製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
ROCK ON PROリファレンススタジオのメインモニターとしても稼働中のFocalフラッグシップスピーカーSM 9をレビュー。ニアフィールドとメインスピーカーを兼ねるというユニークかつ実用的な本製品の魅力に迫ります!
[eStoreClipper2A mdin=’24189′ blocklocate=’PB’]GET[/eStoreClipper2A]3way & 2wayがスイッチ一つで切り替え可能!! ニア〜ミッドフィールドに幅広く対応するFocalのフラッグシップモニター!!
ニアフィールドのモニターとしてCMSシリーズが数多く導入されているFocalですが、そのフラッグシップに立つのがこのSM9です。
その特長はニアからミッドまでの対応を可能とする3way / 2wayの切り替えができること。レコーディング・マスタリングは3wayで行い、TV想定等のポスプロ作業は2wayでなどソースに応じた使い分けはそのマルチタレントな対応力を際立たせます。
切り替えについても正面真ん中、8インチサブウーファーと6.5インチウーファーの間で内部構造はきちんと仕切られており、切り替えと言っても位相管理にスキはありません!!
さらに低域の再現性のために上部に備えられたラジエターがエアフローをコントロール。後述するベリリウムツイーターとも相まって30Hz〜40kHzという広大なレンジを生んでいます!
フラッグシップのみに許された贅沢な仕様!! 低質量、高剛性のベリリウムは高い音伝導率で40kHzまでフラットな特性!!
SM9に惜しみなく投入されたFocal特許技術の一つが「ベリリウムリバースドームツイーター」。一番のトピックはベリリウムの特性で、ダイヤモンドと並び称されるほど硬く、そして低質量=軽いという特性は、高いインパルスレスポンスとダンピング性能を生み出します。それを15ミクロンという薄さに加工し、リバース型のドームツイーターを創り出す技術はFocal独自のもの!!
またCMSシリーズでも採用されているWコンポジットのポリグラスコーンはグラスファイバーをサンドイッチする構造で設計による特性コントロールを可能にした画期的な手法
この高剛性、高減衰特性を実現したコーンは豊かでも飽和しない締まった低域を再現しリニアな音場を創り出します。このテクノロジーが30Hz-40kHzというレンジを再現し、レベルの大小に関わらず周波数特性が保たれるというFocal最大の美徳をフラッグシップのクオリティで達成しています!!
ベリリウムリバースドームツイーター
Focal プロダクトマネジャー Nicolas Debard氏が解説するSM9の魅力をムービーで確認!!
Rock oN渋谷店舗にFocal プロオーディオセクション プロダクトマネージャーのNicolas Debard氏が来店。SM9の魅力と注ぎ込まれたそのテクノロジーについて解説していただきました!!
中でも注目なのはチタン、アルミ、そしてベリリウムを音叉に加工しそれぞれの特性を実体験できるパート。見て頂ければ分かりますが、明らかにベリリウムだけそのトーンが異なります!! これが前述している低質量・高剛性の実証であり、そのインパルスレスポンスとダンピングの良さを確認できる貴重なムービーです!!
■Focal SM9 基本機能解説ムービー
■Focal SM9 特許技術紹介ムービー
店頭体験可能!! 渋谷店舗リファレンスルームでメインモニターとなっています!!
FocalのフラッグシップとなるSM9。国内でもなかなか目にする事、耳にする事が貴重な状況ですが、RockoN渋谷店ではリファレンスルームのメインモニターとしていつでもお客様の試聴が可能です!!
ムービーや記事だけではなくこのクラスのモニターを是非体験して頂き、ご自身の感覚でそのクオリティを確かめてください!! ちなみに我々スタッフでも様々な音源でテストしていますが、これまで聴こえていなかった超ローエンドは強力。空気の振動がリニアに感じられるパワフルさがあります!!
これは気を付けていないと酔いますよー。モニター導入にあたっては、当然試聴して頂くのが一番の判断材料です!! 是非店頭へお越し下さい!!
記事内に掲載されている価格は 2013年10月30日 時点での価格となります。
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