PA・SR の現場へWavesプラグインを提供するWaves Liveプロダクト。その中で今もっとも注目を集める新世代のデジタルミキサー e-Motion LV1の推奨ソリューションを渋谷店に展示中です!
LV1はソフトウェアであり、ユーザーがチョイスしたハードウェアで自由に組み上げられるデジタルミキサーです。最大64chの処理が可能です。
ソリューションを構築するために必要なSoundGridサーバーはメインPCのCPUに負荷をかけずにWavesプラグインを処理します。日頃からDAWで使っているプラグインをそのままライブで使えるため、その再現性とサウンドの質の高さからSoundGridサーバーとWavesプラグインを使用してほしいとアーティストから要望が出るほどの人気を誇っています。その証拠にFuji Rock 2018の最大ステージ Green Stageに出演した海外アーティストのほとんどがSound GridサーバーとWavesプラグインを搭載したコンソールを使用していました。
SoundGridの開発を進めるWavesとDiGiCoはLV1について、「これまでコンソールはエンジニアが買うものだったがLV1の登場でアーティスト自身が買うものとなるだろう」と言っています。
eMotion LV1はWaves SoundGrid® テクノロジーを基盤とする、WindowsやMacで動作するデジタル・ソフトウェア・ミキサーです。
ライブサウンド・エンジニアであれば、誰もが必ず欲しい3つの機能があります:ハイクオリティなサウンド、簡単で素早い操作性を持ったコンソール、そして何よりも高い信頼性です。eMotion LV1ライブミキサーは、革新的な方法で3つの要求すべてを満たします。
Rock oN渋谷店で展示しているLV1は輸入代理店Media IntegrationとRock oNが推奨するソリューションです。
特性ラックシステムで縦に積み上げられてはいますが、これはFOHとステージ上を仮想したシステムとなっています。その内容をご紹介します。
・DELLのマルチタッチディスプレイ *2枚
LV1はその操作のほとんどを上下2枚のタッチパネルで行います。10点タッチまで認識が可能なため複数同時のフェーダーさばきやノブの操作もスピーディーに行えます。初めは多少慣れが必要ですが慣れてしまうと小スペースで行えるタッチパネルでの直感的な操作は手放せなくなります。
・OM FACTORY 謹製 Windows PC
・SoundGrid Impact Server
・DiGiGrid MGB
SoundGrid Impact ServerはC4 Multiband Compressorを200個以上リアルタイムで動作させることのできるプラグイン・サーバーです。0.8msのネットワーク・レイテンシーでプラグイン処理能力があります。
LV1は最大64chまで処理が可能です。ミキサーの各チャンネルにはそれぞれ独立したプラグインラックが備えられ、Wavesおよびサードパーティによるプラグインを最大8個までロードできます。
SOUNDSTUDIO STG 1608
SoundGrid Network対応の16in/8out ステージI/Oボックス。SoundGrid NetworkはEthernet Cable1本で最大で最大256chの24bit/48kHzの信号の伝送を可能とします。75mまでケーブルを延長可能で、デジタル信号のため音質劣化はほぼありません。
以上ご紹介したソリューションで価格はおおよそ100万円ほど(オーダーメイドのラックや特注PCほか周辺機器を含む)。最大96kHzで0.8msecの超低レイテンシー、最大64chのミキシングが行え、レコーディングと同じWavesのプリセットやサウンドをライブで展開できる上にこのコンパクトさとすればかなりコスト安なことがお判りいただけると思います。新世代のPAソリューションとしてぜひ一度体験してみてください。
記事内に掲載されている価格は 2018年8月10日 時点での価格となります。
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