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6月25日に4年ぶりにリアル開催となる「IMSTA FESTA Tokyo」への出展を記念し、他社DAWソフトウェアを所有の方がお得にBitwig Studioをお求めいただける「クロスグレード版」期間限定販売がスタートしました!
音楽家が「音楽を創るため」の”ミュージック・クリエイション・ツール”として開発されたBitwig Studioは、柔軟なワークフローにより手を止める事なくアイデアを素早く具現化することができます。他のDAWにはないユニークなモジュレーション機能やThe GRIDによる音源の創造など、複雑な音色の合成を手掛けたい玄人の要望にも応え、鮮麗かつ効率的にデザインされたGUIとも相まって、音楽制作における新しい体験を提供します。
期間は7月5日(水)まで!
クロスグレード版は、本キャンペーンをもって一旦販売を終了しますので、ぜひこのチャンスをお見逃しなく。
★BITWIGサマーセール 2023も開催中!
サマーセール対象製品はこちらBitwig Studio
DAWの枠を越えた、音楽制作とパフォーマンスのための革新的ツール
音楽をより細かくコントロールし、音楽制作のあらゆる側面にアクセス可能。創造的なプロセスを合理化し、音楽的なアイデアを完全な曲やトラックに素早く発展させ、レコーディングとアレンジ、即興と演奏、またはそれらすべてを直感的に同時に行えます。
DAWの枠を越えた、音楽制作とパフォーマンスのための革新的ツール
Bitwig Studioは発表以来、アップデートとともに順調に機能を拡張し、バージョン2ではプログラム全体のモジュレーターとCVの統合を実現。バージョン3では、モジュラー・サウンド・デザイン環境であるThe Gridが誕生しました。そして今回のバージョン4では、新しいタイムラインとワークフローを搭載し、より緻密で創造的な表現力を提供します。
クリップランチャーとアレンジャーの両方で可能になったオーディオクリップのコンピング。ノートやオーディオイベントの偶然性や再現性などを変更できる新しいOperators。音符ごとのピッチやオーディオのパンニングなど、あらゆる表現ポイントを完璧にコントロールできるExpression Spread。さらに、MacではApple Siliconをネイティブにサポートし、IntelとARMのプラグインを共存させることも可能です。
オーディオ・コンピング
各テイクは色付けされ、テイクレーン上でどのテイクを採用しているのかが非常に明確です。別のテイクに切り替えるには、そのテイクをタップします。その後、上下の矢印を押すと、他のテイクが循環します。合成レーンでは、クリックしてバウンダリーを移動したり、ドラッグしてゲインを調整したり、スライドしてタイミングを修正することができます。
Bitwig Studioには、従来からクリップランチャーとアレンジャー画面があり、そのどちらにおいても、コンピングはオーディオクリップの中で行うことが可能です。ランチャーで作曲しているときにクリックすると、その場でコンプ・レコーディングが可能になります。また、クリップを左右にドラッグするだけで、テイクを安全に取り込むことができます。複数のコンプが一緒になっている場合は、レイヤーエディターを開くこともできます。コンピングは、いつでもどのセクション上でも使用可能です。
優れた技術には新しい技がつきものです。オーディオクリップを右クリックすると、「テイクに収める(Fold To Takes)」メニューが表示されます。これにより、例えば8小節のコンプを行うと、クリップ全体がテイクレーンに展開され、コンピングを開始できます。また、オーディオをドラッグして新しいテイクレーンを追加することもできます。ソースが異なれば、結果もまた新しいものになります。
Operators(オペレーター):ループでは表現できない可能性へ
モジュレーションは、常にBitwig Studioの中心的存在でした。モジュレーターは、デバイスのパラメーターを動かすために、以前からBitwig Studioに搭載されていました。そして今、オペレーター(Operators)によって、シーケンスされたノートやオーディオのイベントにも、ループでは表現できない動的な変化を与えることができます。これにより、プログラミング、パフォーマンス・コントロール、あるいは偶然や運命によって、さまざまな可能性や表現力を提供します。
「Chance:チャンス」では各イベントの発生確率を高くしたり低くします。
「Repeats:リピート」では各イベントを一定の割合で再トリガーしたり、音符の長さを任意の数に分割したりすることができます。そして、これらのタイミング(ノートリピートの場合はベロシティも)を調整することが可能になります。また、個々のイベントを出力するための「リピート時のスライス」オプションも用意されています。
