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Steinbergは本国サイトにてVST Transit Join ベータ版を発表しました。
「VST Transit」とはCubaseに搭載された機能で、オーディオやMIDIトラックをクラウドストレージにアップロードし、異なるコンピューターで作業を継続したり、同じプロジェクトをバンドメンバーで共有したり同期して更新することが可能です。標準アカウントであれば月間750MBのストレージと1.5GBまでの通信量を無料で利用可能です。
今回発表されたVST Transit Join ベータ版を使うことで、これまでCubaseユーザー同士でしか使えなかったVST Transitが、異なるDAWからもやり取りすることができるようになりました。
VST Transit Join ベータ版は多くのサードパーティを持つVST 3、AU、およびAAXホストアプリケーションと互換性があり、USB-eLicenserは不要です。また知人とやり取りするのだけではなく、楽曲に適したミュージシャン、プロデューサー、シンガーを探すことができるというのも画期的ですね。こちらはSteinbergの本国サイトより無料ダウンロードが可能です。
またiPad用に設計されたアプリで「VST Transit Go」もあり、App Storeから入手できます。
これらの製品によって音楽制作の可能性が広がるのは楽しみですね。
Steinberg
https://www.steinberg.net/en/products/vst/vst_transit.html
記事内に掲載されている価格は 2018年7月26日 時点での価格となります。
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