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BlackMagicDesignが、ATEM SDIシリーズを発表しました!
ATEM SDIシリーズは極めてポータブルな筐体にプロ仕様の3G-SDI接続を搭載し、可搬性を重要視する放送局向けに設計されたライブプロダクションスイッチャーです。ATEM Miniと非常に似ていますが、ビデオ接続に3G-SDIを採用しており、各機種には2倍の数のビデオ出力が搭載。ATEM SDIおよびATEM SDI Pro ISOモデルは4つのSDI入力、ATEM SDI Extreme ISOモデルは8つのSDI入力を搭載しています。
ラインナップはATEM SDI、ATEM SDI Pro ISO、ATEM SDI Extreme ISOの3種類です。
高度な放送用機能を搭載した、ポータブルなスイッチャーによるライブプロダクション
ATEM SDIシリーズは、パワフルかつ可搬性に優れたスイッチャーを必要とする放送者向けに作られた新製品のATEM SDIシリーズは、すばやくセットアップでき、簡単に使用できます。
全SDI入力がフォーマット変換と再同期に対応し、ピクチャー・イン・ピクチャー用のDVEも搭載しています。USBはウェブカムとして機能し、ビデオをコンピューターに接続します。ProおよびExtremeシリーズには配信機能が内蔵されています。オーディオに関しては、内蔵のFairlightミキサーは、各入力にコンプレッサー、リミッター、6バンドのパラメトリックEQを搭載しています!
●ポータブルな次世代のライブプロダクション
ATEM SDIはATEM Miniのポータブルなデザインに、SDIインターフェースを搭載しているため、高度な放送品質のカメラやレコーダーを接続可能。これにより、極めて可搬性の高いライブプロダクションの新しい世界が切り開かれることになります。
持ち運びに優れたデザインであるため、放送品質のライブプロダクションシステム全体を小さなバッグやバックパックに入れて携帯できます。ロケ先で複数のカメラを使用して、YouTubeで直接ライブ配信したり、ATEM Streaming Bridgeを用いて、スタジオへのリンクを放送品質で作成することが可能です。ATEM SDIにはカメラを複数接続できるため、1台のカメラによる遠隔撮影とは異なり、多数のカメラアングルによる面白みある遠隔インタビューを制作できます。
●自己完結型の放送品質スイッチャー
ATEM SDIは、コンパクトなオールインワン設計。コントロールパネルとインターフェースの両方を搭載しています。フロントパネルのボタンは使いやすく、ソース、ビデオエフェクト、トランジションを選択できます。ソースボタンはサイズが大きく、触るだけで識別できるため、出演者がスイッチングを行えます。
またオーディオミキシングのボタンも搭載しています。さらに、ATEM SDI ProおよびExtremeシリーズは、収録および配信のコントロール用のボタンに加え、出力の選択ボタンも搭載しているため、プログラム、カメラフィード、マルチビュー間でビデオ出力を切り替え可能。リアパネルには、カメラ用のSDIコネクター、予備のマイク入力、ウェブカム用のUSB、プログラムビデオ用に複数のSDIのAUX出力を搭載しています。
製品ラインナップ
ATEM SDI
フォーマット変換機能に対応した4つのSDI入力、USBウェブカム出力、2つのSDI出力、EQとダイナミクスに対応したFairlightオーディオミキサー、PIP用のDVE、トランジションエフェクト、グリーンバッククロマキー、タイトル用に20個のスチルを保存できるメディアプール、無償のATEM Software Controlを搭載しています。
ATEM SDI Pro ISO
このモデルは、ATEM SDIの機能に加えて、5系統のビデオストリームをリアルタイムで配信・収録できる機能を搭載。
全入力のクリーンフィードが得られるので、マルチカム編集に最適です!DaVinci Resolveプロジェクトが保存されるので、ライブプロダクション映像の編集、オーディオのリミックス、カラーコレクションなどが可能です。
ATEM SDI Extreme ISO
このモデルは、ATEM SDI Pro ISOモデルの全機能と、8つのSDI入力および4つのSDI出力を搭載しています。
9系統のH.264ビデオストリームをリアルタイムで収録できるので、8系統のクリーンフィード入力とプログラムビデオが得られます。DaVinci Resolveプロジェクトファイルも保存されます。
記事内に掲載されている価格は 2022年7月22日 時点での価格となります。
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