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Antelope Audioが、初のスタジオモニター「Atlas i8」を発売しました!
Antelope Audio初となるモニターラウドスピーカーAtlas i8は、オーディオプロフェッショナルに近代的なミッドフィールド・ソリューションを提供するために精密に設計されました。Atlas i8は、Antelopeの30年にわたるデジタルオーディオ、クロッキング、アナログ回路開発の経験と革新的な音響工学を駆使し、妥協のないパフォーマンスを実現しました。
Atlas i8が優れているのは次の4点です。
• アイソバリック構成によるパフォーマンス向上やキャビネットサイズ縮小
• カスタムDSPによる歪みとノイズの最小限抑圧
• Antelope Audioインターフェイスに採用されているプレミアムAD/DAコンバーター搭載
• FIRやIIRフィルターを使用したデジタル・キャリブレーション
同軸Mid-HFドライバは、潜在的なコムフィルター効果を回避し、水平または垂直のポジショニングを可能にし、カスタムDSPは、歪みとノイズを最小限に抑えながら、ニュートラルな周波数レスポンスとリニアな位相を実現します。その結果、正確でピンポイントなサウンドと、豊かな低域と高いSPL による疲労のないリスニング体験を提供します。
Atlas i8
Atlas i8は、Antelope Audioの最新鋭の技術を集結させたクロックとインターフェイスとの緻密な音響工学の効果とポテンシャルを最大限に高め、あらゆるスタジオ環境で比類ないサウンド精度を実現するハイエンドスタジオモニターです。
2つの8インチウーファー、同軸の中域と高域ドライバー、カスタムDクラス400Wアンプによるアイソバリック方式を特徴とするAtlas i8は、35Hzから20,000Hzの間の正確なオーディオ再生を最大SPL117dBで実現します。
FPGAチップを搭載したカスタム・デジタル・プロセッシング・システムがパフォーマンスを高め、ニュートラルな周波数レスポンスとリニアな位相を可能にします。その結果、正確でピンポイントなサウンドが得られ、疲れのないリスニング体験が得られます。またDSPにより、日常のスタジオ作業をより快適にする機能を提供します。
●アイソバリック方式
Atlas i8は、2つの同じ8インチ・ウーファーが等圧配置で密閉され、1つはもう1つの後ろに配置され、同期して動きます。1つ目のウーファーによる空気圧は、2つ目のウーファーの動きによって補われ、均等な圧力レベルの密閉容積を作り出します。通常、より低い周波数を得るためにはキャビネットの容積を大きくする必要がありますが、このアイソバリック・デザインを使用することで、低域のパフォーマンスを犠牲にすることなくキャビネットの容積を大幅に減らすことができます。ブーストなしで35Hzまで得ることができ、最小限の歪みと高い音圧レベルを確保します。
●FIRとIIRフィルターによるキャリブレーション
フラットでタイムアライメントされた周波数レスポンスを実現するために、独自に開発されたデジタル処理システムは、FIRおよびIIRフィルターを搭載したFPGAチップの内部で動作します。
これにより、深くフォーカスされたステレオイメージ、正確なトランジェント、疲れ知らずのスタジオセッションを提供します。Atlas i8は製造工程で調整され、最適なパフォーマンスを実現するために徹底的にテストを重ねました。DSPは、Atlas i8がより深い低域に到達するように設定したり、スピーカーが2ウェイモードで動作するようにローカットを適用したりするなど、さまざまな機能を実現します。
●Antelopeの高精度なデジタル処理
Antelope Audioの技術の粋がAtlas i8スタジオモニターに統合されています。最高品質のAD/DAコンバーターと独自の64-bit Acoustically Focused Clocking技術は、すべて内部で192kHzのサンプルレートで動作し、変換中に音質が損なわれることがないよう設計されています。
●中域と高域のシングルポイントソース
中域ドライバーとツイーターがシングルポイントソースとして動作する同軸設計により、位相コヒーレンスが改善され、Atlas i8を水平または垂直に配置しても、コムフィルタリングや高域が落ちたりする心配がありません。
●ワークフローを強化する機能
自社開発のデジタル信号処理システムにより、スタジオ業務を大幅に向上させるさまざまな機能が導入されています。アナログXLR/TRS入力に加え、AESデジタル入出力も装備しており、2台のAtlas i8スピーカーをデイジーチェーン接続することが可能です。さらに、デジタル接続はインターフェイスでの変換をバイパスするため、不要なアーチファクトを効果的に低減させます。
Atlas i8の背面にあるカラー・ディスプレイは、Dim、ミュート、ボリュームコントロール、プリセット保存、EQ調整、さまざまな作業シーンに合わせた複数のスピーカーモードなど、さまざまな設定に簡単にアクセスできます。ステレオイメージとサウンドバランスをさらに高めるためるに、ディレイオフセット設定で必要に応じて2台以上のモニターのスイートスポット間の距離差を補正することが可能です。
さらに、ユーザーフレンドリーなソフトウェア・コントロール・パネルにより、すべての設定に簡単にアクセスでき、ユーザーはコンピュータの前で理想的なリスニングポジションを保つことができます。
●精巧なキャビネット設計
手作業で組み立てられたキャビネットは、厚さ18mm(約0.71インチ)で、バイブレーションフリーで頑丈な構造です。共振周波数を低減するため、ボックス内の要所要所に補強を追加しています。その容積とバスレフポートは、2つの8インチ・ウーファーの特性とニーズに完璧にマッチするように計算されており、最適な周波数レスポンスと位相を実現しています。バスレフを前面に配置することで、壁やコーナーに近接した場合の制約を排除しています。多彩な設置オプションをお求めの方には、オプションのマウンティング・プレートにより壁面/天井への設置が容易になり、SurroundやAtomsのセットアップにも理想的です。
スタイリッシュなブラックとヴィンテージ・グリーンのミニマルなビジュアル・アプローチが、Atlas i8のデザインを仕上げています。
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