本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン

渋谷の音楽制作機材専門ショップ!豊富な展示製品の試奏、ご相談からシステムプランニングまで、お任せください!

head-love Created with Sketch. CREATOR
ANTENNA

HOTなクリエイターが求める最新情報をキャッチアップ。MUSIC・ART・文化、店舗情報まで盛り沢山

26
Jul.2016
ANTENNA
  • HOME
  • ANTENNA
  • メーカー
  • またまたユニークサウンド!Teenage Engineering PO-20シリーズ。Tobias von Hofsten氏インタビュー

またまたユニークサウンド!Teenage Engineering PO-20シリーズ。Tobias von Hofsten氏インタビュー

20160726teenage_PO20_1400


カジュアルだけど本物志向なポケットシーケンサーTeenage Engineering POシリーズに、新たなモデルが追加。
PO-20、PO-24、PO-28がアナウンスされました。

写真左から、
PO-20 「arcade」 : アーケードゲーム系サウンド
PO-28 「robot」 : 8bitシンセ・エンジンによるリード・シーケンス、ドラム
PO-24 「office」 : 80sテイストのビンテージOA機器サンプル収録

po20_imageB


この度、Teenage Engineering本社からTobias von Hofsten氏が来日。このPO-20シリーズについて、また、OP-1を筆頭に遊び心全開な気になる会社Teenage Engineeringについて、お話をお伺いしました!

まずはDEMO PLAYからご覧下さい!

サービス心旺盛なTobias氏がPO-20を使って、RockoNのためにデモ演奏をしてくれました!Vol.1、Vol.2に別けてアップしましたので、まずはこちらからご覧下さい!


PO-20シリーズ発想の源は?

P1240895

Tobias氏によるPO-20シリーズ紹介&メッセージ!

Rock oN:今回のPO-20シリーズ3製品も個性あるラインナップですが、その発想の源について教えてください!

Teenage Engineering Tobias von Hofsten氏(以降、Tobias氏) : 最初の3製品、PO-12、14、16を発売した時は、社内で製品設計からプログラミングまで行いましたが、今回のPO-20シリーズに関しては、社外委託してLinus Akesson氏に頼みました。彼は優れたコンピューター・ミュージシャンであり、チップチューン・ミュージシャンであり、私たちは信頼よ寄せていて、製品に関すること全てを彼に託しました。アーケード(PO-20)、オフィス(PO-24)、ロボット(PO-28)というコンセプトも彼の提案なんです。彼はそのシーンのことついて膨大な知識を持ってるんですよ!

Linus Akesson氏
HP >> www.linusakesson.net

Rock oN:外部の人とコラボするのは今回初めてですか?

Tobias氏 : 私たちの最初の製品「OP-1」は、ほとんど社内だけで完成させましたが、OP-1のエフェクトCWOについては、Sonic ChargeのMagnus Lidström氏とコラボして作りました。CWOがユーザーに結構評判良く、外部から新しくてユニークなアイデアを取り入れることはいいことだなと思ったんです。それで今回、Linus氏に頼んでみようとなりました。

Rock oN:なるほど。ところで今回もかっこいいデザインですね!加えて、この小さなサイズに回路を集約させる技術も素晴らしいと思います。見た目と機能、この関係性についてコメントいただけませんか?

Tobias氏 : 私たちの「OP-1をたくさんの人に届けたい。」という想いは、安い製品ではないにも関わらず、かなりの割合で達せられたと思います。次に私たちが考えたのは、「OP-1の素晴らしさを一部でもいいから、もっと多くの人たちに届けるにはどうすればいいか?」ということでした。そこで、機能を限定し価格を下げるというコンセプトで生まれたのがPOシリーズです。

小型化ゆえハードウェア設計がとても重要になります。この液晶ディスプレーの裏にプロセッサーが収められていますが、消費電力がかなり抑えられたものが入っています。このプロセッサーはもともと、電源管理機能のために開発されたものなんです。

また、音楽制作をやってないような人もすぐにスピーカーに繋げられるようにミニジャックを採用したり、等々、一見、電卓のようなルックスですが、たくさんの工夫が凝らされています。もちろんサウンドも最高です!

P1240851-1280x960

Rock oN:Teenage Engineering社は、回路設計をするような技術部門と、デザイン部門に分かれていたりするんでしょうか?

Tobias氏 : 設計とデザインは別の担当が行いますが、とても密に連携して行っています。もちろん、両者の間で議論が起こるのは日常茶飯事のことです。「この機能を追加したい!」と一方が言うと、「もうスペースがないよ、無理だよ!」みたいな感じで、、(笑) でも、それはいい製品になるためのポジティブで建設的なプロセスですね。

Rock oN:この小さなディスプレーですが、まるで昔の液晶ゲームのようですね!

Tobias氏 : そうです。私たちの創業者は任天堂の往年のゲームウォッチが大好きなんですが、好きすぎる故に、自社のカスタムLCDを作ることが長年の夢だったんですよ!この液晶のおかげで、製品を手にした人に「音楽を作らなきゃ。」みたいなプレッシャーを与えることなく、楽しくゲームをする感覚で楽しんでもらえてるんじゃないでしょうか。

Rock oN:パッケージに日本語の姿も見えますが、、、

P1240898

Tobias氏 : そう、これもニッポンカルチャーからの影響ですね!

Rock oN:今後、新しいカテゴリーの製品展開を考えたりしてますか?

