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Steinbergが数量限定のパッケージ版で、Cubase AIからCubase Pro/Artistへのアップグレードキャンペーンをスタートしました!
通常アップグレード版はSteinberg Online Shopでのダウンロード販売のみですが、ダウンロード版よりもお求めやすい価格で数量限定販売します。
※USBライセンサーも同梱されます。
多くのユーザーに支持され、人気No.1DAWとして君臨するCubase。新バージョン「Cubase 11」ではサンプラートラックのスライス機能追加や、書き出し処理機能の向上、キーエディターへのスケール機能の搭載といった、これまであった機能がさらに便利になっています。さらにこのバージョンからCubase Artistにもピッチ補正機能であるVariAudio3を搭載し、全てのグレードにおいて利便性が大幅に向上するアップデートとなっています。
今までCubase AIを利用してきたけど、より充実した機能を使って音楽制作したい方、この機会に上位グレードへとステップアップしてみてはいかがでしょうか。
実施期間は6/17(水) まで!数量限定ですので、お早めに!
※予定数量が終了次第、出荷終了となります。
Cubase:国内シェアNo.1を誇る人気のDAW!
Cubaseは2019年に30周年を迎え、バージョンアップを繰り返すたびに進化し、多くのユーザーに受け入れられてきました。
その歴史はMIDIシーケンサーとして始まり、オーディオ機能が発展したソフトウェアですので、洗練されたインターフェイスとGUIによる制作作業のしやすさと多彩な編集機能を持っていることが人気です。そうしたレコーディングからオーディオ編集、MIDI入力/編集をベースに、VSTインストゥルメントによる音源ソフトウェアやVSTエフェクトを使用したミックスダウンまで行うことができます。
プラグイン音源や各種ツールもトップクラスに充実した全方位型DAWの決定版で、ホームスタジオでじっくり楽曲制作するミュージシャンに最適です。
CubaseシリーズはCubase Proを上位に、5つのグレードが存在します。
すべて共通の高音質と使いやすさを備えていますが、グレードごとに搭載している機能に違いがありますので、プロジェクトの規模や自分に必要な機能や予算に合わせて選んで頂ければと思います。もちろんアップグレードも可能です。
★各グレードの機能の違いはこちら(メーカーページ)
詳細はこちら
Cubase 11が新たな制作スタイルを提示する!
主な新機能
・サンプラートラック機能の向上
・キーエディターにグローバルトラック機能が追加
・キーエディターにスケールアシスタント機能が追加
・オーディオミックスダウン機能の向上!一括の書き出しが可能に
・Frequency2 ダイナミックモード、Imager
・メータリングプラグインSupervisionが搭載
・SpectraLayers Oneの機能制限版が搭載
・Cubase ArtistがARA2に対応し、VariAudio3が搭載
など
■サンプラートラック機能の向上 [Pro / Artist / Elements]
従来のサンプラートラックにスライス機能が追加され、サンプリングしたオーディオをワンクリックでスライスできるようになりました。
こうしたスライス機能によってループを扱えることになったのが大きい進化で、ボイスループを取り込んでスライスしたものを鍵盤で演奏してフレーズを作ったり、ドラムループを取り込んでスライスしたものを自分のイメージ通りにフレーズを変えてみることがこれまでより簡単にできます。
また2つのLFOが搭載され、ピッチ、フィルター、ボリューム、パンへの適用が可能になり、単純なフレーズにニュアンスや特殊な効果をつけることができます。細かいところではフレーズにレガートをつけたりもできるようにもなっているので、こうしたサンプラーとしての利便性や表現が向上していて、今後はCUBASEでサンプラートラックを駆使したトラックメイキングが増えていきそうです。
■グローバルトラック [Pro]
キーエディター上に以下のトラックが表示できるようになりました。
・テンポトラック
・拍子トラック
・コードトラック
・ルーラートラック
・アレンジャートラック
・ビデオトラック
・マーカートラック
・移調トラック
これによって毎回メインのプロジェクトウインドウを確認しなくてもキーエディター上でコードトラックやテンポトラックがわかるようになりました。こうした視認性の向上によって、これまでより入力作業の効率化を図ることができます!
