YAMAHA HS シリーズのコンパクトな 5インチモデル「HS5」カラーバリエーション
スタジオインテリアと調和するデザインを求めるユーザーのニーズに応え、スタジオからDTM用途までのあらゆる制作環境に対応する HS5 に、
限定カラーバリエーション「スレートグレー」 が数量限定で追加されました!いまなら既存のブラック・ホワイトと合わせて、3色からスタジオに合うカラーを選べます!
専用スピーカーユニットと厳選された音響部品
「HS シリーズ」では、磁力線のフローを制御・均一化する先進的な磁気回路設計を施したトランスデューサーを採用し、音響部品の再選定・最適化を合わせて行うことで飛躍的な再生能力の向上を図りました。 また、高性能 1 インチドームツイーターと、共振を最小限に抑えるよう設計された肉厚ウェーブガイドを採用したことで、高域の再生可能周波数が 30kHz まで広がり、高域を正確かつスムーズに再生することができるようになりました。大型マグネットを採用した専用のウーファーは、レスポンスと耐入力に優れ、 いかなる音量においても歪みの少ない制動感のある低域を実現しています。さらにウーファーリングやバスケットなどの音響部品の再選定、最適設計を行い、輪郭のある低域を実現しました。
高性能専用パワーアンプ
パワーアンプ部には、高域と低域のそれぞれの帯域を専用パワーアンプで増幅するバイアンプ方式を採用し、最適化された高性能アンプユニットは、常に高品位で音質変化の少ない均一なサウンドを提供します。
共振を低減するエンクロージャー設計
エンクロージャーは、不要な共振を徹底的に排除し、原音再生の精度を高めるよう設計しています。高剛性で均一な音響特性を持つ MDF 材の採用に加え、接合には強度に優れた技法として古くから木材建築で用いられている三方留めを採用。木材の接合面に設けられた凹凸をすき間なく組み合わせることで、単純な面の接合とは比較にならない強度を確保し、共振によるノイズを低減します。
流体音制御技術によるノイズの低減
バスレフポート周辺の空気の渦は、ポート内外の空気の振動を誘発し、ポート内にノイズを発生させます。「HS シリーズ」では、ポート形状の設計に空気の流れと音を可視化・解析・制御する流体音制御技術を採用しました。空気の渦を最小限に抑えた新型ポートは、可聴帯域のノイズを減少させ、音楽制作環境での高い要求に応えます。
環境に合わせた緻密なセッティングを可能にする音響コントロール類と端子類
リアパネルには、壁際にスピーカーを配置した際に低域が強調される点を補正し、正確なモニタリングを可能にする ROOM CONTROL を搭載、また、HIGH TRIM も装備しており、部屋や用途に合わせた緻密なバランス設定が行えます。入力端子は XLR、TRS フォーン端子を併装し、ミキサーやキーボード、オーディオ インターフェースからの出力など、あらゆるユースケースに柔軟に対応します。
Yamaha’s monitor speakers
ヤマハプロオーディオの挑戦とイノベーションの歴史のはじまりは1969年にさかのぼります。ヤマハ初のプロオーディオ製品・ボーカルアンプシステム VA120およびVA180の発売以来、ヤマハはプロオーディオの挑戦とイノベーションを繰り返し、放送局、商業空間に至る様々なアプリケーションに、ミキシングコンソール、パワーアンプリファイアー、スピーカー、プロセッサー、そしてイマ―シブサウンドソリューションの幅広いラインナップを提案し、それぞれの市場で新たなスタンダードとなることを目指しています。
こうしたヤマハプロオーディオ50年の歴史を語るのに欠かせない製品群の一つにモニタースピーカーが挙げられます。1987年に発売された「NS10M STUDIO」はスタジオ用モニタースピーカーとして多くのエンジニアに愛用され、世界中のスタジオで活用されるようになりました。さらに1998年にニアフィールドモニターに求められる原音に忠実な再生能力を徹底的に追求したパワードモニタースピーカー「MSP5」を発売。以降、2000年から2008年にかけて発売されたMSP/MSP STUDIOシリーズにはプロ用スタジオモニター設計のノウハウと技術が惜しむことなく投入され、圧倒的な完成度を実現したフラッグシップモデルとして発売されました。
HSシリーズは2005年に発売され2013年にモデルチェンジ。ヤマハが長年培ってきたスタジオモニター作りのノウハウと最先端の解析技術を融合し、精確な再生能力を高めたことで、多くのミュージシャンに愛用されています。
HS5 3色ラインナップ
←数量限定「スレートグレー」
記事内に掲載されている価格は 2021年8月4日 時点での価格となります。
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