Tobias氏 : はい、ありますよ!OP-Zをアナウンスしてます。基本は16トラックマルチチェンバーのドラムマシーンですが、オーディオとビデオを融合させることもできる全く新しい製品です!ディスプレーは内蔵されておらず、Bluetoothで外部ディスプレーに接続することができます。また、Wi-Fiも搭載してます。楽しみに待っててください!次のNAMMまでには、出荷できるよう動いています。

P1240905


pinewaveでPO-20シリーズ国内初お披露目

また、先日紹介した松武秀樹氏プロデュースの、”Design and Fun”をコンセプトにしたエレクトロニック・ミュージック/シンセサイザー展示イベント『pinewaves』のワークショップにもTobias氏がゲスト参加。

「ゲーム感覚で本格セッション!
– Shingo Suzukiと「PO-10シリーズ」で遊ぼうー

日時:2016年7月22日(金)19:30
会場: KONTACTO EAST STUDIO
講師:Shingo Suzuki氏(Ovall / Hipnotics)

pinewave HP >>

P1070982.C


(一番左)Shingo Suzuki氏の丁寧な解説で、「音が出るだけで楽しい〜」そんなワクワクな空気に満ちた楽しい時間でした。

P1080021.C


(写真手前)受講生の側に座り、PO-10の使い方を説明するTobias氏!

PO-20シリーズ 発売は9月上旬予定!

Teenage Engineering >>

POシリーズ 現行機種のご注文はこちらから

Teenage Engineering
PO-133 Street Fighter
¥14,410
本体価格:¥13,100
720ポイント還元
Teenage Engineering
PO-128 Mega Man
¥15,400
本体価格:¥14,000
770ポイント還元
Teenage Engineering
PO-33 K.O!
¥18,300
本体価格:¥16,636
700ポイント還元
Teenage Engineering
PO-32 tonic
¥18,700
本体価格:¥17,000
281ポイント還元
Teenage Engineering
PO-12 rhythm
¥9,900
本体価格:¥9,000
0ポイント還元
Teenage Engineering
PO-16 factory
¥16,500
本体価格:¥15,000
248ポイント還元
Teenage Engineering
PO-28 robot
¥18,700
本体価格:¥17,000
281ポイント還元
Teenage Engineering
PO-24 office
¥16,500
本体価格:¥15,000
248ポイント還元

記事内に掲載されている価格は 2016年7月26日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

Focal CEO・Cedrick Boutonet氏が来日!Rock oN渋谷…
Focal CEOであるCedrick Boutonet氏が日本市場の更なる理解と今後の展開についての話し合いのために来日。その一環としてFocal CIセールスマネージャーXavier Grangier氏とLiam C [……
日本工学院専門学校のNeumannパートナースタジオにて、エンジニア古賀健一氏と…
先日、日本工学院専門学校蒲田校にてゼンハイザージャパン主催で、エンジニア古賀健一氏と長谷川巧氏を招いて「Dolby Atmos ワークフローセミナー ~ Netflixコンテンツの制作フローを通じて学ぶ、最新のイマーシブ [……
Neumann初のDAWプラグイン「RIME」を発表!Neumannヘッドホンで…
先日東京・南青山にて、ゼンハイザージャパン主催で「Neumann」の最新技術を体験できる特別イベント「Immersive Sound Vision 2025 ゲームサウンド制作の最前線 × Neumannモニタリングテク [……
APOGEEとは??歴史に裏付けされた高音質の謎に迫る…
こんにちは。タムラです。 以前パラダイスにてSymphony Studioの記事を掲載しました。 ★記事はこちら Symphony Studio を改めてご紹介 そちらではAPOGEEというブランドについてさらっと紹介し [……
【6/4(水)21時〜】〜2大総合音源夏の陣〜 Summer of Sound …
数々の大規模フェスも開催され、音楽好きの心が躍る季節到来! 気温とともに、DAWを使った音楽制作のお供となる音源製品も、バージョンアップやセールが開催され熱くなってまいりました! 今回は毎年恒例の夏のビッグイベントSum [……
Neumann CEO Yasmine Riechers氏が来日!Rock oN…
NeumannのCEO(最高経営責任者)であるYasmine Riechersが来日!今回は2022年12月にインタビュー取材させて頂いたAPAC Head of Sales & Business Develo [……
【5月22日〜24日】WAVES好きのために送る3Daysイベント「WAVES …
来たる5月22日〜24日にかけて、WAVES好きのために送る3Daysイベント「WAVES WORLD」が、渋谷LUSH HUBにて開催決定! こちらは制作現場、放送現場、ライブ現場におけるサウンドクオリティの向上と効率 [……
新時代の旗艦、LEWITT LCT 1040:サウンドエンジニアの新たなスタンダ…
こんにちは!梅田店 店長ファジー日下部です! 今回は梅田店にも鎮座するLEWITTのフラッグシップモデル、LCT 1040をご紹介いたします! まずはじめに。 想像の1回り大きいハードケースから漂う高級感、そして手に取っ [……
「360 Reality Audio x TuneCore Japanアーティス…
Amazon Music Studio Tokyoにて360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)の普及と認知度向上を目的として、YouTubeで活躍されている人気デジタルネイティブアーティス [……
国際放送機器展「NAB Show 2025」が開催!Blackmagic Des…
米国ラスベガスにて年に一度の国際放送機器展「NAB Show 2025」が開催されました。毎年、映像に関わるニュープロダクトが多数発表される当展示会ですが、今年も例に漏れず各メーカーから色々な機材が発表されています。 B [……
ゼンハイザージャパンがMerging Technologiesの国内代理店契約を…
ゼンハイザージャパン株式会社が、Merging Technologiesの国内代理店契約を締結を発表しました! 2022年7月よりゼンハイザーグループに加わったMerging Technologiesは、同グループのNe [……
ROCK ON PROがAvid 2024 Sales Performance …
2024年のAvid製品の取扱において、販売とともにサポートやマーケティングに至るまでの総合的なセールスパフォーマンスをAPAC地域にて最も発揮したリセラーとしてROCK ON PROが「Best of Best」賞を受 [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company