Audientでは事前情報から話題のORIA実機を確認!
‘ORIA’を日本語で声に出すと、なんだか掛け声みたいで良いですよね。いきなり余談ですが、わたくしVツイン多田の’TADA’は、英語圏では’ジャジャーン!!’みたいな効果音になりますので、ORIAには並々ならぬ親近感が湧いています。
MTRX Studioなどと競合になり得る、イマーシブ環境の構築を強く意識したモデルになります。
単体機でステレオ2系統出力を維持しつつ、同時に9.1.6までの出力チャンネル数をサポートと、空間オーディオを扱う為に必須の出力用8バンドEQとディレイは勿論、Sonarworksのマイクも付いて60日間のライセンスもデポジット!Sonarworksの測定プロファイルはソフトウェアミキサーに直接読み込めるという、DolbyAtmosを完全に見据えた仕様!
インタビュー終わりに、今後ハードウェアでボリュームなどが触れるコントローラーは出るのか?と聞いたところ、
「それはiPadでやる感じだね!」とニッコリ。皆様iPadのご用意もお忘れなく!!
またORIAの隣には初めてお目にかかったAudientのコンソール、ASP4816 Heritage Editionの姿も。Audientのオーディオインターフェースは入力チャンネルの音質に定評がありますが、それはAudientがアナログコンソールを作れる技術力があってのこと。
日本でこのコンソールを目撃することはかなり難しいですが、名機iDシリーズに受け継がれる血統の最上流を実際にお目にかかれたことに感動。
コンソールの方は16マイクプリ、48インプットの仕様で、心臓部分にJohn Hardy / 990Cディスクリートオペアンプを備え、DAWからの出力を目視できるようなVUメーターの工夫がなされていたり、小型ながらスモールフェーダーも備えていたりとやはり本格的。
ASP4816 詳細はこちらAudient
https://audient.com/
記事内に掲載されている価格は 2024年1月27日 時点での価格となります。
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