラットな音響特性はエンジニアに愛され、よりスタイリッシュで軽量な本体はアーティストに愛されるでしょう。ぜひKSM8でさらなる上質なステージを完成させてください。


KSM8は新開発のマイクカプセルDualdyneカートリッジを搭載。定番マイクSM58と比較すると以下のような大きな改善がされています。

1.近接効果を劇的に改善

SHURE SM58の個性でもあった近接効果が改善されています。音源ソースがマイクから離れて行く際、音量は下がっても音質は極力変わらない特性を実現。(近接効果を利用してパンチある低音を出すボイスパーカッションなどはSM58をセレクトした方が良い結果が得られそうです)

2. スイートスポットが拡大

マイクの軸から口の位置がずれたとしても、一定の音質を保ちます。

3. 周波数特性の劇的改善

SM58など一般的なこれまでのマイクにはその構造上、f特に1kHzあたりにピークとディップを繰り返す特徴的クセがありました。KSM8はそれをよりフラットにワイドレンジにチューニングされ、まさにコンデンサマイクに肉薄する特性を持つことに成功しています。

4. 破裂音の耐性を強化

ボーカル用として口に近い位置で使用されるマイクは強い破裂音を受けることを避けられません。KSM8はロゴが刻印されたプレートがこれを防ぎ、直接1枚目のダイヤフラムに強すぎる音が伝わることはありません。しかしながら歌声はダイレクトにダイヤフラムまでピュアに到達するという魔法のようなセッティングが施されています。

5. 軽量化に成功

SM58に採用されているUNIDYNEカプセルには重量のあるアルニコマグネットが採用されています。さらにグリップ部はハンドリングノイズを軽減させる『ニューマティックショックマウント』が内臓されていることと、マイクを持ったときに重いカプセルとバランスを取るためにわざと重めに作っているため、SM58は298gと比較的重くなっています。

KSM8には最適化されたニューマティックショックマウントが搭載されていながらも、比較的軽量に作ることができるネオジウムマグネットが採用されたため、グリップ部はスリムに軽量に仕上げることができました。

SPEC
カートリッジタイプ デュアルダイアフラムダイナミック(ムービングコイル)
周波数特性 40~16,000 Hz
指向特性 カーディオイド
出力インピーダンス 300Ω
感度(1 kHz、開回路電圧) -51.5 dBV/Pa(1.85 mV)
極性 ダイアフラムへの正圧印加時にピン 2 に正電圧を発生
質量 330 g
コネクター 3 ピン XLR、オス
ハウジング アルミダイキャスト製(ブラック塗装またはブラッシュドニッケル仕上げ)




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記事内に掲載されている価格は 2016年6月17日 時点での価格となります。

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