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MIDI周辺機器として定評あるKENTONが、GPI→MIDI、MIDI→GPIコンバーターの新製品GPIM-16、GPMX-16を発売しました!
GPIとはGeneral Purpose Interfaceの略で、汎用インターフェースという意味です。アナログ・スイッチ(オン/オフ)のようにMIDIをコントロールしたり、逆にMIDIで外部の回路を操作することができます。
例としてゲーム機に使われているような大きなスイッチでMIDI音源をコントロールして音楽を演奏したり音色を切り替える装置や、小スペースの設備として簡易照明システムなどに応用できます。
さらに受信したMIDI情報を解析して表示(例えばコントロール・チェンジ:10、値:127 など)するMIDIアナライザーモードも装備しており、あると便利な機能です。
その他3製品も同時発売!
MIDI-USB Host Mk3
MIDI →USB コンバーターでUSB端子のMIDI機材と一般のMIDI端子の機材をPCなしで双方向通信を可能にする便利なコンバーター
Pro Solo Mk3
MIDI信号をアナログ信号のCV/GATE に変換するコンバーターでCC、Clock, Start/Stop, Bend, Velocity他にも対応。9 波形のLFOを内蔵
Thru-12
入力したMIDI 信号を12 系統に遅延なく分配します。スタジオのMIDI 機材はもちろん、舞台照明、各種装置など業務用の設備品として大変便利です。
GPIM-16
GPIM-16は2つの9 ピンD-SUBソケットを使った16系統のGPI入力ポートを持つGPI→MIDIコンバーターです。
例えば16個のスイッチを接続して、それぞれのON/OFFに従って事前に設定したMIDI情報(ノート、コントローラー、プログラム・チェンジから選択)を出力できます。下図は2つのソケットにそれぞれ8 個のボタン・スイッチを接続してMIDIノート番号36〜51(デフォルト設定)を出力、それにより外部のMIDI音源を演奏できるシステムの例です。2台使えば合計で最大36個のボタンでの演奏が可能になります。
GPMX-16
GPMX-16はそれぞれ2つの9ピンD-SUBコネクタを使った16系統のGPI入力と16系統のGPI 出力を装備したGPI→MIDI、MIDI→GPIコンバーターです。
GPI→MIDIはGPIM-16と同等。MIDI→GPIはMIDI 情報で外部の16 系統の回路をコントロールできます。
下左図はデフォルトの設定に従いMIDI ノート番号36〜51を出力することで16個のLEDの点灯/消灯をコントロールするシステムです。電圧や電流に制限はありますが、右下の2 つ応用例のように交流の24VACや100VACの電球など制御も可能です。
記事内に掲載されている価格は 2022年9月26日 時点での価格となります。
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