「Occurrence:出現」は、各イベントの条件を設定するものです。クリップの最初のループであるかどうか?パフォーマンスをコントロールするFillボタンがオンになっているか?あるいは、前のイベントが再生されたのか、それとも無音だったのか?などの条件を設定します。
「Recurrence:繰り返し」は、各イベントを独自のループ・タイムラインとして考えます。そこで、サイクルの長さを決めて(例えば、クリップが4回ループするごとに)、その4回のパスのそれぞれでイベントが再生されるかどうかをチェックします
すべてを足すとどうなるでしょうか?例えば、50%の確率で16分音符が流れてきて、毎回一貫して異なるリズムを生み出すことができます。1拍目のシンバルが4回目のクリップリピートで再生され、最初のトリガーでは再生されないとか。あるいは、2つの音符をつなげて、最初の音符か2番目の音符のどちらかが再生されるが、両方が再生されることはない、とか。また、リピートを使ってオーディオのポリリズムを作ったり、タイミングランプを使って1つのノートを何十回もリトリガーされるイベントにラチェットすることもあります。
また、新しい発見を求めるには、クリップを拡張して、オリジナルの2サイクル、20サイクル、あるいはそれ以上のサイクルを新しいクリップとして出力することができます。これにより、オペレーター(Operators)が「単純な」ループに対してすべてのネストされたパターンと関係を確認したり、あるいは、ランダム性なしで正確な編集を開始したりすることができます。サイコロを置くことも同様に有効な選択です(「Chance:チャンス」パラメーターのアイコンは「サイコロ」になっています)。
Anti-Loops:アンチ・ループス
新しいサウンドパッケージ「Anti-Loops」は、Bitwig Studio 4に搭載された「オーディオ・コンピング」と「オペレーター(Operators)の機能を利用して、ループの概念を限界まで押し広げます。Cristian Vogel、Pat Cupo、Polarityなどの熟練したサウンドデザイナーによる100以上のクリップが収録されています。
エクスプレッション・スプレッド
Bitwigのエンジンは、音符やオーディオのエクスプレッション・オートメーションを可能にするユニークなものです。ランダム性が求められるので、あらゆるエクスプレッション・ポイントにビジュアル化されたスプレッド範囲を用意しました。ノートのベロシティをランダムにすることもできますが、コードの各部分に独自のパンニングを与えることもできます。また、ある音程からスタートしてランダムな音程に移行するノートを作成することもできます。また、オーディオクリップの各スライスに、わずかにランダムなゲインを与えることもできます。きっとあなたにぴったりの使い方が見つかるはずです。
エディターを開くと、クリップの開始時に、運命づけられたすべてのランダムな値が視覚化されます。そしてまた、次のループサイクルが始まると、新しい値が表示されます。このようにインターフェースとサウンドが密接に結びついていると、カオス(混沌)を利用して音楽を作ることができます。
クリップのSeedフィールドをクリックして、自分でサイコロを振ることもできます。気に入ったものがあれば、同じ「ランダム」パターンがすべてのSpreadパラメータに固定され、Chance Operatorを持つすべてのイベントにも適用されます。
Bitwig Studio 5 ベータ版も発表!
Bitwig Studio 5(以下、バージョン5)では、5つの新しいMSEG(Multi-Segment Envelope Generator)が導入されました。このモジュレーターとモジュールのファミリーを開発することは、Bitwig Studioのモジュレーションシステム全体のメジャーアップグレードにつながりました。
バージョン5では、モジュレーターはトラックやプロジェクトレベルのパラメーターをコントロールしたり、ポップアウトウィンドウに拡張したりと、より多くのことができるようになっています。またソフトウェアでライブパフォーマンスを行うための新しい方法を生み出し、必要なものを簡単に見つけられるよう、ブラウザーを一新しました。
入手方法
バージョン5は現在ベータ版で、Bitwig Studioのライセンスと有効なアップグレードプランをお持ちの方ならどなたでもテストすることができます。ご自身のアカウントページからインストーラーを入手できます。
アカウントページ入口はこちら(正式リリースは2023年第2四半期予定)
発表時に有効なアップグレードプランをお持ちのライセンス所有者には、無料でアップデート可能です。
記事内に掲載されている価格は 2023年6月26日 時点での価格となります。
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