製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
AKAI professionalがMPC Live IIの限定カラーモデル、MPC Live II Retroを発売しました!
充電式バッテリー駆動のMPC Live II RetroはMPCのスタンドアローン機としての性能や、最新のMPCワークフローはそのままに、伝統の名機のクラシック・カラーレイアウトを引き継いだ限定モデルです。MPCはビートメイキングの世界では他に追従を許さない独自の歴史を持っています。クラシックなクリーム⾊のハウジングとグレーのパッドに象徴されるカラーパターンは、MPCのその優れた性能と共に伝説的なカラーリングであり、かつ象徴的な印象を与えます。
このMPC60、MPC3000、MPC2000の雰囲気を持つカラーリングがたまりませんね。往年のファンにとってはこのカラーリングこそがMPCだと胸が踊ることでしょう。これらのMPCを持っていた人や憧れのまま買えずにいた人、あるいは当時を知らない新しい世代にも、過去から現在に⾄るまで数え切れないほどのビートメーカーの⼼に刻み込まれているAKAIが誇る名機の雰囲気を、MPC Live II Retroで追体験することができます!
※外装以外の仕様はMPC Live IIに準じます。
最新のMPCワークフローはそのままに、名機のカラーレイアウトを引き継いだ限定モデル!
MPC Live II Retroには、現行のMPC Live IIと同じくステレオモニタリングシステムが内蔵されています。一から設計されたこのデュアル・ツイーター/ウーファー・スピーカーシステムは音楽制作のプロセス中に流れ出るアイデアをクリアな音質でモニターすることができます。808のローエンド、MPCのパンチーなドラムサウンド、ベースラインの重低音そしてシルキーなハイエンドまで制作している音楽の細かいディテールまで確認することができます。
またMPC Live II RetroはMPC Xと同じマルチコア・プロセッサーを搭載、現代のMPCに要求されることすべてを実現します。Akai Professionalの象徴的な16パッドで音楽制作が可能で、サンプルのシーケンス、編集、チョップを行なう明瞭な7インチ・タッチスクリ ーン・カラー・ディスプレイ、アイデアを形作る4基のタッチ・キャパシティブ・ノブ、ワークフローをより快適にするために細心の注意を払って 配置されたボタンを搭載していますので、扱いやすいUIにより創造性に溢れた音楽制作が可能です。
可搬性と機能の両立で、MPCを制作の中心に
MPC Live II Retroは3系統のステレオ1/4インチTRS出力 (6モノ)、フォノ/ ラインレベル入力、USB/MIDI/Wi-Fi/Bluetooth、4系統のTRS CV/Gate出力を装備し、様々な機材を接続、コントロールすることが可能です。ステージでの音源モジュールのコントロール、スタジオにおけるアウトボードの接続、USB MIDIコントローラーと内蔵シンセエンジンを使った没入感のあるパフォーマンス、ターンテーブルを接続してオールドスクールなフレーバーの音楽制作に活用する、といったことが可能ですので、プロデューサーとして日々スタジオやステージを行き来するような環境にも最適です。
またI/O能力の大幅な向上によりクラス準拠のUSBキーボード、MIDIインターフェース、USB to CVモジュールなど様々なMIDI機器を同時に接続しルーティングできます。これにトラック間の内部 MIDIルーティング機能、MIDI対応のシンセサイザーやドラムマシン、サウンドモジュールへの包括的なMIDIルーティング、さらにマルチトラック・レコーディング機能を組み合わせることにより、MPCを制作の中心に据え、お持ちの機材の真のパワーを解き放つことができます。
MPC Software 2
新しくなったMPC 2ソフトウェアは、スタンドアローン・モードとコントローラー・モードを搭載しており、MPC 2ソフトウェアを併用することで音楽制作の幅が広がります。コンピューター・ベースの制作という制限からの自由をもたらすスタンドアローン・モードとDAW中心のクリエイティブな探求を実現するコントローラー・モード、MPC Live II RetroとMPC 2ソフトウェアにより柔軟な音楽制作が可能になります。
Spliceとの統合
MPC Live II RetroとSpliceの統合により、サンプルの検索と試聴をシンプルに行なうことができます。Splice Soundsは様々なジャ ンルをカバーしており、大量の高品質かつロイヤリティフリーのサンプル、サウンド、プリセット、ループを利用することができます。MPC Live II Retroのタッチ・ユーザー・インターフェースで直接Spliceライブラリーにネットワーク・アクセスが可能です。
Ableton Liveとの統合
MPC Live II RetroはあらかじめAbleton Liveにマッピングされているため、簡単に設定することが可能です。Wi-FiまたはUSB – Ethernetアダプターを用いたイーサネット接続によるAbleton Linkを利用してLiveクリップのローンチ、ミキサー、インストルメント・マ クロ・コントロールなどを行うことができます。MPCの音楽作能力と絶賛されたシンセエンジンが、Ableton Liveのスピーディに扱える 直感的なワークフローと融合することにより、音楽制作が手軽になります。
●関連記事
AKAI professionalが「MPC LIVE II」発売!モニタースピーカー内蔵のスタンドアローンMPC!
記事はこちら
★関連動画
【Rock oN Creative Gathering 2020】ひらめきを逃さない 最新MPCシリーズのワークフロー解説
【RockoN Creative Gathering 2020】バーチャル展示:AKAI MPC Live2
記事内に掲載されている価格は 2021年3月29日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