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Universal Audioの新製品はまさかの新世代ギターツール!ギタリスト垂涎のアナログ+デジタルの融合で、熱い真空管のサウンドをライブでレコーディングで出力します!
OXは真空管ギターアンプと共に使います。持っている機能は
1.夜間の自宅練習に
2.昼の自宅に
3.リハスタ向き
4.ライブステージ
5.大型ライブステージ
長年レコーディング機器を開発してきたノウハウで設計されたアナログ技術が投入されたロードボックスとアッテネーター。これだけでギタリストとしてはワクワクが止まりませんが、さらにそこにUA社ならではのモデリング技術が加わることで、お気に入りの真空管アンプのレコーディングやライブでの新しい活用法が生まれます。
UAD-2のモデリング技術が可能性を切り開く!
OXでアッテネートされたサウンドはアンプキャビネットから出力されるのはもちろん、同時にLINE OUTからRigで作った音を出力可能。レイテンシーは2.7msということなので、世界クラスのあのバンドが使っている某モデリングアンプのよりも少ないことになります。
RigはUAD-2プラグインの開発で培われた技術が投入されています。例えばキャビネットモデリングは「Fender ’55 Tweed Deluxe Plug-in」。ルームシミュレーターは「Oceanway Studio」、エフェクターはもちろんUAD-2のアルゴリズムです。IRではなく物理的なモデリングが行われているためギターアンプの複雑な挙動もリアルに再現します。特にギターボリュームのサウンド追従は眼を見張るものがあります。
ではおなじみUniversal AudioのIchi 氏によるOXのプレゼンムービーをどうぞ。Fender Deluxe Reverbアンプの真空管が叫ぶ音はギタリストなら感じるものがあると思います。
Universal Audio OX – Reactive Load box & Attenuator
Universal Audio OX – Cabinet Modeling
Universal Audio OXの発売は2017年冬。価格は後日発表となります。
サウンド資産のギターアンプの本領を発揮させるライブ/レコーディングツールとしてOXはエンジニアからも注目を集めそうです。もうすでに一流ギタープレイヤーが使い始めているということなので近いうちにギタリストにも一気に広まるでしょう。アナログとデジタルの融合をテーマに製品開発を進めるUniversal Audioらしさに溢れた製品です。
記事内に掲載されている価格は 2017年10月26日 時点での価格となります。
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