■スケールアシスタント [Pro / Artist / Elements]
キーエディター上で打ち込みを行う際、エディター全体で単一のスケール、もしくはコードトラックに沿ったスケールの表示が可能となりました。
例えばスケールアシスタント内の設定で、スケール内の音のみを選択できる状態にしたり、MIDIキーなどでどこの鍵盤を弾いてもスケールに沿った音のみが鳴る状態にすることなどが可能です。またコード構成音、スケール上にある音、スケールアウトした音でそれぞれ色分けすることが出来ます。
この機能によってスケールノートガイドも表示できるようになり、フレーズに対して3度上のコーラスを入れたい時などにも、スケール上の音が色違いで表示されていますので間違いなく音が入力できます。スケールアウトの音を入力してしまうような単純なミスを防いだりできるので、これは初心者にとってはとても嬉しい機能ですね!
これからはキーエディターで入力作業するという制作フローが、作業時間の短縮に効果を発揮する、そんな印象を持ちました。
■ピッチベンド, MIDI CCエディット機能の向上 [Pro / Artist / Elements]
ピッチベンド、CCにおいては、オートメーションと同様にラインやカーブでのエディットが可能になりました。数値ではなく細かい表現やニュアンスを作ることができるのは大きいですね。
ピッチベンドでは半音ごとにグリッドを表示させて、グリッドに合わせてスナップすることも可能です。
■オーディオミックスダウン機能の向上 [Pro]
オーディオミックスダウン書出しの際に、複数の設定での同時書出しが可能になりました。異なるフォーマットのステムファイルの書き出しを一括で行う際などに時短できる機能となります。
WAV(24bit48kHz、16bit44.1kHz)形式と確認用mp3など、一回でいろんなパターンの書き出しができます。
これで2mixの完パケ書き出し作業時や納品の締め切り時間などが迫っている時などにも、かなりの時間短縮ができて重宝しそうです!
■Frequency2 ダイナミックモード [Pro]
Frequency2にダイナミックEQの機能が追加
■Imager [Pro / Artist]
マルチバンドでそれぞれ指定したサウンドの定位をコントロールすることができるプラグインです。
指定した帯域のボリューム、パン、ステレオ感をエディットでき、また、GUI内のディスプレイで帯域ごとの位相も確認することが可能です。
■Squasher [Pro/ Artist / Elements]
様々な音作りが可能なマルチバンドコンプです。ドライブ、ゲートを搭載し、帯域ごとに全く違った音作りができます。また、指定した帯域ごとにそれぞれサイドチェインを適用することが可能です。
■Supervision [Pro / Artist]
レベルメーターやラウドネスメーター、スペクトラムカーブや位相スコープなど計18つのモジュールをUI内に最大9つ表示させることができるプラグインです。
UI内のモジュールの構成は自由にレイアウトすることができます。
その他
■SpectraLayers One [Pro / Artist]
オーディオファイルをスペクトラル表示して、エディットできるソフトウェアSpectraLayersの機能制限版がCubaseに搭載されました。簡単なエディットの他に、2MIXからヴォーカルだけを抜き出す機能を使用することができます。
■サイドチェイン機能の強化 [Pro / Artist/ Elements]
1つのプラグインに対して複数のサイドチェインが適用できるようになりました。
Cubase11リリース段階では、Frequency2(Cubase Proのみ)とSquasherが対応しています。
■スコア機能の向上 [Pro]
キーエディターを操作するような感覚でオーバーレイに音符の長さやべロシティを調節できるようになりました。また、Doricoで対応しているフォント、BravuraとPetalumaに対応しました。
■Cubase ArtistにVariAudio3を搭載、ARA2に対応 [Artist]
これまでCubase Proにのみ搭載されていたVariAudio3がCubase Artistにも搭載され,ARA2にも対応しました。
Pro/Artistでの機能の差はなく、すべての機能を使用することが可能です。
■6種類の新しいサンプルセット [Pro / Artist / Elements]
ヴォーカル系、シネマ系、リズム系など様々なタイプのサンプルセットが6種類追加
人気No.1のDAWとしてプロ・アマを問わず多くのユーザーを獲得しているCUBASEですが、今回の11へのバージョンアップではこれまでよりさらにクリエイティブに、またユーザーの更なる利便性向上を考慮した機能追加が多かったように感じました。
新たな制作タイトルを提示するオールインワンDAWへと進化したCubase 11。ぜひ音楽制作に導入してみてはいかがでしょうか。
記事内に掲載されている価格は 2021年5月19日 時点での価格となります。
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