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KORGが誇るモノフォニック・アナログ・シンセMS-20が、当時のアナログ回路を完全再現したフルサイズモデル「MS-20 FS」として数量限定4つのカラーバリエーションで復活することを発表しました!今年のNAMM 2020にて展示され、大きな反響を呼んだMS-20 FSが、満を持しての発売です。
「シンセサイザーのコルグ」というブランド・イメージを象徴するMS-20ですが、MS-20 FSでは当時のアナログ回路を完全再現し、2VCO / 2VCA / 2VCF / 2EG / 1LFO構成で、前期型/後期型2種類のフィルターを搭載。外部信号を加工するエクスターナル・シグナル・プロセッサーや自由度の高いパッチング・システムももちろん健在です。
粉体塗装(パウダー・コーティング)によるオリジナルのブラック(BLACK)以外に、グリーン(GREEN)/ ホワイト(WHITE)/ブルー(BLUE)/ の選べる4つのカラー・バリエーションをそれぞれ数量限定で用意しています。
Prophet-5もそうですが、今年に入ってビンテージと呼ばれるアナログシンセの復刻が話題になっており、MS-20 FSもソフトウェアの音源しか知らない若い新しい世代にもぜひ触れて欲しい魅力あふれる一台です!
MS-20とは
1978年に発表したコルグのモノフォニック・シンセサイザー「MS-20」は太く粘りのあるサウンド、強烈なアナログ・フィルター、自由自在なパッチングを特徴とし、プロ/アマ問わず高い評価を得た大ベストセラーです。
MS-20はオリジナルの販売が終了してからもこれまでミニサイズでの復刻や、2014年にも組み立てキットとしてごく少量のみフルサイズのモデルが生産されましたりするほか、ソフトシンセやゲームの開発など、数多くの関連製品を作ってきました。これにはファンによる根強い人気と長年培ってきたアナログ回路技術や、時代を超えるサウンドを忠実に後世に引き継ぎたいという、オリジナルを作ったメーカーとしての強い熱意が感じられます。
今回のMS-20 FSはそうした長年の思いの結晶であり、MIDI IN端子やUSB端子を搭載した現在進行形の「MS-20」でもあります。
MS-20 FS 主な特長
・当時のアナログ回路を完全再現。
・2VCO / 2VCA / 2VCF / 2EG / 1LFO構成。
・パウダー・コート塗装による4つのカラー・バリエーション。
・前期型/後期型2種類のフィルターを搭載。
・外部信号を加工するエクスターナル・シグナル・プロセッサー(ESP)。
・極めて高い自由度を誇るパッチング・システム。
・MIDI IN端子とUSB端子を搭載。
・ACアダプター仕様。
・パッケージ装丁や同梱マニュアルなど、隅々までオリジナルを再現。
オリジナルを作ったKORGによる本物のMS-20。登場から40年以上経った今、当時を知らない人、懐かしむ人も、このMS-20のサウンドに触れてみてください!
記事内に掲載されている価格は 2020年12月11日 時点での価格となります。
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