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IK Multimediaの音響補正ハードウェアプロセッサーと音響測定・解析ARC 4ソフトウェアの組み合わせによるスタンドアローンのルーム音響補正システム、ARC Studioを2月23日(金)に発売します。
2007年にその先駆けとして発売開始された音場補正システムARC SystemがARC 4としてメジャーアップデートを果たし、今回ハードウェアプロセッサーと組み合わせることでルーム音響補正の常設化を可能にするシステム、ARC Studioとして登場します。
今までのARC Systemでは測定・解析した音響補正のプロファイルをARCプラグインとしてDAWの最終段にインサートする必要がありました。そのためDAWプロジェクトごとにインサートが必要だったり、逆にプロジェクトを他環境で再生する場合やDAWからの書き出しをする場合にはARCプラグインを外す必要がありました。
ARC StudioではスタンドアローンのハードウェアのDSPによるプロセッサーを用意。音響補正プロファイルをプロセッサーにロードするだけで自然で透明なサウンドのモニタリング環境の常設化を実現しました。これにより、DAWプロジェクトをやりとりする際の煩わしさもなく、またDAWを使用しない純粋なリスニング環境であっても細密に音響補正された環境でのモニターが可能となります。しかも驚くほどリーズナブルなコストで!
ARC Studio
ARC 4 (Software Only)
ARC 4 Upgrade (Software Only)
現ARC Systemユーザー様へ
*以下のパッケージ製品は2024年3月上旬を予定しています。
ARC 4
希望小売価格:35,200円 (税込)
※測定用マイクとARC 4ソフトウェアをセットにした新規ユーザー様向けパッケージバージョン
ARC 4 アップグレード
希望小売価格:26,400円(税込)
※測定用マイクとARC 4ソフトウェアをセットにした、IK Multimedia有償製品の登録ユーザー様向けパッケージ
ARC Studio アップグレード
希望小売価格:44,000円(税込)
※測定マイク付きのARC旧バージョン、iLoud MTMもしくはiLoud Precisionの登録ユーザーが対象の測定用マイクなしのバージョン(メーカーサイト直接販売のみ)
*ARC 4のソフトウェアのみのダウンロード版(測定マイクを付属しません)も近日発売予定です。
ARC Studio
ARC Studioは、スタンドアローンの音響補正ハードウェアプロセッサー、音響測定・解析を行うARC 4ソフトウェア、高精度なMEMS測定マイクの組み合わせにより、ルーム音響補正を常設化するシステムです。
今日、多くのスタジオモニター自身がルーム音響補正機能を搭載してしますが、定評のある最新の高精度なARC 4アルゴリズムをハードウェアプロセッサー上で動作させるこのARC Studioを使えば、どのようなモニター環境でも素晴らしいルーム音響補正を実現します。
ミックス作業を行う部屋は、音楽の聴こえ方に大きな影響を与えます。部屋のサイズ、形状、素材、家具などの配置、すべてがモニターの周波数特性やステレオバランスを歪ませ、サウンドを劣化させています。
最新のアルゴリズムを搭載したARC 4ソフトウェアは、数分で音響特性の測定・解析を行い、その補正プロファイルを生成します。その音響補正を適用することで、ローエンドがよりコントロールされ、トランジェントがタイトになり、ステレオイメージが正確になります。その結果、音のぼやけが解消され、焦点のあったリスニングが可能になります。まるで、スタジオの音響環境を整え、モニターをアップグレードしたかのように感じることでしょう。 聴いている音を信頼できるようになれば、ミキシングがこれまで以上に速く、自信を持って行えるようになります。
ここまでは今までのARCシステムと同様に、補正プロファイルを読み込んだARC 4ソフトウェアをプラグインとしてDAWのモニターバスに挿すことで音響特性の補正を実現できます。
さらにARC StudioではARC 4ソフトウェアで得た補正プロファイルをハードウェアであるARC Studioプロセッサーに転送するだけで、すぐにお使いいただけます。
つまり使用するDAWのプロジェクトに依存することなく使用できるので、DAWからの書き出し時や別環境で再生する際にプラグインを外すなどの煩わしさから解放されます。また、DAWを使用しないリスニング環境でも威力を発揮します。
ARC 4を使用すれば、複数のモニター、リスニングポジション、スタジオに対して補正プロファイルを作成し、必要に応じてARC Studioにロード可能です。ARC 4では補正を行う周波数の範囲、ターゲットカーブの選択、調整も行えます。一時的な作業で使うスタジオでも、世界トップクラスのスタジオでも、一貫性のある音響補正を施された環境でミキシングが行えるようになるでしょう。
なおARC 4にはテレビ、ポータブルなBluetoothスピーカー、スマートフォン、カーオーディオ、スタジオ定番のモニタースピーカーなどをエミュレーションしたプロファイルが20種類以上用意されているので、いろいろなリスナーの再生環境を想定したサウンドをご自分のスタジオで確認することができます。さらにはそれらのプロファイルもプロセッサーにロード可能です。
ARC Studioは、ダイナミックレンジ120 dB(A)のAD/DA、0.5Hz ~ 40kHzの周波数特性、ジッターを極限まで抑えた超高品位なクロックにより、音の透明性とマスタリンググレードの精度を提供します。
ARC Studioプロセッサーをオーディオインターフェイス、もしくはコンソールとモニターの間に接続する入出力端子には、パワーセーフリレーベースのハードバイパスを備えたバランスXLRが採用されています。ARC 4の全く新しい補正アルゴリズム、ハイエンドオーディオクラスのARC Studioプロセッサーの組み合わせにより、かつてないほど自然で透明感のあるモニタリングが実現します。
2/23より販売受付開始!
記事内に掲載されている価格は 2024年2月23日 時点での価格となります。
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